毒島

2016年1月2日 (土) 17:16時点におけるXE (トーク | 投稿記録)による版

毒島(Busuzima)

国連安全保障軍の軍人。階級は少佐。功績や面子に拘る強硬派で、広報2課やダイ・ガードの存在を疎んでいる。

極めて野心、功名心が高い人物で、ヘテロダインを自分の手で撃破して自分の手柄にしようとしているが、その都度失敗に終わってしまう。コクボウガーが運用され始めた際には大いに増長し、フラクタルノット回収の指示を出して失敗、逆にコクボウガーが大破するという惨事を招いた。

最終的には失敗が重なり、功を焦った結果ヘテロダインの生息範囲を拡大させてしまい、窮地に追い込まれる。責任を半ば取らされるような形でOE兵器の使用を提案、最終的にOE兵器の使用には躊躇いを見せながらも使用を決断するが、最終的には佐伯に止められることで使用を思いとどまる。こういった経験が幸いしたのか、小説版では第1巻のエピローグ辺りから義理堅く友好的な好人物へと生まれ変わっていた。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
本作では西島の会社乗っ取りに一枚噛んでいるが昔、ワッ太の父から受けた恩義故か21世紀警備保障竹尾ゼネラルカンパニーの合併話には乗り気ではなく、合併話が白紙になった際にはむしろ喜んでいた。このためか、本作では「なんだかんだで義理堅い良い人」というイメージが強い。

人間関係

赤木駿介達広報2課
彼らの存在を疎ましく感じている。
西島
第2次Z再世篇』では彼の会社乗っ取りに関与。連邦軍日本支部の勢力を盛り返すためにクラッシャー隊を取り込もうと考えており、その手始めにダイ・ガードを軍の管理下に置くべく彼に加担していた。だが、後述の理由により彼が進めようとしている21世紀警備保障と竹尾ゼネラルカンパニーの合併話には乗り気ではなく最終的に袂を分かつことに。

他作品との人間関係

竹尾道太郎
ワッ太の父親。『第2次Z』では軍人だった頃の道太郎に世話になっていた過去があり、その恩義故か21世紀警備保障と竹尾ゼネラルカンパニーの合併話には乗り気ではなかった。

スパロボシリーズの名台詞

「宇宙の何でも屋か……!」
「い、いや……日本防衛のためには仕方のないこと……か……」
第2次Z再世篇』第9話「ぼくらはみんな生きている」のエンドデモにて、西島との会話にて。西島は会社乗っ取りのために功績を立てるべく、竹尾ゼネラルカンパニーを吸収しようとしていたのだが、この話を聞いた毒島の頭をよぎったのは、その竹尾GCの先代社長の顔だった。
「…さすがは竹尾さんの部下の方々だ」
「あの人が軍にいた頃には随分と世話になったものですよ」
「そして、あの竹を割ったような性格はきっと息子さんである現社長に受け継がれているのでしょうな」
『第2次Z再世篇』第42話「父ちゃんから受け継いだもの」シナリオエンドデモにて竹尾ゼネラルカンパニーの社員たちの絆の強さを見た毒島はワッ太の父との関わりを話すのだった。
「私は軍人です。民間人の自由と財産を守る事が勤めである以上、彼等の選択を受け入れるだけです」
『第2次Z再世篇』第42話「父ちゃんから受け継いだもの」シナリオエンドデモにて、西島に「あんたはどっちの味方だ」と怒鳴られた際の返し。