プラン1055 ベリアル(Plan-1055 Beliar)
- 登場作品:フルメタル・パニック! (原作小説版)
- 分類:アーム・スレイブ
- 動力:パラジウムリアクター
- 開発者:レナード・テスタロッサ
- 所属:アマルガム
- 主なパイロット:レナード・テスタロッサ
- メカニックデザイン:海老川兼武
レナード・テスタロッサが搭乗するアマルガムのAS。ラムダ・ドライバ(ΛD)の搭載機であるが、実質的にレナードの専用機として扱われている。
外見上の特徴としては、翼を有していることが一番大きい。この翼はΛDを利用した飛行システムの媒体であり、物理法則を無視した、まさに変幻自在というべき三次元機動が可能となっている。ARX-7 アーバレストやARX-8 レーバテインと同様にツインアイのメインセンサーを装備し、頭部には左右非対称の角がある。武装についてはほとんどわかっておらず、背中にあるとされる謎の兵器のほかには、左腕の40mm機関砲と、ΛDを使用した砲撃兵装「アイザイアン・ボーン・ボウ」のみが明らかとなっている。
「1055」の番号が示すとおりプラン1056 コダールよりも前に設計された機体であり、武装も最低限のものだが、レナードの能力により最強クラスの力を発揮し、素手でアーバレストを完膚無きまでに破壊できるほど。レーバテインに対しても飛行可能による優位性、更にアイザイアン・ボーン・ボウの追加によって終始優勢だった。レーバテインが勝てたのは相良宗介とアルによる巧みな連携とレナードの動揺による隙あってのものであり、間違いなく作中最強のASと言える。
機体名の由来はソロモンの72柱の悪魔の一体「ベリアル」から。なお、ベリアルは元は高位の天使であったが、罪を犯したことによって堕天使となった過去を持つ。本機が翼を持っているのは、名称の元となった悪魔(堕天使)の経歴に由来するものだろう。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 初登場作品。原作どおりレナード機として登場。初登場時のHPは1万にも満たないと言うザコ量産機かと見紛うばかりの低さだが、あのオーバーマン以来となるとんでもない能力を所持しておりリアル系屈指の強敵として襲い掛かる。運動性・照準値も最高クラスで各武装の命中率補正も高く、レナードが天才持ちである為フル改造したユニットでも油断はできない。EN回復が無いので∀ガンダムの月光蝶を食らわせるとだいぶ楽になる。
装備・機能
武装・必殺武器
- 40mm機関砲
- 左腕に内蔵された機関砲。
- 手刀
- ASの装甲を容易に貫く威力を持つ。
- アイザイアン・ボーン・ボウ
- レーバテインに対抗するため装備された兵器。ラムダ・ドライバの力場を矢として射出するクロスボウであり、速度は射出即着弾という恐るべきもので、これに対した宗介は「見えない矢を防御するイメージ」が出来ず苦戦を強いられた。最終的にはデモリッション・ガンとの打ち合いに競り負け破壊された。
特殊能力
- オールキャンセラー
- ラムダ・ドライバ
- ベヘモスやプラン1056 コダールのと同様のバリアだが、オムニ・スフィアから直接力を引き出している為か性能は桁外れ。消費ENは0で気力制限無し、全属性ダメージを90%カット、直撃・バリア貫通無効(マキシマムブレイクの効果も受けない為無効化は不可能)、よって実質HPは表記されてる数値の10倍、というとんでもない事になっている。加えてレナード本人のガードとエースボーナスである全体化分析による相乗効果で、最終的なダメージはなんと92.8%もカットされてしまう。サイズ差によるダメージ変動、プレースメント補正、分析による与ダメージ増加補正は有効なのでこれらを総動員して攻撃すべし。本人が底力を持ってない事と他のラムダ・ドライバと違い気力による強化は無い事が救いか。
移動タイプ
対決・名場面
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