アゾエーブ
アゾエーブ(Azoabe)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:ネメシスシリーズ
- 動力:オリジン・ユニット
- 開発者:シュウイチロウ・ユキムラ
- 所属:フリーランス
- 主なパイロット:シュウイチロウ・ユキムラ
- メカニックデザイン:
ネメシスシリーズの最終にして、最強の完成機。動力源として本来は鳥の人に搭載されていたオリジン・ユニットが搭載されており、オリジン・ユニットとユキムラの狂気の力によって負の無限力を生成する事ができ、文字通り「全てを破壊する可能性」を秘めた存在。
その力は、神にも等しい力を持つ真聖ラーゼフォンをも上回る。(ただし、真聖ラーゼフォンはライディーンやミンメイ達の助力があったとはいえAフォースを守るため破壊するよりも大きな力を使う守り及び世界の維持に徹したためほぼ手出しできない一方的な状態で重傷を負ったとはいえすべてを破壊する力を受け切り、その後破壊された世界を再生したことを考慮すると完全に上回ったとは言い難い。そもそもユキムラ自身も語っているが、同等の力でも破壊の力の方が常に優位に立てるとの発言、ラーゼフォンシステムとオリジン・ユニットが対存在であることから力関係自体は同等と考えられる。それ以前に直前にあの血みどろの儀式もあったのでその疲労も考慮すればアゾエーブの方が下である可能性も十分ある)。
SC2の最終局面にてその姿を現し、負の無限力「破滅の波導」で全ての世界を破滅に追いやるという、SRWシリーズ史上類を見ない大破局を引き起こし、境界空間での最終決戦においてもAフォースと真聖ラーゼフォンを圧倒し、死闘の末、「破滅の波導」の第2射で今度こそ全てを無に帰そうとするも、ケイジの駆る天羽々斬の特攻を受け、ユキムラやケイジ、天羽々斬諸共消滅する。
最終的に修復されたとはいえ、全ての平行世界を一撃で破滅させた機体であり、破滅の波導の一撃による破壊力はケイサル・エフェスやペルフェクティオを凌駕しているともいえる。その破壊力は歴代スパロボシリーズのラスボスの中でも最強クラスである。だが、それほどまでに強大なこの機体の唯一の弱点……それは、アゾエーブが「人の手によって造られたスーパーロボット」である点といえるのかもしれない。人が造ったものであるからこそ、人の手で破壊できるのだから。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 本作のラスボス。HARDルートでのHPは、かつては歴代スパロボシリーズのラスボスの中でも最高峰の90万を誇っていた。しかし、CCで登場したビッグガルーダに抜かれて、歴代2位に落ちた(ちなみに、ビッグガルーダは最大HP420万)。
装備・機能
武装・必殺武器
- ブラスター・アーム
- ツイン・カオティック・ランサー
- ヘルハウル
- ダムド・スタナー
- ブーム・スフィア
- デモニアック・タロン
- 滅却の波動
- 「破滅の波動」をダウングレードしたような武器だが、それでも圧倒的な威力と攻撃範囲を誇る脅威の武装。必殺武器として一定秒数毎に使用してくるが、スタンを切らさなければ使用を防ぐことが可能。
- 破滅の波動
- イベントで使用した最強技。万物全てに宿る破壊エントロピーを利用した攻撃で、次元の壁を突き抜けて平行世界全てを消滅させた。なお、あまりに規格外な攻撃のせいか、通常兵器では存在しない。
移動タイプ
サイズ
LL
機体BGM
- 「Volt」