キオ・アスノ

キオ・アスノ(Kio Asuno)

機動戦士ガンダムAGE』キオ編以降の主人公。素直で天真爛漫で心優しく正義感も強いという良い子を体現したような人物だが、その一方、世間知らずさや頑固な面もある。

地球圏の都市・オリバーノーツにて家族と共に暮らしていたが、ヴェイガンの地球侵略が切掛となり、祖父フリット・アスノからガンダムAGE-3を託され、ヴェイガンとの戦いに身を投じていく。

幼い頃、MSシミュレーターをフリットからゲームとしてプレゼントされており、知らずのうちにパイロットとしての教育をされていた(これは孫を自らの戦力に育てんとするフリットの策略とも考えられる)。そのためか、フリット・アスノをはるかに凌駕するXラウンダー能力とキャプテン・アッシュ]]譲りの高いMS操縦技術を有しているものの、戦争をゲーム感覚で捉えるなど倫理観が危うい節もあった。誕生直後にアセムが生死不明となった影響もありフリットを一家の中で特に慕っており、当初は彼に言われるがままに戦っていたが徐々に自分なりに戦う事への意義を探していく。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。声優の山本和臣氏は本作でシリーズ初出演。また、彼が初登場時に所持していた携帯ゲーム機がスキルパーツとして登場。

人間関係

家族・友人・地球連邦軍

フリット・アスノ
祖父。前述のとおり、おじいちゃんっ子であり一家の中で特に慕っている。
アセム・アスノ / キャプテン・アッシュ
父。当初はアセムが生死不明であったため、家族の中で唯一面識が無かった。
ロマリー・アスノ
母。髪色は彼女譲り。
ユノア・アスノ
叔母。キオとの仲は良好。衛生班長としてディーヴァに乗り込んでおり、キオのカウンセリングもたびたび行っていた。
エミリー・アスノ
祖母。劇中ではキオ誕生時と最終回エピローグでのアスノ家の肖像画でしか一緒にいるシーンが描かれなかった。小説版ではガンダムAGE-FXの開発に携わる。
ハロ
AGEシステムのサポートメカ。普段は一緒に行動しているが、ディーヴァに乗ってからはウェンディが主に面倒を見ていた。ブルーレイ最終巻の特典イラストでは共にエッチな本を読んでいた。
ウェンディ・ハーツ
友人で、共にディーヴァに乗り込む。終盤はキオの戦争終結への決意に共感していた。小説版ではゲーム仲間でもある。
レブルス・ラモンド、ケイン・ロイス、ロジー・ミリウ
友人たち。休日を利用してみんなでMSエキシビジョンを観に行く途中、事件は起こった。
セリック・アビス
ディーヴァ所属のMS隊隊長であり、兄貴分となる。
シャナルア・マレン
セリック率いるアビス隊の女性隊員。キオの教育係となり、キオも慕っていたが…

ヴェイガン

フェザール・イゼルカント
ヴェイガンの支配者。キオがヴェイガンの捕虜になった際には「この子は特別だ」と収容所送りにせず、国賓級の待遇を与え、ヴェイガンの世界を見るよう促した。
ゼハート・ガレット
ヴェイガンの前線司令官。オリバーノーツを焼き払った件もあり、キオにとっては宿敵のような存在。
ルウ・アノン
ヴェイガンの首都コロニー・セカンドムーンで暮らす少女。捕虜となったときに知り合い、親交を深める。
ディーン・アノン
ルウの兄。彼とも親友になる。後にディーンは軍に志願、戦場で再会することとなる。
ロミ・イゼルカント
イゼルカント夫妻の息子で、作中ではすでに故人。髪の毛の色以外はキオと瓜二つ。


名台詞

(今日は勇気の日。長い戦争が始まった日…。もし、この戦争がなかったら僕は父さんに会えたのかな? 天国の父さん。戦争はまだ終わってません…)
第29話「じいちゃんのガンダム」でのモノローグ。
「よろしくね…ガンダム!」
第29話ラストにて、ガンダムAGE-3へ向かって。
「僕とガンダムがこの戦争にトドメを指す!」
漫画『クライマックスヒーロー』より。当作品でのキオはアニメ本編以上に明朗快活な性格となっている。

搭乗機体

ガンダムAGE-3
キオ編での搭乗機で実質専用機。
ガンダムAGE-FX
三世代編での搭乗機。

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