リーロン・リットナー(Leeron Littner)
リットナー村に住んでいたオカマ。代々リットナー村の武器庫の番人だったらしく、この世界では珍しく文字が読める。
同郷のヨーコやダヤッカなどからは「ロン」とも呼ばれる。科学技術に深い造詣があり、強奪兵器ばかりのグレン団を裏から支えた。
イケメンやショタキャラには目がなく、よく誘惑しようとしていた姿が見受けられる。
普段の言動はイロモノキャラそのものだが、その実いかなる物事にも動じず(ただし、自分が修理したメカが破壊された時だけは例外)、常に冷静かつ客観的に考えることが出来るかなりの切れ者である。
そのキャラクターもさながら、声優である小野坂昌也氏のオカマ演技が光ったキャラクターである。
余談だが、TV版のエピローグでは最終決戦の後から数十年の時が流れ、主要人物達も相応に加齢した外見になっていた中で(不老不死のヴィラルを除いて)唯一殆ど年を取っていない(少なくとも外見に加齢の影響が見受けられない)。
名前の由来は「理論」及び「ロンリー」。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。ダイグレン入手後はサブパイロットとなる。なおサブパイロットなので攻略上関係ないが、内部的に性別は「なし」となっている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 基本NPCだが、バーストスピニングパンチのときに台詞がある。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 今回は終盤、超銀河ダイグレン、超銀河グレンラガン、天元突破グレンラガンのサブパイロットとして搭乗する。原作再現のDVEもある。
精神コマンド
人間関係
- ヨーコ・リットナー
- 同郷の出身者。
- ダヤッカ・リットナー
- 同郷の出身者であり、村長。
- ギミー・アダイ
- 「食べちゃうわよ」と言いながら彼を脅してた。年月が立っても度々脅す様子が見られる。
- カミナ
- 彼の心意気に惹かれて大グレン団の専属メカニックに。
- ヴィラル
- 彼のことも誘惑したが「殺す…」と返された。
他作品との人間関係
スーパー系
ガンダムシリーズ
- イアン・ヴァスティ
- 第2次Zでのメカニック仲間。
リアル系
名台詞
- 「あぁら、お目覚め?モーニングコーヒー飲む?」
- カミナにとっては地上で初めて見たコーヒーであり、「なんだそりゃ?泥水か?」と称された。
- 「あらぁ?グレン団に優秀なメカニックは必要ないのぉ?」
- 仲間になる台詞。なんとも頼もしい。
- 「だったら、あんたが爆弾つけてコイツの横に座ってりゃあいいんじゃない?キノンみたいな根性があるならねぇ」
- 第3部にて、アークグレンの起動テスト中、起動のキーがロージェノムヘッドであることを危険視して(空気を読まずに)御託を並べるギンブレーに対して。
- 名前の通り慇懃無礼なギンブレーを、この一言でピシャリと黙らせた。
- 「高速で回転する物体は力を加えても回転軸は常に一定の方向を指し示す。いわゆるジャイロ効果、この宇宙の法則の一つ」
「おかしなものね。7年前までは代々リットナーの武器庫の番人」
「ちょっと文字が読める程度だったアタシも、今じゃこんなどでかい戦艦まで調整できる。時々自分が怖くなるわ。これも螺旋力の覚醒ってわけ?」 - クウムガン、キョムガンとの戦闘中の一人語り。
それにしても、本編中の活躍は「ちょっと文字が読める程度」どころではないのだが、彼もシモンらとは異なる形で螺旋力を強く発現させた人間なのかもしれない。 - 「そう、速く回れば回るほど重力から自由になって天を目指す」
「来たわね。その目指す天の向こうに何があるのか、見せてちょうだい」 - 直後に現れたグレンラガンを見つめて。
- 「楽しかったわよ……シモン」
- 戦いを終え、旅立つシモンを見送って。小野坂氏の演技も相まって非常に感慨深い。