- 1991年4月3日 ~ 1992年3月25日放映(テレビ東京系) 全51話
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦GC(2004年)
概要
地球の守護神エルドランからスーパーロボット「ライジンオー」を与えられた少年少女が地球防衛組を結成。地球侵略を開始したジャーク帝国に立ち向かう。英語表記は「MATCHLESS RAIJIN-OH」
『エルドランシリーズ』の第1作目。授業中の小学校から巨大ロボが発進し、教室が司令室に変形するという大胆なシチュエーションは当時の視聴者の度肝を抜いた。「友情」や「友達」、「敵との和解」といったシリーズのプロットは、本作で概ね完成している。
シリーズ第1作にして最大の人気作と言え、イベントが開催されたり続編OVAが製作されるなど、絶大な人気を誇った。他にも数多くのドラマCDやキャラクターソングCDが製作され、ノベライズも刊行されるなど、様々な展開を見せた。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
地球防衛組、およびその協力者
- 日向仁
- 月城飛鳥
- 星山吼児
- 白鳥マリア
- 小島勉
- 今村あきら
- 小川よしあき(ヨッパー)
- 近藤ひでのり
- 佐藤大介
- 高森ひろし
- 池田れいこ
- 石塚織絵(ポテト)
- 泉ゆう
- 栗木容子(クッキー)
- 坂井ときえ
- 島田愛子(ラブ)
- 春野きらら
- 真野美紀
- 防衛隊の長官。本作の時点では、まだ「武田」という苗字は設定されていなかった。
エルドラン
ジャーク帝国
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
地球防衛組
ジャーク帝国
邪悪獣
その他
- ジャークサタン
- グレートジャークサタン
- ワルーサ
OVA『陽昇城カラクリ夢日記』に登場
用語
楽曲
- エンディングテーマ
登場作と扱われ方
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 2Dスパロボには初参戦となる。本作ではライジンオー単独参戦。
- 既に地球防衛組の存在は一般的に認知されており、勇者王ガオガイガーや機動戦士ガンダムAGEとのクロスオーバーも成されている(特殊援護台詞もある)。
- 気になっていた「地球防衛組の本拠地は陽昇学園の教室」という問題は、エルドランの手でディーヴァ内に教室を司令室ごと移植すると言う斜め上の手法で解決している(下記のXOと違いディーヴァ側の用意はほぼ全くなく、飛鳥も「最悪剣王達を一緒に運んでくれればなんとか戦える」と言っていた矢先である)。
- 本作では、原作には無かった仲間との死別や、自分勝手な理屈で他者を攻撃する汚い大人達との戦いを何度も経験する事になった為、部隊の年長者達から精神面を心配される事が多い。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- 初参戦作品。序盤スポット参戦した後、主人公やワッ太同様ホワイトベース隊への参加要請があったようなのだが、PTAの圧力のため日本に居残り[1]。正式加入はガンドールが地球に帰ってくる中盤以降になる。また、ホワイトベース内に何の説明もなくいつの間にか司令室ができている。
- スーパーロボット大戦XO
- 『GC』の移植である為基本的に『GC』と同じだが、巨大からくり雷神王が登場しなくなっている。一方で司令室の問題については防衛組に提供したホワイトベース内の一室があっという間に司令室化したと説明されている(説明はブライトの一言でのみだが)。
- スーパーロボット大戦NEO
- 二度目の参戦。他のエルドランシリーズとの競演を果たし、シリーズ全作そろい踏みとなった。やはりシリーズ全作が揃うだけに、他のエルドランシリーズとの絡みやクロスオーバーが多い。
- また、隠し要素としてベルゼブらを仲間にできるので、原作ではOVA第3巻のラストでしか見られなかったライジンオーとジャークサタンの共闘を、心行くまで堪能できる。
- スーパーロボット大戦OperationExtend
- 原作終了後なので、最初からゴッドライジンオーが使用できる。比較的早い段階でスポット参戦し、他のエルドラン組に先駆けて正式参入する。
主要スタッフ
- 制作
- サンライズ(第5スタジオ)
- 監督
- 川瀬敏文
- シリーズ構成
- 園田英樹
- キャラクターデザイン
- 武内啓
- メカニックデザイン
- やまだたかひろ
- 音楽
- 田中公平
脚注
余談
- ノベライズあとがきによれば、本作の企画時、園田英樹氏は『ライジンオー伝説化計画』という案を提示したという(詳細は本編中に記載されたものとほぼ同じとのこと)。
- 実際のTVシリーズのストーリーには採用されなかったものの、後に同じエルドランシリーズとして製作された『熱血最強ゴウザウラー』のストーリー展開は、その『ライジンオー伝説化計画』が下敷きとなっている可能性が高い。
- 内田健二プロデューサーは後年のインタビューで、ライジンオー制作にあたり、かつて自身が制作進行として参加した『無敵ロボ トライダーG7』の精神を継承した作品を作りたかったと語っている。
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