xvb-fnc フォーンファルシア(Fawn Farsia)
第4部に登場。フラム・ナラが搭乗する「xvb-xd ファルシア」の発展機。原型機であるファルシアは、他のヴェイガン機に比べ二回りほど小柄で、ピンクのカラーリングが基調の女性的な体型が特徴的なXラウンダー専用機である。本機はカラーリングが薄いピンクとなっている以外は原型機と形状の違いはないが、機体性能自体は底上げされているようで、ガンダムとも渡り合うほどの性能を持っている。
ファルシアは通常の運用において、思考波の受信補助を兼ねた台座型の推進装置「ファルシアベース」に乗って行動していたが、フラム自身は正規教育を受けたパイロットであるため、フォーンファルシアはファルシアベースをオミットし、単体のMSとして運用できるように改良されている。
ラ・グラミス攻防戦においてオブライトのジェノアスOカスタムと相打ちになり、ディグマゼノン砲の照射に飲まれ消滅する。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場時には小説版の要素がアレンジされて拾われており、パイロットであるフラムが撤退を伝えるために、この機体に乗って現れ、忘れられない過去を思い出したフリットを激怒させた。
- 条件を満たしていると、ガンダムレギルスやギラーガ改と共に自軍に加入する。終盤での加入になるが、運用するならストーリー中でもフラムとの絡みがあり、武器の射程も噛み合う法術士ニューと組ませるのも悪くないだろう。
装備・機能
武装・必殺武器
- ビームバルカン / ビームサーベル
- 両手に搭載されたヴェイガン製MS特有の固定武装。
- フォーンファルシアソード
- 背中に装備された実体剣。
- フォーンファルシアビット
- 花状の遠隔誘導ビーム砲。劇中ではビットを円形に配置し五芒星状のビームフィールドを形成、そこにバトンのビームを打ち込むことで大出力のビームを発射する大技も見せていた。小型ながら出力は高く、集中連射でガンダムAGE-FXのCファンネルビームバリアをも突破していた。
- 拡散ビーム砲
- フォーンファルシアバトン
- フォーンファルシアの新規武装。格闘戦用の鞭状ビームと射撃用の散弾状ビームを発生する他、さらにバトンの先端に5基のビットを合体させることで、砲撃力を高めることができる。ビームライフルとしても使用できる。
- フォーンファルシアバトン(強)
- BXではビットとの連携攻撃がこの名義で登録されている。ビットを展開して五芒星を描いて砲撃、つづけてビットを射出してオールレンジ攻撃をかける。味方時にはフラムのイメージが直接攻撃しているようなトドメ演出が用意されているが、これを含めてフラムのカットインが都合4回も入るという謎の力の入れようになっている。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
対決・名場面
関連機体
- ファルシア
- 第1部にて、ユリンの搭乗していた原型機。
- フォーンファルシアP、フォーンファルシアX
- ゲーム版で登場したフォーンファルシアのカラーバリエーション。Pは空色、Xは金色。なお、フォーンファルシアタイプの機体は全てこちらで使用することができない。