バルゴラ・グローリーS

2015年8月19日 (水) 21:31時点におけるSilva (トーク | 投稿記録)による版

バルゴラ・グローリーS(Virgola Glory Star)

新世時空震動翠の地球に飛ばされたバルゴラ・グローリーが、同機を入手したサイデリアルの技術者達の手により改修された姿。

VWFSの出力増強を目的としたブースターポッドが追加され、最高速度が大幅にアップした。また、スフィア研究において地球より遥かに上のレベルにあるサイデリアルによってガナリー・カーバーにはスフィアの制御システムが加えられた。これは、より効率的に次元力を引き出すと同時に、使用者の意思をダイレクトにスフィアに伝えるためのものであり、これまで以上にスフィアと搭乗者であるセツコの一体化に成功し、破格の攻撃力を引き出す事となった。

反面、武装がガナリー・カーバー頼みという弱点は全く解消されていない。また、スフィアの覚醒によって有機・生物的な形状に変質していたガナリー・カーバーは、元のバルゴラの物に近い機械的な形状に改装されている。サイデリアルにとっては地球側の技術の実験台でもあり、ミドリの星の技術が詰め込まれている。スフィアの力で戦うことを前提にしているためか、本体依存の武装でスフィアの影響を受けられないレイ・ピストルは外されている。

前線基地で保管され、スフィアの実験に使われる予定だったが、セントラル・ベースでオリオンがクラッキングしたデータから場所が割れ、奪還戦においてセツコがサード・ステージへと覚醒したことにより自律起動、彼女の搭乗機としてサイデリアルとの戦いに身を投じることとなった。

なお「S」は「スター」のことで、フルネームは「バルゴラ・グローリースター」となる。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
初登場作品。第10話でセツコが乗り換える。エイクロス・カスタムの改造を引き継ぐ。攻撃力が絶対的に不足しており、強力な機体とは言い切れない。後の天獄篇でもそうだが、マップ兵器の「ハイ・ストレイターレット」が優秀なので、特殊スキルのヒット&アウェイ戦術待機でアシスト役に徹するのがベスト。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
蒼の地球ルート11話で加入し、最強武器は中盤で追加される。P武器が射程が長いとはいえないバーレイバー・サイズとGSコンバット・アクションしかなく、最強武器が非P属性のALL武器とやや癖が強い機体となっている。
ザ・グローリースターが解禁されるまで全体攻撃が出来ず、セツコがデフォルトで援護攻撃を持っていない、P武器の射程は短いが「加速」がない、と主人公機の中では若干使いづらい部類。傾向の似ているリ・ブラスタTの方はクロウが援護攻撃と「加速」を持つためその点が浮き彫りになりがち。「集中+」を生かしたサブに回すか、養成で援護攻撃をつけるのがいいだろう。一撃の火力はそこそこあるのでマキシマムブレイクのおともに。推奨タッグはジェニオン。エースボーナスの相乗でダメージが跳ね上がる上、ヒビキの援護攻撃を存分に生かせる。メインを張る場合はヒット&アウェイがほぼ必須となるので、「加速」の使えるユニットと組みたい。
ちなみにザ・グローリースター解禁時にはアン・アーレスとのイベント戦闘があるが、実はここでアン・アーレスを撃墜してイベントを起こすと、イベント戦闘史上最大の999999ダメージをたたき出す

装備・機能

武装・必殺武器

ナウティラス・カーバー
ガナリー・カーバーが「悲しみの乙女」の影響で変化した姿で、これが正式名称。主兵装にして生命線。「悲しみの乙女」はこれに搭載されているため、これがなくなると相変わらず何も出来なくなる。サイデリアルの改良によって、外装が追加された。
バーレイバー・サイズ
バーレイ・サイズの発展型。エネルギーエッジを出力して切り裂き、間合いを取ってから刃を飛ばして切り裂く。
ブイ・ストレイターレット
ライフリングした弾丸で射撃。
ハイ・ストレイターレット
MAP兵器。任意方向1列を攻撃。
GSコンバット・アクション
グローリー・スターの戦技による連続攻撃。ブイ・ストレイターレットの弾幕で牽制した後ヘルプ・ストライクで突っ込み、「悲しみの乙女」の力を乗せたジャック・カーバーで一刀両断する。
ザ・グローリースター
部隊名「グローリー・スター」の名を冠すバルゴラ最強の武器。この武装の使用時のみガナリー・カーバーの外装が展開し改良前の姿が一部垣間見れる。連獄篇では使用できない。ちなみにグローリーの時と異なりナカグロが一つ減っている。
なお、ポジションに着くまでにおとめ座軌道を描く

関連機体

バルゴラ
大本の機体で、1号機。
バルゴラ・グローリー
この機体を改修して作られた。
ガンレオンリ・ブラスタアリエティス聖王機ジ・インサー尸逝天ジェミニアジェニオンプレイアデス・タウラアン・アーレスシュロウガ・シン
他のリアクト・マシン