- 1988年 ~ 1993年 カードダス展開
- OVA(ジークジオン編) 1990年3月23日~1991年3月21日 全4話(全4巻)
- 劇場映画(聖機兵物語)1993年3月13日公開
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦BX(2015年)
概要
横井考二氏が描いた騎士風のSDガンダムのイラストを元に、当時人気であったコンピュータRPG風の異世界を舞台とした作品。『武者頑駄無』や『三国伝』とは異なり、MSをモチーフとしたキャラと人間が共存している世界観が特徴。
『ジークジオン編』『円卓の騎士編』『聖機兵物語』『機甲神伝説』の4部が展開され、以後のシリーズは『新SDガンダム外伝』へと続いていく。
基本的に玩具展開がメインだが、一部作品はアニメ展開もされている。また、一部のキャラクターの声を元となったキャラクターの声優が担当している。
作品名 | 公開日 |
---|---|
SDガンダム外伝 ラクロアの勇者 | 1990年3月23日 |
SDガンダム外伝II 伝説の巨人 | 1990年5月25日 |
SDガンダム外伝III アルガス騎士団 | 1990年12月25日 |
SDガンダム外伝IV 光の騎士 | 1991年3月21日 |
SDガンダム外伝 聖機兵物語 第1章・第2章 | 1993年3月13日 |
ストーリー
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
主要人物
- 騎士ガンダム[1]
- 戦士ガンキャノン
- 僧侶ガンタンク
- 僧侶という肩書だが魔法使いに近い扱い。アニメではあまり目立った活躍が無いが、各種テレビゲームでは貴重な後衛として欠かせない存在。特にGBソフト「ラクロアンヒーローズ」では不気味な笑いを浮かべながら敵兵の食事に睡眠薬を盛るという迷シーンがある。
- 騎士アムロ
- アニメでは正義感に溢れる勇敢な少年として描かれ、相棒の天馬ホワイトべースに騎乗し騎士ガンダムを支援する。後にスダ・ドアカ・ワールド全土に活躍の場を広げ、旧SD外伝シリーズを繋ぐ重要人物となる。声優ネタなのか、天馬ホワイトベースのことを「ペガサス」と呼ぶ。
- フラウ姫
- レビル王
- 騎士セイラ
- 武闘家ネモ
- 妖精ジムスナイパーカスタム
- 妖精キッカ
- 謎の騎士シャア
- 黄金の騎士
アルガス王国
ジオン族
- 魔王サタンガンダム
- 闇の皇帝ジークジオン
- マッドゴーレム
用語
- スダ・ドアカ
- 騎士ガンダムシリーズにおける世界。「スダ・ドアカワールド」と呼ぶ事も多い。名前は「カードダス」の逆さ読み。
- SDガンダムはシリーズによって主に展開される玩具媒体が異なっており(たとえば三国伝ならBB戦士)、外伝の場合はカードダスをメインに展開された事が由来。
- ラクロア王国
- 『ジークジオン編』第1・2・4章の舞台で後のシリーズにも登場。
- 伝説の地として崇められているが、ジオン族の脅威が迫っている。
- アルガス王国
- 『ジークジオン編』第3章の舞台。ガンダム族発祥の地。
- MS族
- モビルスーツ族という機械生命体。固い装甲に柔軟な筋肉をあわせもつ戦闘に長けた種族で、往々にして人間を上回る武力を誇る。
- ガンダム族
- MS族の一派。ユニオン族に所属することが多い。スダ・ドアカの神にして竜族の出である黄金神と酷似した容姿をもつことから、神の騎士として特別視されている。
- レッドウォーリア一族と呼ばれる分派がいる。
- バーサル騎士
- スダ・ドアカ最高の騎士に与えられる称号。「バーサル」は「宇宙世紀(ユニバーサル・センチュリー)」から。
登場作と扱われ方
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。公式サイトの作品解説によるとOVA版が原作扱い。現時点ではニンテンドーダイレクトに剣士ゼータがいる事から少なくとも『アルガス騎士団』まで、もしくは以降の展開が確定している。
- 公式ラジオの情報によると、騎士アムロといった人間側の登場人物は、同じ世界に同一人物が存在することが出来ない為に登場せず、MS族もユニオン族はアルガス騎士団のみの登場である事が示唆されている[2]。『機動戦士ガンダムUC』が参戦しているためSDガンダムシリーズとしてはスパロボにおいて初めて宇宙世紀ガンダムシリーズとの共演を果たすこととなった。
- なお、参戦理由として「UXでの『三国伝』参戦が好評だったため」と雑誌でのインタビューで明らかにされている。
主要スタッフ
OVA版のもの。
- 制作
- サンライズ(第5スタジオ)
- 監督
- アミノテツロー(現:アミノテツロ)
- キャラクターデザイン
- レイアップ、横井孝二、桧山智幸
- 横山彰利
- 音楽
- 岡田徹
余談
商品情報
DVD-BOX
書籍