尸冥爪

2015年7月19日 (日) 15:41時点におけるオオクラ (トーク | 投稿記録)による版 (→‎尸冥爪・絶)

尸冥爪(しめいそう)

鬼宿が使用する生体兵器。カニのような姿と黄色の外装、一つ目と巨大なハサミが特徴。隊員たちが「消滅しようとする力」を操ることによって次元力を制御し、それで動くという類を見ない制御系を持つ。

分厚く強固な装甲と、横移動かジャンプで動くという特異な動き方によって守りに優れ、突進力と装甲により攻撃力もある。銀河の歴史の中でもかなり古くから存在していたが、実際に目撃した記録は少なく、サイデリアルの中でも謎の存在。

その正体は、鬼宿の至宝・尸逝天の量産型……ではなく幼生。つまり尸逝天の子供である。 そもそも尸逝天とは兵器ではなく、生と死の狭間を渡り、理を超越して存在する、鬼宿の総領が代々受け継いで来た由緒正しい生き物の死骸である。そして、尸逝天は死骸でありながら、生と死を超越しているがゆえに生き物として活動しており、その幼生を武装したのが尸冥爪である。

モチーフは恐らくシオマネキ。

尸冥爪・絶

尸刻の専用個体で、違いは外装が黒いことのみ。能力は一般個体と大差ないのだが、尸刻が乗ると通常以上の力を発揮する。これは、素体となった幼生が尸刻に懐いているのが原因。

ラース・バビロン防衛戦でZ-BLUE撃破されたことで死亡し、尸刻は以後通常の尸冥爪を使用している。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
絶は序盤から尸刻が乗って現れ、一般個体は離脱ルートの第23話から登場。2000超えの装甲と1Lのサイズが相まって非常に硬く、高い照準値によって当ててくる。終盤戦ではHPが20000に迫る上に数が多く、とにかく倒しづらい。ただし、サイデリアルのほかの部隊と異なりバサラの歌でダメージを受けるため、MAP兵器で削りつつ気力を下げてしまうのも手。
絶は終盤、尸刻の気力が130を越えた場合、エースボーナスで「不屈」がかかるようになるのに注意。

装備・機能

武装・必殺武器

鬼光衝(きこうしょう)
ハサミから負の次元力を弾丸にして飛ばす。尸逝天と同じ技だが数は2つだけ。
葬爪(そうそう)/葬爪・絶(そうそう・ぜつ)
「冥・闇・燐」の歌で力を解放し、飛び掛って殴り飛ばす。その後、相手に接近して左のハサミで往復ビンタを食らわせ、最後に巨大化させた右のハサミで挟み潰す。

特殊能力

幼生であるためか、特に能力はない。

移動タイプ

飛行可能。カニなので水中戦も得意だが潜らない。

サイズ

1L

関連機体

尸逝天
親。幼生という点からするに、尸冥爪が成長するといずれ尸逝天になると思われる。