YF-30 クロノス(Chronos)
- 登場作品:マクロスシリーズ
- 分類:可変戦闘機【バルキリー】
- 形式番号:YF-30
- 全長:18.84 m(ファイター時)
- 全高:4.02 m21b(ファイター時)
- 空虚重量:11.920 kg
- 動力:熱核反応炉
- 推進機関:新星/P&W/RRステージII熱核反応タービン FF-3001/FC2×2、P&W高機動バーニアスラスターHMM-9、スラスト・リバーサー、3D機動ノズル装備
- 推力:2,110kN×2
- 開発者:アイシャ・ブランシェット
- 所属:S.M.S.ウロボロス支社
- 主なパイロット:リオン・榊
- メカニックデザイン:河森正治
S.M.Sの惑星ウロボロス支社がアイシャ・ブランシェットの設計の元、独自開発した試作機。
概要
YF-24系に属する機体であり、特徴であるISCやEX-ギアなども採用されている。性能は高く、無人機と同等以上の機動性を持つ。
YF-29 デュランダルに搭載されているフォールドウェーブシステムを改良したフォールドディメンショナルレゾナンスシステムを搭載しており、YF-29同様に系列機を凌駕する高性能を発揮すると共に、これまでは不可能であったフォールド断層の突破を可能としている。本来この機体はS.M.S.オーナーであるリチャード・ビルラーがフォールド断層突破の為の「可変超時空突入艇」計画として開発されたもので、新統合軍への技術開示を避ける為に新型VFとして開発を行った経緯があり、上記のウロボロスでの開発の本当の理由もこの点が大きい。システムに使用されているフォールドクォーツは、プロトカルチャー由来の遺跡から産出されるものを用いている。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 当初はフォールド断層の突破で無理が祟ってオーバーホールされてしまった為、参戦は中盤から。YF-25 プロフェシーの改造段階を引き継ぐ。
- 最新鋭機の名は伊達ではなく、スーパーパック装備のYF-29 デュランダルより運動性が5高いが、反面追加装甲が無い為か装甲は下回る。武器攻撃力はデュランダルと同等だが、弾数が多いのが特長。いまいちパッとしなかったプロフェシーの時とは違い火力も機動力も格段に上昇する為、十分主力として活躍できる。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- 12.7mmビーム機銃
- 頭部左右1門ずつ追撃用として装備されている。
- シールド
- 左腕に装備。
- アサルトナイフ
- バトロイドでの近接戦闘用に用意された実体剣。ピンポイントバリアで覆うことで切断力を上昇させる。シールドに収納。YF-24系の共通装備。
- 新型重量子ビームガンポッド
- 新型ガンポッド。連射モードと高威力の単射モードの二種類の射撃機能がある。
- 新型重量子ビームガンポッド(連射)
- 新型重量子ビームガンポッド(単射)
- マルチパーパス・コンテナユニット
- 最大の特徴である多目的コンテナ。従来のVFシリーズのスーパーパック等オプション装備に該当する装備である。原作ゲーム中ではマイクロミサイルポッド以外のコンテナは登場せず、最後まで装備する。小説版では、MDEビーム砲が登場するが、設定画は無い。
- マイクロミサイルポッド
- 両面に18問ずつ全36門のマイクロミサイルポット。パッケージイラスト等は本コンテナを装備してる。
- MDEビーム砲
- 小説版でのみ装備するビーム砲。SRW未実装。
- 大型ビーム砲
- 『マクロス 超時空ゼミナール!!』にて河森正治氏がレゴブロックでの説明時に説明された装備。マイクロミサイルポッドを90度回転したような装備である[1]
- 電子戦用パック、ブースター、兵員輸送コンテナ
- どれも本編未登場で、文字設定のみ。原作ゲームでは、アイシャからコンテナについての説明時に触れられる程度。SRW未実装。
必殺技
- ISCマニューバー
- ファイター形態で使用できる、火器一斉射。
- 一斉射撃
- バトロイド形態で用いられる火器の一斉射撃。クロノスの武装(両形態)の中では一番攻撃力が高い。
- 12.7mmビーム機銃、新型重量子ビームガンポッド、マイクロミサイルポッドの一斉射撃後、マルチパーパス・コンテナユニットを180度回転させ、再度、マイクロミサイルポッドを全弾発射する。
- トドメ演出に公式立ち絵のポーズのYF-30が爆発を背にカットインする。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
カスタムボーナス
機体BGM
- 『プラネット・クレイドル』
- 『BX』にて採用。
関連機体
- YF-24 エボリューション
- 開発母体となった機体。
- YF-25 プロフェシー(VF-25 メサイア)、YF-27 シャヘル(VF-27 ルシファー)、YF-29 デュランダル
- 姉妹機。
脚注
- ↑ あくまで氏がレゴブロックでの説明時に出てきた例え話の可能性が高いため、正式な装備ではない可能性がある。