シレーヌは『デビルマン』の登場キャラクター。
シレーヌ | |
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漢字表記 | 死麗濡 |
登場作品 | デビルマン (原作漫画版) |
声優 |
榊原良子(OVA版・SRW) 田中敦子(crybaby) |
デザイン | 永井豪 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
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異名 | 妖鳥 |
分類 | デーモン |
概要
頭部から巨大な翼を生やした女性型デーモンで、妖鳥シレーヌの異名を持つ。
手足は鳥のようになっており、後は股間を羽毛で隠しただけの煽情的ながらも逞しさを感じさせる姿をしている。OVA版では戦闘意欲が高まると、眼元付近がアイシャドウの如くピンク色に染まる。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。ワールド1第7話から登場するボスユニット。攻撃&回避タイプ。声はOVA版の榊原氏を起用。
- さすがに原作通りのデザインはまずかったためか、OVA北米版や実写映画版などを参考にした胸も羽毛で隠した姿になっている。
関連作品
- バトルドッジボールII
- 「ダイナミックウォーズ」にデビルマン、マジンガーZと共に所属。必殺技Lv1がグラビティボム、Lv2が合体「カイム」。
- TV版での参戦だが、デザインは漫画版がベース。羽毛がレオタード状になっていて肌の露出がとても抑えられている。
身体機能
技・必殺技
- 鉄のツメ
- 手足の強力なかぎ爪。約5000ボルトの電流が流れており、不動明を変身不能の状態に陥れた。
- 飛鳥了に銃撃された際は腕を引きちぎって念力で飛ばすという芸当も見せた。
- 『DD』では通常攻撃。
- 触角
- 頭部から生えている2本の触角。嵐を呼んだり引きちぎった腕をコントロールするなどの念力を発する。
- 腕のコントロール範囲は半径約20km圏内まで遠隔操作可能。
- 妖鳥のはばたき
- 翼を羽ばたかせて強風を起こし、樹木を飛ばして攻撃する。
- 『DD』では必殺技。
- グラビティボム
- 『バトルドッジボールII』で使用する必殺技。輝く左手を振り下ろし敵全体にダメージを与える。
- 合体「カイム」
- 同じく『バトルドッジボールII』で使用する必殺技。
サイズ
- SS
人間関係
名台詞
- 「風よ! 吹け~~~っ うつくしき月よ そなたはこれから起こることを見ないほうがいい みにくい血でそまりたくないならば」
- 牧村家の屋根に降り立ち、嵐を呼んで月光を遮りながら詩的につぶやく。
- 上記の台詞は『マジンガーZ対デビルマン』客演時にも引用されている。
- 「わたしは…勝てるだろうか…デビルマンに…地獄の野獣とよばれ かずおおくのデーモンをふるえあがらせた勇者アモン その勇者アモンに人間 不動 明の強じんな意志と頭脳がくわわり…いぜん以上の超悪魔と化しているという…おそるべしデビルマン!」
- 襲撃直前、さらなる強さを得たというデビルマンを恐れつつ。
余談
- 永井豪は漫画『激マン!』で、シレーヌはアニメ側の『女デーモンが欲しい』という要望に応える形で作られたキャラで、名付け親はアニメ版の脚本家・辻真先であったことを明らかにしている。
- アニメ版では漫画とは対照的に青い肌に紺色の翼など青系統のカラーリングであり、恰好もテレビの規制に合わせてボディコン状のドレス姿となっている。永井は漫画同様の裸体準拠で出したかった様子。中盤の山場を担っている原作とは違い、一介の妖獣として扱われている。
- また、アニメ版では「マダム・シレーヌ」とも呼ばれており、派生漫画である『デビルマンG』でもこの呼び名が用いられている。
- 頭部に翼が生えているという特徴的なデザインからマジンガーエンジェル版ミネルバXやマジンカイザーSKLのウイングルなどのデザインに強く影響を与えた名キャラクター。
- 腕を飛ばす攻撃が後のロケットパンチの元ネタとなったとされており、『激マン!』内でもそう解説されているが、『マジンガーZ編』にて実際はマジンガーの方が先に企画されており単に記憶違いだったと訂正している。
- 外伝作品や派生作品ではアモンへ淡い恋心を抱いている事が多く、叶わぬ恋に悩み苦しむ悲劇のヒロインポジョンになる事も多い。
- 「劇場版マジンガーシリーズ」『マジンガーZ対デビルマン』の前日談になる漫画『デビルマン対ゲッターロボ』ではメカザウルスと合体し、「劇場版マジンガーシリーズ」の後日談になる『ダイナミックヒーローズ』ではデビルマンの攻撃で重症を負ったためDr.ヘルに改造されてサイボーグになっている。
商品情報
SRWでのデザインは下のOVA北米版を参考にしている。