アムロ・レイ
アムロ・レイ(アムロ・嶺 / Amuro Ray)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 声優:古谷徹
- 種族:地球人(日系人だったらいいなあと富野監督が言っていた・アースノイド)
- 性別:男
- 生年月日:宇宙世紀0063年11月4日
- 没年月日:宇宙世紀0093年3月12日(行方不明)
- 年齢:15~16歳(一年戦争時)⇒23歳(グリプス戦役時)⇒29歳(シャアの反乱時)
- 身長:168cm⇒172cm(シャアの反乱時)
- 所属:地球連邦軍第13独立部隊(一年戦争時)⇒カラバ(グリプス戦役時)⇒地球連邦軍ロンド・ベル隊(シャアの反乱時)
- 階級:曹長⇒少尉(一年戦争時)⇒大尉(グリプス戦役時・シャアの反乱時)
- 出身:日本・山陰地方
- キャラクターデザイン:
- 安彦良和(ファースト、Ζ)
- 北爪宏幸(逆シャア)
『機動戦士ガンダム』及び『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主人公。ガンダムシリーズの初代主人公かつライバルのシャア・アズナブルと並んで最も著名なガンダムシリーズの登場人物である。
機動戦士ガンダム
連邦軍技術士官テム・レイの息子。自身もメカ弄りの得意な少年として面識のないミライにも知られていた。地球生まれで、両親の別居に際して父親と共にサイド7に移住。サイド7で試作モビルスーツRX-78-2ガンダムを操縦してジオン潜入部隊を撃破。なし崩しにパイロットとして連戦する羽目になる。乗機は後に、アムロのニュータイプ能力の成長に合わせてマグネットコーティングを施された。
一年戦争当時は軍属でなかった事や内向的な性格故か色々と問題行動が多かったが、多くの人物との出会いと別れにより大きく成長していき、NT能力を開花させ、最終的にはシャアとは対極的に、軍人として深く考えない方向を選んだようだ。
また、『冒険王』で連載された岡崎優の漫画版においては、アニメ版に比べて熱血漢的な描写が目立っている。
小説版では、民間人ではなく連邦軍曹長、及びパイロット候補生になっている(カイ・シデン、ハヤト・コバヤシも同様)。さらにはセイラとも付き合っていた。TV版と同じくニュータイプとして覚醒、終盤ではシャアとも分かり合うもののルロイ・ギリアム(未参戦)搭乗のリック・ドムに撃墜され、戦死している。しかし死した後も彼の思念は仲間を導いた。
機動戦士Ζガンダム
一年戦争の後、英雄的扱いを受けるが、「ニュータイプ」を危険視する上層部によって地球で事実上の軟禁状態に置かれてしまう。が、反政府組織カラバのメンバーであるハヤト・コバヤシの養子となっていたカツ・コバヤシに説得され、再び戦場に戻る。その卓越した操縦技術で活躍し、シャアやカミーユを支援した。
作中での乗機はリック・ディアスとその陸戦型カスタム機であるディジェ。また、カラバが開発したΖガンダムの量産機ΖプラスA1やΖガンダム3号機、シュッツルム・ディアスに乗っていたとする説があるが、これらの情報の相違については、カラバの手による情報操作や影武者の存在があったと思われる(漫画『機動戦士Ζガンダム1/2』では影武者を演じた女性が登場している。がこの作品自体、宇宙世紀0138年に見つかった日記で、本当に日記通りに起きていたのか証拠確認が全く出来なかったので、事実かどうかはわからない)。
ララァ・スンを失った哀しい記憶のせいか、宇宙には上がらなかった。
なお、富野由悠季監督は本作でアムロをガンダムに乗せなかった理由については「アムロをガンダムに乗せてしまったら、本作の主役であるカミーユの存在感が薄れてしまうから」とコメントしている。『グレートマジンガー』で前作主人公が前作主人公機に乗って登場し、本来の主人公の存在を喰ってしまった例が過去にあった事を考えると、間違った判断ではなかったと言える。
なお、「次回作にガンダムに乗った前回作主人公を出した」という事例としては『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が挙げられる。
劇場版ではカミーユ達は1度だけ地球に降りるため、カミーユが宇宙に打ち上げ後出番はほぼ無い、特に第3部作「星の鼓動は愛」ではEDの新規カット以外で登場しない。
機動戦士ガンダムΖΖ
TV版ではOPのみの登場で、直接登場はしなかったが、ブライトとハヤトの会話から、宇宙に上がっていたようだ。
小説版ではベルトーチカと共に登場し、ジュドー達と言葉を交わしている。この際はカラバのパイロットとして、シュツルム・ディアスに乗って地上で戦っている。こちらでも前作同様宇宙に上がることはなかったが、行方不明になったシャアが何らかの行動を起こす事を確信しており、彼との決着のためにいずれ宇宙へ上がる決意を固めていた。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
ネオ・ジオンの総帥となったシャア・アズナブルは依然として地球にしがみつく人々の存在に絶望し、人類の粛正を目論む。それを察知したアムロは所属するロンド・ベルと共に最後の決着をつけるべく、戦いに向かう。当初はリ・ガズィに乗っていたが、後に自ら設計したνガンダムに乗り換え、シャアとの長きに渡る因縁に決着をつけるために戦った。最後は地球に落ちるアクシズを、己のニュータイプ能力とサイコフレームの力でもって押し返すが、その後、消息不明となる。連邦軍の公式記録では戦死という事になっているが、彼の生存を信じ続けた者も少なくなかったという。直接アムロが登場する最後の作品である。
その後
その後、『機動戦士ガンダムUC』や『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』では、名前と写真のみが確認されている(両者とも未参戦)。
また『機動戦士ガンダム F90』ではシャアと共に意外な形で物語に関わる(αで機体のみ参戦)。
登場作品と役柄
多くの作品で、クワトロ(シャア)と並んで自軍最強の能力値を誇る。基本的に『Ζ』~『逆シャア』時代の設定で登場し、ガンダムシリーズのみならず他作品のキャラからも信頼の厚い、部隊のまとめ役という立場で描かれる事が多い(但し、Dや第2次αのようにシャアがネオ・ジオン総帥になったりすると、流石に神経質な側面も見せるが)。また、激務の合間の息抜きも兼ねてか、少年時代からの趣味である機械弄りの腕も所々で披露。扱う物は家電製品から他作品のマスコットキャラ的ロボットまでと幅広い。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。攻撃を受けた際に「たかがメインカメラがやられただけだ」というセリフを連発する。何の前触れも無くガンダムを棄ててνガンダムに乗る。この顔グラではカミーユとは年がかなり近いはずだが、カミーユはアムロをかなり年上のように見てかなり丁寧に敬語で話す。甲児やリョウは普通に名前を呼び捨てている。また、PS版では分かりやすく顔グラフィックが1st時のものになっており、音声も1st時のものが収録されている。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 第1話からガンダムに乗って登場する。熱血・幸運を覚えるので、ΖΖガンダムに乗り換えた方が活躍できる。ひらめきが無いのでラスボス戦はかなり辛い。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 序盤はガンダムに乗って登場する。本作から「乗り換え」が可能となったため、νガンダムが手に入るまでは、ベルトーチカの願いがかないガンダムMk-IIに乗っている場合も多い。しかしすぐにディジェSE-Rに乗り換えている可能性が高い。PS版では、顔グラフィックが「Ζ」時のものになり、音声も「Ζ」時のものが収録されている。旧シリーズでは、ベルトーチカとチェーンに二股かけてしまっている。能力はニュータイプの中でも高く、攻撃力ではジュドーやルーに劣り、回避でも集中が無い分クワトロに劣り、幸運を覚えるカミーユやプルにはレベル差をつけられて全体的に能力が劣ってしまう、といった具合なので最後まで主力になりうる実力は充分あるものの、何となく中途半端な印象を受ける。
- スーパーロボット大戦EX
- リューネの章に登場。ゲッターチームと共に主力をまかされる。二回行動を最初から可能で、νガンダムの射程が長いのでヴォルクルスの削り役をやらされることが多い。愛機νガンダムはビーム兵器主体でないため、ビーム吸収する敵も怖くない。プルとプルツーにおじさん呼ばわりされてしまう。PS版では、顔グラフィックが逆襲のシャア時のものになるため、驚異的な歳の取り方をしている。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 顔グラフィックが逆襲のシャア時のものになる(Ζガンダム版という解釈もあり、登場作品も「機動戦士ガンダム」であるため、厳密にどちらかは不明)。そのため、マサキに「暫く見ない内に老けた」と言われてしまう。序盤はブライトの代理でロンド・ベル隊のリーダーとして活躍。ロンド・ベルを率いるという都合上からか、階級が「少佐」である。そんな激務を行う羽目になったせいか、過労で倒れて出撃出来なくなるシナリオがある。武装は縮小されているため、シナリオ序盤はガンダムに、後半はνガンダムに搭乗。今回は実用性だけを重視した精神コマンドを設定されているため「幸運」持ちの為、マップ兵器を持つ百式やΖΖガンダムに乗り敵を壊滅させたりてかげんでレベル上げのサポートをしたりと大活躍。第1話から最終話まで参戦し、名実ともにロンド・ベルのエースとして君臨する。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 第4次と同じだが、声が入った。EDでは、軍の材質研究部へ異動。テストパイロットと研究者の二足の草鞋を履いている様子。しかし、相変わらず女性関係は優柔不断で、ベルトーチカとチェーン2人に二股をかけている。
- スーパーロボット大戦F
- 『逆襲のシャア』バージョンで登場。今度は甲児に「すっかり老け込んじまった」といわれてしまう。今回から戦闘時の顔アイコンが複数用意されたため、攻撃時や被弾したときは顔がかわる。ロンド・ベルのエースパイロットであるが、「てかげん」持ちの為、削り役にまわされやすい。声優ネタで、葛城ミサトとフラグが立ちかけた(しかし二股かけていることを知られ、呆れられる)。本作でも少佐に昇進しているが、ミサトより階級が下にならないための処置だったのだろう(第4次を引き継いだ可能性の方が高いが)。シンジが目の前でブライトに修正される様を見てどう思ったかは不明。Fでは機体に恵まれず、カミーユとジュドーの三人でΖガンダムとリ・ガズィの取り合いになる。能力はリアル系最高峰。射撃、命中、回避、反応、技量とトップクラス。NT能力も相成り、二回行動も味方パイロット中で最速。音声収録はしていないのか、キャラクター事典でも戦闘台詞になっている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- カトルの説得、セイラの発見など、味方キャラの加入に関わってくる。νガンダム入手後は鬼のような強さだが、フィン・ファンネルが切り払いされ、ダメージが与えられないという事も多々あった。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 最初から登場。序盤~中盤にかけては機体に恵まれないが、2回行動も早くやはり自軍のエースとして活躍。ララァもチェーンもクェス(条件付き)も仲間になり、クワトロもいる。修羅場となる、珍しいパターン。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- COMPACTとほぼ同様。集中、熱血、覚醒を必ず覚えるため、どの精神コマンドパターンになってもエースとして使って行ける。データによっては奇跡を覚えるので、その場合はガンダム試作2号機に乗せると良い。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- ガンドール隊に所属する。今度はリ・ガズィを地下に隠していたらしい。今回は珍しくブライトとは別部隊になる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- ようやくνガンダムに搭乗できる。隠しステージでのみ、シャアが逆襲する。出現させないほうがある意味ハッピーな展開か。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1部前半でガンドール隊に合流する。COMPACT2の時と同様、無人島でノリス率いる部隊の援助とテスト飛行を兼ねて向ったアイナの乗るアプサラスをリ・ガズィで追ってやってきた。G-3ガンダムの性能が神がかっているためνガンダム or HWSが来るまでリ・ガズィではなく改造されたG-3ガンダムに搭乗している可能性が高い。下手をすればそのまま隠しシナリオまでνガンダムに乗らない可能性もある。今作では攻撃時にビームサーベルやメガビームキャノンなどの武器の名前を口にするなど、更に戦闘台詞が増加した。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 中盤にチェーンと共に参戦。νガンダムは結構強いのだが、射撃が本作は通じにくいので使い辛く、ヤルダバオトの前に霞んでしまう。今回も、奇跡を覚える。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 『機動戦士Ζガンダム』初登場時に着用していた連邦軍一般士官用のベージュ色制服で初登場し、フラウやカツに叱咤激励されるイベントがある。カツに「地下にモビルスーツが隠してあるとぐらい言って下さい!」と原作で言われたとおり、そんな彼の期待に見事応えて地下にガンダム(条件を満たせばG-3ガンダムに変化)が隠してあった。仲間になってからは『逆襲のシャア』バージョンのロンド=ベルのパイロット制服になる。
その後の乗り替えはリ・ガズィ→νガンダム(条件を満たすとHWS装着型に強化される)。
今回の見所として、仲間がマクロス艦内と外の宙域に分かれて戦闘するステージでアムロは艦内居残り組。居残り組はミンメイのコンサートを楽しみにしていたメンツで、寺田P曰く「アムロの心情を汲み取ってやってください」とのこと。本作ではアムロの2回行動レベルも60近くとかなり高くなった。 - スーパーロボット大戦α外伝
- 当初はブライトと共にティターンズに拘束された状況で、第6話にて参戦。第6話では味方増援の際に熟練度によって乗ってくる機体が違っている。今回は地上戦が多く、νガンダムの地形適応などがいまいちなのもあり、最後まで別の機体に乗り続けることにもなりうる。その際は援護がなく2回行動が廃止された中で覚醒を持っているため、マップ兵器が強力なユニットに乗せたい。また、ルートによっては多忙なアストナージに変わってアーガマの洗濯機の修理を行い、ブライトから「アムロも大変だな…」と言われる一幕が見られる。黒歴史が暴露される場面では自分の戦闘記録を発見した。本作では主人公格のキャラクターに音声の収録が行われため、乗機台詞や武器台詞などが大幅に収録。ギム・ギンガナムへのDVEなどもある。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 最初は量産型νガンダムに乗っている。今回はシャアが敵対するため、ネオ・ジオン軍がらみで結構出番が多く、原作逆シャアを再現したDVEが多い。Hi-νガンダムに乗せると鬼のように強くなる。
漫画『冒険王』版ガンダムに因むネタ「ギレン・ザビの演説にキレて、モニターを素手で叩き割った」という武勇伝をオリジナルキャラのツグミから聞かされ、あんなのは架空のお話の中のことだと戸惑うシーンも。しかしこの後、万丈の「(その種のゴシップ記事は)70%以上は史実に基づいていると聞くけどね」という台詞が続くため、モニターについてはともかく「くそっしょうがねえな」がα世界における若きアムロの名台詞だった可能性も示唆されてしまった。 - 第3次スーパーロボット大戦α
- 最初からνガンダムに乗っている。νガンダムが鬼の強さであり、抜きん出て強い。逆シャアの話は終わっているものの、同作のカミーユほど深刻には悩んでいないようだがシャアのことを持ち出す言動が多い。年上&大尉&経験豊富からか、いつも通りに部隊のリーダー的立場で、今作で初登場のキラに対してもアドバイスしている。ガンダム系主人公や副主人公クラスに援護台詞がある。全ての戦いが終わった後は、軍に籍は置いているものの以前のように現場の戦場に行く事はなく、主にテストパイロットをやっている様子である。また、恋人のチェーンや仲間であったカミーユの働いているアナハイム・エレクトロニクスにもちょくちょく顔を出している。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 劇場版Ζ設定で参戦。クワトロと同じく、部隊のまとめ役になることが多い。今回は原作通りリック・ディアス⇒ディジェ(隠し)⇒リ・ガズィ⇒νガンダムの順番で搭乗するが、条件次第で最初に黒いガンダムMk-IIに乗る(ちなみに黒いMk-IIは古谷氏が好きなMSとして挙げた機体でもある)。初期技能に再攻撃、隊長効果に回避率10%とクリティカル率20%を持ち、ライフルやサーベルでも大ダメージ。νガンダムの気力130でサイコフレームが発動すれば、もはや手が付けられない。熱血と覚醒の消費SPも優秀。後半でνガンダムと共にアムロの大ファンの「彼女」から白と赤のツートンのパイロットスーツの差し入れで衣替えし、劇場版Ζ顔の逆シャアアムロが誕生。終盤では、彼とνガンダムのサイコフレームが重要な役割を果たす。本作では珍しく魂を習得しない。また、初めてスパロボでディジェに搭乗する事も可能。本作を最後に第4次Sから新を含みOGシリーズを除いて音声付きの原作スパロボシリーズにレギュラー参戦をし、翌年のNEOで音声付きの原作スパロボシリーズ初の不参戦となり、古谷徹氏の連続出演も本作で絶えた。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 今作も『Ζガンダム』設定で登場。顔グラフィックが追加されている。続投キャラの中では正式加入は遅め。こちらの世界に転移してからはクワトロと共にトレーズに保護されていた。本作でも魂を習得しない。一方で突撃を習得するようになり、νガンダムのフィン・ファンネルの射程が恐ろしい事となる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- アムロと同じ古谷氏が演じるガンダムキャラクター、リボンズ・アルマークとの本格的な共演が遂に実現。ファンの期待通り、彼と大きく関わる事になる。彼との対話からイオリア計画の目的を察知し、リボンズらとは違い、イオリアの目的に誰よりも深い理解を示す。ゼクスやトレーズには人類の為とはいえ、その方法を強く否定しており、彼らに対して殺気だっている印象が強い。本作でも参戦は中盤からだが、愛機のνガンダム共々非常に強力なステータスを持ち、即戦力として活躍できる。νガンダムに最初からサイコフレームがある事やエースボーナスの変更により(元々弱くはなかった)破界篇と比較してまるで別物のように強いのが特徴で数値以上の戦果をもたらしてくれる。カミーユやシンらと同様にカットインが書き直されているが、「フィン・ファンネルのトドメ演出は前作までのカットインの方が合っていた」との声も。シナリオ面では『ガンダムW』や『ガンダム00』の物語にも大きく関わり、ZEUTHのメンバーの中でも特に目立つ。前作がガンダム先輩なら、今回はニュータイプ先輩といったところ。刹那を導き、新たなるステージへと登らせる導き手として活躍する。
- 今回はクワトロの迷いに関してあまり干渉することはなかったものの、終盤のIMでしっかりと釘を刺している。だが……(名台詞の項も参照)。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- コンシューマの完全新作としては第3次α以来実に約9年ぶりに『逆襲のシャア』設定での登場となる(『Ζガンダム』版も冒頭で登場する)。ボイスが新録され、中断メッセージにも登場(なお、逆シャアでのアムロは初)。
初期搭乗機体はリ・ガズィだが、リ・ガズィはBWS装備状態では地上戦が不得手である為、同時に入手できるデルタプラスを回した方が戦いやすいだろう(当人は搭乗を嫌がっているようだが)。相変わらず強いが、
νガンダムに乗り換えてからが本領発揮。この時点でエースになっていれば、前作と同じように殆どの敵に再攻撃が適用されるため一気に手数が増す。 - また、ベルトーチカとの仲は続いておりブライトに「家庭を持たないのか?」と茶化される場面もある。という事は…?
ちなみにZシリーズのアムロは極めつけに特殊な存在のようで、今作において先駆者と呼ばれる一幕があった。イノベイターとは別に、何か役目を与えられているようだ。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 逆シャア設定で登場。グリプス戦役では宇宙に上がっていなかったらしい。ロンド・ベル隊所属としてリアル系主人公の場合は第1話から、スーパー系主人公の場合は第4話から登場する。
初期搭乗機体はリ・ガズィではなく初代ガンダム。だが、今作ではGファイターとの合体orフルアーマー化するため、νガンダムに乗り換えずガンダムのまま最終決戦まで戦うことができる。本作で奇跡を習得できるのは、彼とフォウ・ムラサメのみ。殆どのリアル系主役各が魂を習得しなくなった本作だが、アムロだけは好待遇。
なお、主人公(ラミアorアクセル)の元いた平行世界のアムロは小説版ガンダムの史実に沿ったらしく、ア・バオア・クーでの戦いの中で戦死している(そのため階級が曹長)。 - スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 精神コマンド「奇跡」そのものが無くなったので、代わりに魂を覚え、こちらの方が使い勝手がいい。エースボーナスは「ガンダム」と名の付くユニットに乗せた場合、運動性が+10%。1st時代に言ったあの台詞を再現しているのだろうか。Gファイターでも効果が発生するが、ガンダムもどきのリ・ガズィでは発生しない。
- スーパーロボット大戦R
- 初登場時は『逆襲のシャア』バージョンだがすぐに永久離脱。主人公が過去の世界にタイムスリップしてアムロは『機動戦士Ζガンダム』バージョンが登場し参入する。なぜか過去でも最初からリ・ガズィに搭乗している。ガンダムXのシナリオ、特にティファがらみで登場し、一緒に捕まることもしばしば。最初から本人の能力は高いが、νガンダムは序盤合体攻撃が使えない上に、過去では終盤のみ使用可能なので乗せる機体に困る。ガンダムタイプに乗る、または相手にすると専用セリフがある。
- スーパーロボット大戦D
- いきなりOZのクーデターで失脚した上、ブライト共々ネオ・ジオンに軟禁され、アクシズ落下作戦を傍観するしかないと冴えない登場。しかし、地球消滅でアクシズ落下作戦が失敗し、シャアの要請を受けて渋々ネオ・ジオンに参加。他作品と比べ、剣呑な事を部隊内でよくよく口走りがちなシャアやゼクスへのツッコミ・諌め役を務める。シャアがアクシズ落としを行った事を絶対に許すつもりはなく、その件を度々面と向かって批判もするが、内心ではシャアの気持ちを理解し、彼の努力や活躍を認めている。シャアと合体攻撃が可能なのは、その象徴なのかも知れない。アムロ・カミーユ・ジュドー・シャア(クワトロではなく)の四者が膝を交えて話す様は、歴代スパロボを通じても珍しい光景である。
今回もベルトーチカとチェーンとの三角関係。なお時系列を考えると、本作のアムロは30代。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 逆シャア版だが、序盤はガンダムに搭乗。後半でνガンダムに乗り換える。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 劇場版設定とはいえ、かなり久しぶりのΖ設定で登場。着ている服もカラバの時のものを最後まで着用する。まだブライトのことを「ブライトさん」と呼んでいたりする。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 第4次発売後に初となる逆襲のシャアイベントが再現され、顔グラフィックも『逆襲のシャア』バージョンになる。ウッソと共に宇宙編におけるロンド・ベルの主力。オリジナルキャラのアヤ・コバヤシに言い寄られている。
- スーパーロボット大戦64
- 最初はΖのストーリーのため、グリプス戦役時代の黒いジャケットで登場。部隊名にマーチウィンドを提案する。終盤、シャアが逆襲するので青い連邦軍制服へ替わるが、首から上はΖガンダム時代のままである。ベルトーチカとチェーンの出番が強化されているため、旧シリーズ以上に三角関係で困る場面も。Fに続き、本作でも2回行動最速男。
- スーパーロボット大戦MX
- シャアが裏切らないためほぼオリジナルの展開といえる。νガンダムの組み立てに必要なサイコフレームはネルガル重工から提供される。デビルガンダム事件の際には初代ガンダムを駆ってガンダム連合に参戦していたようだが、あまりの数のガンダムに暫くの間、うなされていたとか。
- スーパーロボット大戦GC
- かなり久々に1st設定での登場。序盤が一年戦争の展開を辿っているため、原作でお馴染みの台詞がバンバン出てくる。狙い撃ち技能持ちのためか、リュウに敵機を捕獲するために部位攻撃するよう頼まれるシナリオがある。今回νガンダムはサブシナリオを通らないと入手できないため、最短クリアを目指したりすると攻撃力の高いアレックス辺りに乗せることになるだろう。序盤は原作通り弱気な戦闘台詞が多いが、宇宙に戻るころには勇ましい戦闘台詞が増えている。これも原作再現の一種か。
- スーパーロボット大戦XO
- GCの移植版なので基本的にGCと違いはない。インターミッションでの会話が増えたのに伴って、カミーユやジュドーとの会話も増加している。戦闘台詞の傾向が変わるのと同時にカットインも勇ましいものに変更される。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初代設定で参戦。第一章から登場。初代アムロがガンダムW以降のアナザーガンダムと共演するのはなにげにスパロボでは初である。序章で登場して次の登場時はオデッサ戦直前なので、問題行動を取る場面が見受けられない。なお今回は原作再現で、初登場時に「ニュータイプ技能のないアムロ」という貴重なものを見ることができる(レベルアップで習得する)。GC/XOとは異なり、全編を通じて弱気な戦闘台詞と強気な戦闘台詞の両方をしゃべる。なお、精神コマンドは単独でも十分戦える構成になっており、νガンダムに乗ることによってグループから切り離されても特に問題はない。
その他
- バトルロボット烈伝
- 自軍では最初に転写されるブランチ戦士。シャアとの戦闘中に呼び出され、また彼がラスボスとなることもあって出番は多い。完全に覚醒しているシャアに対し、不十分な状態の自分の力不足を嘆く場面も。νガンダムは移動回数が少ないため、複数の敵機を攻撃できるフィン・ファンネルを有効活用するためにもAP増加と機体改造は必須。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
射撃、回避、命中、技量はトップクラス。逆に防御は非常に低い。格闘は低い事が多かったが、『逆襲のシャア』では格闘戦にてシャアを圧倒していたこともあり近年では格闘も高めになりつつある。
精神コマンド
集中、覚醒を修得する傾向にあるため、リアル系として申し分ない。旧シリーズでは幸運や加速を覚える傾向にあった。また、ガンダムシリーズ初代主人公ということもあり強力な精神コマンド奇跡を覚える作品も多い。てかげんによる弱い味方のレベル上げは今ではお約束。
- 第2次
- 根性、気合、必殺、疾風、ひらめき、熱血
- 第2次(PS版)
- 加速、根性、熱血、気合、ド根性、友情
- 第2次G
- 集中、熱血、加速、幸運、てかげん、覚醒
- 第3次
- 加速、根性、熱血、ド根性、気合、友情
- 第3次(PS版)
- 加速、根性、熱血、気合、ひらめき、友情
- EX
- 加速、根性、熱血、覚醒、信頼、威圧
- EX(PS版)
- 加速、根性、熱血、てかげん、覚醒、友情
- 第4次(S)
- 加速、集中、幸運、熱血、てかげん、魂
- 新
- 幸運、加速、集中、熱血、てかげん、魂
- F、F完結編、64
- ひらめき、熱血、てかげん、集中、加速、魂
- リンクバトラー
- ひらめき、集中、熱血、加速、てかげん、魂
- α、α外伝
- ひらめき、集中、熱血、てかげん、覚醒、魂
- 第2次α、MX
- 集中、ひらめき、直撃、熱血、覚醒、魂
- 第3次α
- 集中、直感、直撃、熱血、覚醒、魂
- IMPACT
- てかげん、加速、集中、熱血、誘爆、奇跡
- COMPACT3
- 加速、ひらめき、集中、熱血、てかげん、奇跡
- A
- ひらめき、集中、てかげん、熱血、加速、奇跡
- A PORTABLE
- ひらめき、集中、てかげん、熱血、加速、魂
- R、D
- ひらめき、集中、てかげん、熱血、覚醒、魂
- Z
- 集中、てかげん、直感、熱血、覚醒
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇、再世篇)
- 集中、てかげん、直感、突撃、熱血、覚醒
- OE
- 集中、ひらめき、熱血、必中
特殊技能(特殊スキル)
ニュータイプレベルは8~9まで。切り払いやシールド防御も高レベル。また、再攻撃が採用されているのは第2次(FC版)とZで、その両作品とも発動率が高い。α外伝からは指揮官を修得するようになった。なお、フィンファンネルの遠距離攻撃がメインになるにも関わらず、基本的にヒット&アウェイは初期習得していない。
- ニュータイプ、切り払い、シールド防御、撃ち落とし、再攻撃、指揮官、援護攻撃、統率、ブロッキング
- 第2次α、第3次α
- ニュータイプL9、切り払いL6、シールド防御L2
- OE
- 底力:CT率、ニュータイプ、見切り
小隊長能力(隊長効果)
第2次α、第3次α、Zと3作品共通の能力だが、Zのみ第44話以降クリティカル率が20%に上昇する。
固有エースボーナス
- ガンダムと名の付くユニットに搭乗した場合に運動性+10%
- A PORTABLE。
- 1stガンダムにおける名台詞(詳しくは後述)が元になっていると思われる。ちなみにリ・ガズィ(リファイン・ガンダム・ゼータ)は対象外。
- ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合、運動性・照準値+10
- 破界篇。
- 第2次Zではアムロが乗り換え出来るガンダムは3機しかいないので、大抵発動しているはず(ちなみに百式は対象外)。
- ニュータイプ専用武器の射程+1、技量+20
- 再世篇。
- νガンダムのフル改造ボーナス(フィン・ファンネルの攻撃力+400、射程+1)もつけ、更に精神コマンドを駆使すれば数値以上の活躍を見せてくれる。また、技量+20によって元々高い技量がさらに高くなる。アムロはデフォルトで再攻撃を習得しており、ABを習得すればほとんどの敵に対して再攻撃が発動するので実際の数値以上に高い攻撃力を持つ。
- 命中(命中+20%軽減)
- OE。
パイロットBGM
機動戦士ガンダム
- 「翔べ! ガンダム」
- OPテーマであるが、採用されたのは初代スパロボと、ファミコン版第2次など。採用率は低い。
- 「颯爽たるシャア」
- 「第4次」まで採用。本来はシャアのテーマであるが、原作ではシャア未登場でも流れる。
- 「灼熱」
- 原作で戦闘BGMとして採用された。
- 「哀・戦士」
- 劇場版第2部のメインテーマ。
- 「めぐりあい」
- 劇場版第3部のメインテーマ。
機動戦士Ζガンダム
- 「モビルスーツ戦~交戦~」
- Ζガンダム時代の機体に乗るとこのテーマ。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 「MAIN TITLE」
- メイン戦闘BGMとして数多くの作品で扱われている。
- 「SegmentIII SALLY(出撃)」
- 扱いは少ないが、「MAIN TITLE」に共にファンの認識が高いBGM。
- 「SegmentIV GUNDAM(ニュー・ガンダム)」
- 初期の旧シリーズではこちらを採用している。
- 「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」
- 本作品のメインテーマソング。νガンダム単体では使用せず、イベント用に扱われる事も多い。後継機のHi-νではこちらを採用。
人間関係
機動戦士ガンダム
家族等
- テム・レイ(SRW未登場)
- 父親(テム=レイの回路は登場する)。地球連邦軍の技術士官で第1話で離ればなれになり、後に酸素欠乏症にかかった父の姿を見たときは衝撃を受けた。
- 劇場版ファーストでは階段から落ちており、小説版では死亡した事が明記されていたが、アムロ自身がそれを知ったかは明らかではない(小説作品『ベルトーチカ・チルドレン』では知っていた事が描かれる)。
- カマリア・レイ(SRW未登場)
- 母親。アムロ及びテムとは別居して地上に残っており、アムロと再会した時は軍人となって銃を構える彼に衝撃を受けていた。
- その後の消息は不明で、アムロがもう一度会ったかは定かではない。
- ハロ
- アムロが作った自律型ロボットの玩具であり、フラウにプレゼントしている。
- フラウ・ボゥ
- 『機動戦士ガンダム』及び『Ζ』に登場。アムロの幼馴染。
共にホワイトベース隊で戦うことになり、彼女に励まされて奮起する場面もあるが、アムロがニュータイプとして覚醒していくのにつれて次第に距離が遠くなっていった。 - しかし、Ζにおいてもその信頼関係は変わらず、彼の再起に影響を与える事になる。
ホワイトベース隊
- ブライト・ノア
- 『機動戦士ガンダム』及び『Ζ』『ΖΖ』『逆襲のシャア』に登場。一年戦争時はホワイトベースの艦長として、シャアの反乱時はラー・カイラムの艦長としてアムロと一緒に戦った。一年戦争時は「ブライトさん」だったがいつの間にか「ブライト」と呼び捨てるようになった。
- 『機動戦士ガンダムUC』の時代には、ラー・カイラムの艦長室にアムロの遺影が飾られている
- リュウ・ホセイ、スレッガー・ロウ
- 性格こそ違えど、アムロたち新兵にとっての良き兄貴分という同じ立ち位置を担う。
- ハヤト・コバヤシ
- 『機動戦士ガンダム』及び『Ζ』『ΖΖ』に登場。アムロの幼馴染の少年。戦果を上げるアムロのガンダムを、ガンタンクのコックピットから羨望と嫉妬を込めて見ていたが、『Ζ』時代は良き戦友関係。
- 小説版『ΖΖ』ではアムロがハヤトの戦死に居合わせており、仲間の死にショックを受けていた。
- ミライ・ヤシマ
- どうも高圧的なブライトがムチなら、彼女はアメのような存在でアムロも彼女の言う事に逆らう事はほとんど無く、彼女もアムロを信頼していた。『Ζ』でも、香港で再会する。
- カイ・シデン
- 皮肉屋であるが、彼もまた成長してアムロ達のバックアップをする。実はTVシリーズでの『Ζ』の物語上では顔を合わせたことはない。
- セイラ・マス
- アニメにおいてはあくまでも仲間であるが、小説版では大人の関係を結んでいる。
- カツ・コバヤシ
- Ζではハヤト・コバヤシの養子として、軟禁状態のアムロに会い叱咤。再起のきっかけとなる。1st時代からカツはアムロを尊敬し、目指すべき相手としていた。
その後カツは宇宙に上がった後にアムロと再会する事無く死亡するが、アムロがその事実をどう捉えたかは不明。 - 彼の「地下にMSが隠してあるくらい言って下さい」というセリフはαおよびCOMPACT2、IMPACTで実現されることになる。
- レツ・コバヤシ、キッカ・コバヤシ
- カツと共にファースト時代から慕われており、『Ζ』でも再会している。
地球連邦軍
- レビル将軍
- ベルファストにて会うが、逆に自分らの厳しい現状を突きつけられる事になる。
- ワッケイン
- 初めてルナツーで出会った際は快く思わなかったが、後にワッケインはアムロの資質を認めるようになる。
- マチルダ・アジャン
- 少年アムロにとっては憧れの大人の女性。
- ウッディ・マルデン
- スパロボ未登場。マチルダの婚約者である連邦の技術大尉で、アムロがそれを知った時は自分がガンダムをうまく使えていればと悔やんだが、逆にガンダム一機でどうとできるものではないと諭される。
この後のシャア率いるMS部隊の襲撃においてマチルダが守ったホワイトベースを守るためにファンファンで出撃し、シャアの攻撃により死亡する。
ジオン公国軍
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 日本アニメ史上最も有名なライバル関係のひとつで、アムロを戦争へと導きニュータイプへと覚醒させるきっかけを作った張本人。
- 『Ζ』時代のクワトロとして穏やかにモビルスーツパイロットのみ務めていた時は仲が良かったが、野心に目覚めるシャアとなると気持ちを理解しつつも真っ向から否定した。
- ジーン
- 1話でアムロがガンダムに乗って彼のザクとサイド7内部で初戦闘を行って、ビームサーベルで真っ二つにして撃破。これが宇宙世紀史上最初のMS同士の戦いとなった。
- デニム
- ジーンの次に撃破した相手。コロニーへの被害を考え、コクピットのみをビームサーベルで貫いて撃破した。
- スレンダー
- 2話で彼のザクと交戦。機体にビームライフルを直撃させ撃破した。
- ガデム
- 3話で彼の旧ザクと交戦。ビームサーベルで機体を切断し撃破した。
- クラウン
- 5話で彼のザクと戦闘を続けるが、気が付かないうちに大気圏に突入してしまう。
- ガルマ・ザビ
- 地球降下以降彼の部隊と幾度となく交戦。
- ランバ・ラル
- シャアに次ぐ強敵で、もしかしたらアムロにとって一番の理解者になってくれたかも知れない人。脱走中に彼と出会った事と戦いによって戦士として成長する事になる。最後は彼の部隊がホワイトベースに白兵戦を仕掛けてきた際に、追い詰められた彼が手榴弾を抱いてガンダムの掌の上で自決する様子をその目に焼き付けられる事に。
- クラウレ・ハモン
- ラルと同じく彼女からも気に入られる事になるが、最後は敵対する事になる。
- アコース
- 16話でガンキャノンで出撃した時に彼のザクと交戦。弾切れを起こして狼狽していたところに、キャノン砲を直撃させ撃破した。
- コズン・グラハム
- 16話でアコースを撃破した後にセイラのガンダムを追い詰めていた彼のザクを転倒させ捕虜にした。
- マ・クベ
- TV版では彼の乗るアッザムと交戦し撃退。第37話にてギャンに搭乗した彼と交戦し、ビームサーベルの二刀流で撃破した。
- キシリア・ザビ
- TV版では18話でマ・クベと共に彼女の乗ったアッザムと交戦。
- タチ
- 21話で彼の乗るザクと交戦。彼のザクをマゼラトップが放った弾の盾にした後に、そのままマゼラトップに投げ飛ばす形でぶつけ撃破した。
- 黒い三連星(ガイア、オルテガ、マッシュ)
- 彼らの駆るドムと交戦、ジェットストリームアタックに苦戦するもこれを下した。
- ララァ・スン
- ニュータイプとして心を通わせたが、シャアとアムロの板ばさみになってしまう。最期はアムロの攻撃からシャアを庇って死亡。この死がアムロとシャアを長く苦しめる事になり、逆シャアにおいても夢の中で登場する。
その他
- イセリナ・エッシェンバッハ
- TV版ではガルマの仇を討つ目的で彼女が搭乗していたガウを撃墜するが、撃墜後にガウから出てきた死に際の彼女に仇と呼ばれて衝撃を受ける。そのせいか次の話では気の抜けた状態になった。
機動戦士Ζガンダム
エゥーゴ・カラバ
- カミーユ・ビダン
- 『Ζ』の主人公。当初はガンダムMk-IIに乗る彼を見てハヤトに怒りを燃やす事もあったが、先輩として良きアドバイザーとなる。
- ただしGC・XOではアムロの方が完全に一年戦争時の設定のため、同年代どころか彼より年下という事態になり、タメ口をきかれたりする。
- ファ・ユイリィ
- 原作では会っていないが、スパロボでは部下であり、カミーユよりも早く合流している事が多い。
- エマ・シーン
- 幽閉時代に友人と旅行中であった学生だった頃の彼女と出会う。スパロボでは部下になることも。
- ベルトーチカ・イルマ
- Ζガンダムにて登場。鬱屈していたアムロを奮起させ、やがて恋仲に落ちた。
- 劇場版の逆襲のシャアでは制作スタッフの意見により別れてしまったが、小説版の逆襲のシャア(『ベルトーチカ・チルドレン』)ではアムロの子を身篭る。
- スパロボではアムロを巡ってチェーンと火花を散らすことが多い。
- ヘンケン・ベッケナー
- 原作で会うことは無いが、スパロボではブライト同様に仲が良い。
ティターンズ
- フォウ・ムラサメ
- 原作では、彼女の乗るサイコガンダムと幾度となく交戦。カミーユには自分とシャアの経験した過ちを味わって欲しくないという思いから、再三再四彼女に近づくなと警告する。しかし、現実はアムロとシャアの努力を嘲笑するかのように二人の眼前で七年前の悲劇は繰り返されてしまい、彼女は第二のララァとなってしまった。
- 生存する事の多いスパロボでは部下。また、カミーユで彼女を説得させる時でも、なにかしらアムロが絡んでいる事が非常に多い。
- ロザミア・バダム
- TV版では、特に面識も交戦もしていないが、劇場版では彼女の操るギャプランと激戦を繰り広げる。
- ジェリド・メサ
- 原作では面識は特になく、数回交戦した程度であるが、スパロボでは彼に一方的に敵愾心を燃やされる事も。
- パプテマス・シロッコ
- 原作では面識はないが、スパロボシリーズではニュータイプ同士という事で対決する場面が多々ある。シャアと同じく過去の時代の遺物と断じられる事も。
- ジャミトフ・ハイマン
- 原作では特に関連は無いが、敵対する立場の為、スパロボにおいてはその野望を否定する。
その他
- ハマーン・カーン
- 原作では面識が無かったが、スパロボにおいては絡む事も多い。大抵の場合『逆襲のシャア』時のシャアのように、強大なニュータイプでありながら、いちパイロットの身分のままでいるアムロが気に入らない様子。
- ミネバ・ラオ・ザビ(オードリー・バーン)
- ハマーン同様に原作では絡みは無く、スパロボでも大きな絡みは無いが、『第3次Z』では機動戦士ガンダムUCの成長したミネバことオードリーと対面。父であるドズルの仇と言うこともあってか、頑なな態度で接されている。逆に『ヒーロー戦記』においては仲間達と共にミネバを保護し、彼女に懐かれた。…ヒーロー戦記においてミネバがアムロに懐いた切欠であるムンゾのたこ焼きを、第3次Zではアムロに頑なな態度を示すオードリーが話に出しているというのは皮肉としか言いようがない。
- その他、漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』にて共演。
- ハサウェイ・ノア
- ブライトの息子。『逆襲のシャア』ではハサウェイにとっての良き大人であったが、付き合いが短かった。恋人のチェーンを逆に殺害した張本人だが、アムロはそれを知る機会は無かった。
機動戦士ガンダムΖΖ
エゥーゴ
- ジュドー・アーシタ
- 原作ではTV版では共演せず、小説版や一部の漫画作品で共演。スパロボではカミーユと同様に将来を期待している。
- エルピー・プル
- 小説版において、ジュドーには当初、つまらない大人扱いをされたアムロだが、彼女には好意的に見られ、「このおじちゃん好き」(でもジュドーのがもっと好き、と続く)と言われベルトーチカにからかわれる。
- 旧シリーズでおじちゃん扱いされたのはこの小説版が元ネタかもしれない。
- ビーチャ・オーレグ、エル・ビアンノ
- Fでは、ニュータイプだからという事でついつい調子に乗る彼らを一喝する。
ネオ・ジオン
その他
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
ロンド・ベル隊
- チェーン・アギ
- 逆シャアでのアムロの恋人。クェスを殺した事で逆上したハサウェイに殺されてしまうが、アムロはチェーンの持っていた何かを見て「チェーンか?」と言っていたが、彼女が戦死していたことを把握していたかは不明。
- スパロボではアムロを巡ってベルトーチカと火花を散らすことが多い。
- ケーラ・スゥ
- 部下。
ネオ・ジオン
他作品との人間関係
初代ガンダム主人公という立場から、他のガンダムシリーズの主人公との交流は恒例。勿論援護専用セリフも用意されている。また、リアル系、スーパー系を問わず、多くの作品のキャラと絡む事が多く、よき先輩として後輩キャラを導いていく事も多い。
ガンダムシリーズ
モビルスーツ部隊隊長という役職柄、宇宙世紀作品で階級が下の場合は、アムロの部下になる人物が多い。但し直属かどうかは作品によってまちまち。
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- クリスチーナ・マッケンジー
- 本来自分の専用機になる予定だったNT-1アレックスのパイロット。本来の宇宙世紀ではクリスの方が年上であるが、二人の年齢差が忠実に再現されているのはGC・XOやOEくらいで、基本的にアムロの方が年上でクリスはアムロの部下という設定が多い。
- αでは、幽閉されていたシャイアン基地で部下の彼女と共に新しいガンダムの開発に携わっていた。
- コウ・ウラキ
- 本来の宇宙世紀世界では同世代だが、ゲーム作品では部下であることが多く、尊敬されている。
- サウス・バニング
- 共にチームのまとめ役であり、お互いを信頼し合っている事が多い。
- ジョン・コーウェン
- 旧シリーズでは信頼できる上司という役柄。
- アナベル・ガトー
- 原作では交戦していないが、スパロボ等のクロスオーバー作品においては多くの同胞を討った仇敵として憎まれている。ただし共闘する作品も一部あり、旧シリーズではアムロ殿と呼んで評価している。
- ウッソ・エヴィン
- ニュータイプパイロットの大先輩として、ニュータイプパイロットとして年少者である彼を導く事も多い。ハロつながりで絡むこともある。
- オリファー・イノエ
- Dでは共にチームのまとめ役という事もあり、彼とも仲が良い。
- シロー・アマダ
- 逆シャア設定では階級上部下であるのだが、一年戦争設定のGCとXOやOEでは彼が上官である。その性格ゆえか、ファースト時代のアムロも彼にはブライトほど反発してはいない。
- エレドア・マシス、ミケル・ニノリッチ
- GC(XO)では彼らとともに脱走する事になる。
アナザーガンダムシリーズ
- ドモン・カッシュ
- 64では暴走するアレンビーと対峙し、戸惑う彼に檄を飛ばし、救出のためにアドバイスする。
- MXではアムロもかつてのデビルガンダムとの決戦の際に、ガンダム連合に参加していた。余談だが寺田Pはこの時、同作に参戦していないシロー・アマダやコウ・ウラキもガンダム連合に参加していたと述べている。
- アレンビー・ビアズリー
- 声優ネタの影響か、彼女のノーベルガンダムに興味津々だった。
- ヒイロ・ユイ
- 彼から敬意を表されており、アムロも彼に一目置いている。尚、彼の名前の由来はアムロの名前から。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- F完結編では彼の説得において重要な役割を果たす。αでも味方に回った際に最初に信用した。
- ゼクス・マーキス
- ライバルのシャアと良く似た人物その1。彼やシャア(クワトロ)と共に部隊を引っ張る事になる事も多い。
- ルクレツィア・ノイン
- 携帯機シリーズではよくアムロやブライトと共に行動している。ちなみにDでは部隊名に「マーチウィンド」を提案しようとした際に、彼女に止められた。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 第2次Z 破界篇でクワトロ、アポリー、ロベルトらと時空転移に巻き込まれた後、彼によって保護されていた。以後は暫しの間、彼の許でZEXIS世界の情勢を見届ける事に。
- ガロード・ラン
- Rではアルタネイティヴ社の施設にティファと共に捕らわれていたところを彼に救出される。その後のフォートセバーンでも囚われていたところを彼と竜馬に救出された。
- ティファ・アディール
- ニュータイプ同士なので共鳴する場面も。Rでは2人一緒に拉致されてしまう。
- ジャミル・ニート
- 似たような境遇故か、α外伝においての別れでジャミルに声をかけたのは彼である。RやZでも、アムロに対してニュータイプの意味を問う事がある。
- カリス・ノーティラス
- Rではティファと一緒に彼に拉致されてしまう。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- 自身が優れたニュータイプであるが故に、彼らからも憎悪されている。Zではジ・エーデルに吹き込まれた彼らに「世界に破滅をもたらす者」呼ばわりされる。
- デマー・グライフ
- Rでは白にまつわる異名を持つ者としてライバル視されている。アムロも彼には異質なものを感じていた。
- ランスロー・ダーウェル
- 原作での立ち位置が互いに似通っている。Zではわりと親しく話をしていた。
- D.O.M.E.
- X世界のファーストニュータイプ。アムロもまた彼のニュータイプ論を受け入れている。また、初期案では彼の声優をアムロの声優である古谷徹が演じるプランもあったのは有名な話。
正暦作品
- グエン・サード・ラインフォード
- Zではジ・エーデルに吹き込まれた彼に黒歴史の終焉に自分とシャアの戦いが勃発する事を彼から告げられる。
- ギム・ギンガナム
- α外伝では黒歴史の英雄として敬意を表され、アムロやクワトロ(シャア)と刃を交えられる事を心から喜んでいた。しかしアムロ自身は彼の横暴を否定している。
- Zでも共演。
ガンダムSEEDシリーズ
- キラ・ヤマト
- 第3次αではシンジと同様、昔の自分と重ね合わせている部分があり(初対面にいきなりブライトから彼へのアドバイスを任されたのもあるが)、彼に幾度となく助言を行った。
- Zでは彼とシンの和解を助ける一幕も。
- アスラン・ザラ
- 悩むアスランに度々アドバイスをしては、彼を導いている。
- ムウ・ラ・フラガ
- 第3次αでは出会う前から共にエースとしての実力を認め合っていた。
- ナタル・バジルール
- 第3次αで競演。彼女の実力を認め信頼しているものの、一方で厳格すぎる面を危惧し、敵に回った際はブルーコスモス派に毒された連邦軍に従い続ける彼女の行動を否定している。
- サイ・アーガイル
- 第3次αでは彼の心根の強さを認め、「君のような友人がいればキラも大丈夫」と労いの言葉をかけた。
- ラウ・ル・クルーゼ
- 第3次αにて激突。身勝手な私怨の為に世界を破滅へと導こうとする彼に対して怒りを露にした。
- シン・アスカ
- Zシリーズでは彼のよき先輩になる。また、初登場時に彼の暴走を食い止めた。彼とキラの和解を助ける一幕も。
- ルナマリア・ホーク
- SC2にて大気圏突入に際して疲れを特に示さないアムロとシンを「二人は特別」と評した。
- ギルバート・デュランダル
- SC2では彼のまわりくどいところをクワトロ(シャア)と似ていると評した。
- Zではメサイア攻防戦にて対峙する。その際、やはりジ・エーデルに吹き込まれた彼に黒歴史の終末の戦いを示唆される。
西暦作品
- 刹那・F・セイエイ
- 第2次Zでは彼に人生およびガンダムに乗る先輩としてニュータイプの概念や敵と解り合うことなどへのアドバイスを送った。再世篇では変革しようとする彼に気づき、導く。彼もまた、アムロに対して再世篇ではより素直に敬意を表している。再世篇ではガンダム先輩ではなく、ニュータイプ先輩という側面が強い。
- OEではアムロが1st設定のため、逆に刹那に気後れする場面も見られる。
- ロックオン・ストラトス
- 第2次Zでは異世界とはいえガンダムに乗る先輩として彼から一目おかれている。
- イオリア・シュヘンベルグ
- 未知の生物とも相互理解のできる進化を目指した彼のやろうとしていることに誰よりも深い理解を示し、後を継いだかのように真のイノベイターの誕生を見届けた。
- リボンズ・アルマーク
- 古谷氏が「蒼月昇」の名で演じているキャラ。『第2次Z 再世篇』ではファンの期待通り濃い絡みが描かれた。再世篇開始に前後して転属させられたのは彼のもとで、そこで軟禁される。彼と未知なるものとの対話方法、世界の行く末について論議を繰り返す。彼からは自身の同志となり、共に人類を導くことができる者として認められていたが、当然アムロは彼を否定して敵対する事になる。自分の願い=人類の革新というエゴを剥き出しにして人類を見下す彼を必ず倒す事を誓う。最終決戦では論破し、ニュータイプの貫禄を見せつける。声優ネタも多分に含まれているだろうが、重大な伏線も含まれていることも。
- ルイス・ハレヴィ
- 『第2次Z 再世篇』において、直接の絡みはないがクワトロ、カミーユと共に過去の悲劇の再来を危惧していた。また、リボンズの彼女への仕打ちが彼への敵意を強めることにもなっている。
富野作品
- 破嵐万丈
- 初共演の第3次以来数多くの作品で共演しており、互いに強い信頼関係で結ばれている。
- ギャリソン時田
- 万丈の執事であるため、彼とも数多くの作品で共演している。
- F完結編では、彼からティターンズがドレイクたちと手を組んだという情報を知らされる。
- ドン・ザウサー
- Rでは、彼から深い悲しみの心を感じ取っていた。
- シーラ・ラパーナ
- Fでは地上に出てきた際には、自分達への協力を惜しまずに申し出た彼女に感謝を示した。
- COMPACT2第1部及びIMPACT第1部では、嵐の玉に捕えられていた彼女を救出した。
- ジェリル・クチビ
- IMPACTでハイパー化した彼女の悪しきオーラ力を「人の憎しみの光」と評し、必ず仕留めなければならない敵である事を周囲へと主張する。
- ダバ・マイロード、リリス・ファウ、ミラウー・キャオ、ファンネリア・アム
- Fのリアル系ルート序盤から、ポセイダル軍に反抗する反乱軍の彼らを救助し仲間に加える。なお、リリスを初めて見た際にラ・ギアス事件で知り合ったチャムにそっくりな彼女を見てびっくりする事に。
- エイファ
- Zでは彼女にララァの面影を重ね、親切にした。
リアル系
マクロスシリーズ
- ロイ・フォッカー
- 共にリアル系パイロットのリーダー格として部隊を引っ張っていく事も多い。
- スパロボではないが、ACE3では彼とホランドを交えた合体攻撃も存在。
- リン・ミンメイ
- αでは彼女のコンサートを楽しみにしていたが…。
- ミリア・ファリーナ・ジーナス
- Dでは彼女とマックスの冷めた仲を見て、何も知らなかったためブライトと共に「公私の区別が徹底している」と評した。
- 第3次αではアムロは彼女にとって真っ先に再会できた戦友の一人で、再会をお互い喜び合った。
- ガムリン木崎
- Dの中盤、ヒイロにチェーンと二人で出かけていた事をベルトーチカにバラされてしまい非常に居辛い雰囲気でいたところ、彼が仲間に出撃を促してくれたので彼に感謝するが、事情を知らない彼は首を傾げてしまう。
- 金竜
- Dでは共にチームのまとめ役ということで、オリファーと同じく仲が良い。
その他のリアル系
- ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマン
- A及びMXでは年下で部下。自分と同じような状況に放り込まれたが、自分とは違う彼らの軽いノリに、Aでは意味深な反応をする。
- 一年戦争時の設定のGC・XOでは同じサイド7の住人になり、年上である彼らに振り回されたりする。
- マイヨ・プラート
- 彼もまた、ライバルのシャアと良く似た人物。MXでは彼にシャアと並んで尊敬されている。
- ワイズマン
- 第2次Z 再世篇では人類の進化を導く先導者の一人として、その存在を危険視される。
スーパー系
ダイナミック系
- 兜甲児
- スパロボシリーズにおいては、第2次以来の長い付き合いである。特に旧シリーズではタメ口で呼ばれているのだが、アムロだけが数ヶ月で成長しているので第4次やFでは変な雰囲気に。
- 弓さやか
- IMPACTでは、彼女からカミーユと共にニュータイプを超能力か何かと誤解されていた。
- 剣鉄也
- 第3次αでは、戦死したシャアの分まで背負い込もうとするアムロを気遣う。
- 流竜馬、神隼人、車弁慶
- スパロボシリーズにおいては、甲児と並んで第2次以来の長い付き合いである。
- 流竜馬 (OVA)
- Rではフォートセバーンに囚われていたところを彼とガロードに救出された。
- Dではアムロの女性関係に微妙に呆れていた。
- 車弁慶 (OVA)、シュワルツ
- Dでは部隊の纏め役同士という事で、オリファーや金竜と同じく彼らとも仲が良い。
- コーウェン、スティンガー
- 第2次Z 再世篇では人類の進化を導く先導者の一人として、その存在を危険視される。
- 司馬宙
- 無印TV版では、声優がアムロと同じ。ただし初対面時以外、直接的な絡みは余り無い。戦闘台詞は特殊なものがある。
プロダクション・リード系
- グッドサンダーチーム(北条真吾、キリー・ギャグレー、レミー島田)
- Fでは、ラ・ギアス事件で彼らのゴーショーグンと共闘したため、再会した時は驚いていた。
- OVA
- 第2次αでは、彼女のメンテナンスまで行う面倒見の良さを発揮。
- イザベル・クロンカイト
- 第2次αにてαナンバーズへの密着取材を切望する彼女の申し出に戸惑うが、報道も効果的な戦術になり得る事を理解し許可を出す。
- 獣戦機隊(藤原忍、結城沙羅、式部雅人、司馬亮)
- 殆どのシリーズでは部下。
- Fで初めて会った時は柄にもなく緊張するリーダーの忍を和ませ、彼から尊敬を意を受ける。
- GC・XOでは、珍しくアムロが一年戦争時の設定であるため先輩にあたる。ガンダムを無断で持ち出した時は彼らから一喝される。
- シャピロ・キーツ
- GC・XOにおいては優れたニュータイプとして覚醒した自身の力を認められていたが、アムロは彼を「力を誤った方向に向ける者」として否定する。
ガイナックス系
- 碇シンジ
- アムロといくつもの共通点を持つキャラクターであり、スパロボで共演した際には彼の人生の先輩的存在となる。かつての自分と重ねている部分があり、Fではブライトに修正されたシンジをフォローしている。
- αではそこまで絡まないが、シンクロ率400%になって溶けたシンジに精神世界で最後に語りかけたのはアムロであり、第3次αにおいても昔の自分と重ね合わせている。
- 惣流・アスカ・ラングレー
- Fでは、彼女の毒舌が原因で甲児と喧嘩になった際に仲裁に入り、両者を諭す。
- 葛城ミサト
- 声優同士が某美少女戦士アニメで共演した故か、声優ネタ絡みで絡む部分が多く、MXではベガと紫東遙も加わっている。Fではその関連もあってか好意を寄せている節もあるが、スパロボでは基本的に仲の良い同僚という関係に落ち着いている。
- 赤木リツコ
- F完結編では、彼女から自分やカミーユの持つニュータイプ能力を、非論理的と断じられ信じてもらえなかった。
- 碇ゲンドウ
- 第3次αでは人が互いの領域に踏み込む事で傷付く事を自身とシャアの関係を引き合いに出されて語られ、人類補完計画への理解を求められるが、アムロは彼の補完計画を真っ向から否定した。
その他のスーパー系
- ベガ、紫東遙
- やはり中の人繋がりか、仲が良い。MXでは3人で飲みに行く場面も(ミサトも参加する予定だったが、急遽欠席)。ちなみに、その際アムロの仕事は全てクワトロに押し付けられてしまった。
- ゼロ
- R終盤にて散々自分達を見下す態度を取っていながらいざフェニックスエールの出現で激昂した彼の態度を見苦しいと一蹴する。
- エルフィ・ハディヤット
- MX中盤では綾人の身を案じるが故に、ラーゼフォンを凍結すべきと主張する彼女の心情を理解しつつも、気負い過ぎぬよう諭す。また、ヴァーミリオンがドーレムに近い存在である事も敏感に感じ取った。
- 猿渡ゴオ
- SC2では共に前大戦の英雄同士。彼やクワトロ・ゼクス・フォッカーの前大戦の英雄仲間の五人で一緒に仲良く天津飯を食べている場面もある。
バンプレストオリジナル
- ギリアム・イェーガー
- 『ヒーロー戦記』ではゼウスでの仲間であり、最後の敵であった。そのため、旧シリーズはギリアムの名前を聞くと動揺する。
- IMPACTではアムロはアインスト空間から脱出するため、自身のνガンダムに搭載されたサイコフレームを使って仲間達の意思により脱出口を探るよう自ら率先する。そしてギリアムもまた、アインスト空間から脱出するため、自身の乗機に搭載されていたシステムXNを使って仲間達の意思により脱出口を探るよう自ら率先する。『ヒーロー戦記』を深くプレイした人には感涙する名場面である。
- アヤ・コバヤシ
- あくまでも新のみの設定で、アムロに好意を抱き、チェーンと三角関係を形成する。
- アイビス・ダグラス
- 第2次α序盤に於ける彼女のナーバスな態度を嗜めつつも、その姿に自らの若かりし頃を重ねたようで、ある程度の理解を示す。
- ツグミ・タカクラ
- アムロの武勇伝の真偽をたずねるが、アムロはそれらはフィクションだと答える。
- イルイ・ガンエデン
- 第2次α最終話ではガンエデンが見せた一瞬の拒否反応から、彼女の意識が健在である事を悟り、αナンバーズの面々へ救出の可能性を示唆する。
- エルマ
- 第3次αで共演。ハロに似ているので、彼にも興味津々である。
- バラン・ドバン
- アムロがハンマー使いだったことを見抜く。そしてアムロはハンマーの弱点を突く。第3次αには肝心の初代ガンダムが無いのが残念。
- エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ
- 第3次α終盤のネビーイーム攻略戦に於ける戦闘前会話では、高圧的な態度を崩さない発言が多い中でアムロに対しては「強者」とその実力を高く評価。アムロもまた、ゼ・バルマリィ帝国の防人たる使命を全うしようという彼の信念に一定の理解を示す。
- ジョシュア・ラドクリフ
- 先輩として、彼の相談を聞いたり、状況に振り回される彼にアドバイスを送る。
- エルデ・ミッテ
- 彼女にも「最強の兵士」と呼ばれるが、アムロは一人の人間として彼女を否定した。
- セツコ・オハラ
- シミュレーターで熱心に彼女を指導した。
- レーベン・ゲネラール
- 本性を現した彼にカイメラに来るように招かれるが、当然アムロは蹴る。
- ジ・エーデル・ベルナル
- Zでは皮肉にも彼によってニュータイプ研から救出されている。彼がアムロを助けた理由は、黒歴史の終末に起こるアムロとシャアの戦いを見たいが為である。彼に吹き込まれた事によって、フロスト兄弟やデュランダル、グエンは黒歴史の終末に起こるアムロとシャアの戦いを知る事になる。
- アサキム・ドーウィン
- 第2次Z 破界篇後半のヴォダラ宮での戦闘で、ブラスタに止めを刺そうとする彼に奇襲を仕掛け、撤退に追い込む。
- クロウ・ブルースト
- ヴォダラ宮での戦闘で彼の窮地を救い、ZEXISと合流する。彼から「ガンダム先輩」と独自の呼称をされ、面喰らう一幕も。
ロボットアニメ以外の作品
スパロボでの競演はなく、関連作のみ。
- モロボシ・ダン / ウルトラセブン
- 『ウルトラセブン』の主人公。『ヒーロー戦記』ではゼウスでの仲間。
- 南光太郎 / 仮面ライダーBLACK(仮面ライダーBLACK RX)
- 『仮面ライダーBLACK』及び『仮面ライダーBLACK RX』の主人公。『ヒーロー戦記』ではゼウスでの仲間。
- バレル・オーランド
- Another Century's Episode 3 THE FINALの主人公。かつての自身と似たような状況で戦いに駆り出された彼に不安を覚えると共に心配し、何かと気に掛ける。
- オータム・フォー
- Another Century's Episode:Rの主人公。記憶を失っている彼女を度々導いていく事になり、彼女からも深い信頼を寄せられると共に、彼女の心に「人の心の光」への希望も芽生えさせる事に。また、彼女を見ていると、ハロを思い出すらしい。
名台詞
機動戦士ガンダム
- 「こいつ…動くぞ!?」
- 1話で、ガンダムに初めて乗った時の台詞。
- 「すごい、五倍以上のエネルギーゲインがある」
- 同じくガンダムに初めて乗ったときに言った台詞。アムロに「エネルギーゲイン」なる専門用語っぽい単語を交えて驚嘆させることによって「ガンダムは強力な機体である」という事、さらに「これからアムロが何の訓練もなくガンダムを動かすが、それは気合だの特別な能力だのによってではなく、機械について豊富な知識を有していたからだ」という事を視聴者にアピールしている。なお、エネルギーゲインという単語自体はただの造語であるが、何と比較して五倍以上なのかは不明。
- 「アムロ、行きまーす!!」
- 有名なガンダム発進時の台詞。古谷氏もお気に入りの台詞。後のガンダムシリーズでもアムロに声が非常に良く似たあるキャラが似たような台詞を発言している他、未参戦作品だが古谷氏が演じる『ビデオ戦士レザリオン』の主人公・香取敬もこのセリフを放つ。ただし、実際は類似する台詞(「ガンダム、行きまーす!」や単に「行きまーす!」など)こそ劇中に度々登場するものの、この台詞は全43話中第21話の1回しか登場せず、しかもその1回でアムロが乗っていたのはガンダムではなくコアファイターである。
- 「相手がザクなら人間じゃないんだ!」
- ザクにビームライフルで照準を合わせたときの台詞。TV版ではこの前に生身のシャア一行に向けてビームライフルを撃ったが余りに目標が小さすぎて全然当たらなかったシーンが描かれており、「今度は人間のような小さな目標ではないから当てられる」という意味で発言だが、劇場版ではそのシーンがカットされているため、あたかもザクに人間が乗っておらず人殺しにあたらないと認識違いをしているような印象を受ける。
- 「わあああああああああ!!」
- 少年時のアムロはビームサーベルで斬りかかる際に大声を出して相手に立ち向かっていく癖があった。もはやそれは絶叫のレベルに近い。叫び自体は大人しいがスパロボでも戦闘台詞で再現されている。似たような言葉に「やあああああああああ!!」「かあああああああああ!!」「このおおおおおおお!!」等。
- 「殴ったね…」
「二度もぶった!親父にもぶたれたことないのに!」 - 9話で、休みなしで連日度重なる戦闘で溜まるに溜まった疲労からか、部屋にこもって出てこなってダダをこね、ブライトに鉄拳制裁を受けた時に言った言葉。この台詞は他作品でもよくオマージュとして使われることが多い。ファーストの姿で出ているリアルロボット戦線ではルート次第だが、よりにもよってカミーユに修正されてこの台詞を発する。
- 「僕が一番、ガンダムを上手く扱えるんだ…!!」
- 反省房入りにされた際の台詞。恐らく上記のエースボーナスの効果の元になった台詞と思われる。意地でも自分が一番ガンダムを上手く扱えることを主張したいのだろう。GCでは戦闘中でも「僕が一番、こいつを上手く扱えるんだ!」と喋ることがあり、さらにOEではレベルアップ時の台詞に。
- 「僕は…あの人に勝ちたい…!」
- 上記の台詞の直後に発した台詞。ランバ・ラルから「自分の力で勝ったのではない」と言われて。
- 「あ、圧倒的じゃないか…!!」
- 36話で、ビグ・ザムの図体と威力を見てこの発言。
- 「ラ……ラァ?」
- 37話で、テキサス・コロニーでマ・クベのギャンを撃破した後で、近くにシャアと共にいるララァの存在を感じ取って。ニュータイプとしての素養が開花し始めている…。CBの第2次では、DVEで収録されている。
- 「ララァ。なら、なぜ戦う!?」
- 41話で、シャアのゲルググとララァのエルメスと交戦し、互いのニュータイプ能力が共鳴し、ララァに戦う理由を問う台詞。CBの第2次ではDVEで収録されている。
- 「ラ……ララァ…取り返しのつかないことを……取り返しのつかないことをしてしまったぁ……うう…」
- 心ならずもララァを討ってしまい、号泣するアムロ。以降のアムロとシャアの苦しみの元となる。
- 「僕は…取り返しのつかないことをしてしまった…僕はララァを殺してしまった…」
- 劇場版でのララァが死亡した際の台詞。
- 「この距離では四方からの攻撃は無理だな、シャア!…なぜ、ララァを巻き込んだのだ!?ララァは戦いをする人ではなかった!」
- ジオングに最接近し、ララァを戦場に出して結果的に自らの手で殺す羽目になったことを責める。
- 「まだだ、たかがメインカメラをやられただけだ!」
- ア・バオア・クー攻略戦でシャア・アズナブルの乗るジオングと交戦し、頭部を破壊された時の台詞。研ぎ澄まされたアムロのNT感覚の前には、メインカメラの有無は関係無いのかも知れない。既に人間の域を超えている。後に『機動戦士ガンダム F90』の主人公デフ・スタリオンにこの台詞をパクられる。
- 「ごめんよ…まだ僕には、帰れるところがあるんだ…こんなにうれしいことはない…わかってくれるよね?…ララァには、いつでも会いにいけるから…」
- ファーストの最終回を締めくくったセリフ。ここだけを見ると完全に吹っ切ったように思えるのだが、シャア程ではないものの13年間も取り憑かれるハメに。
機動戦士Ζガンダム(劇場版)
- 「何だ?今の光は?…誰だ?誰が呼んだんだ?」
- TV版6話にて、待ちに待った久々の登場。サングラスをかけているなどファースト時代のイメージを吹っ飛ばすようなインパクトのある登場である。寝そべりながら、空を見上げるその姿は未だ断ち切れずにいる宇宙への想いが溢れている。
- アムロ「何故、地球圏に戻って来たのです?」
クワトロ「君を笑いに来た…そう言えば、君の気が済むのだろう?」 - 15話にて、やっとの思いでカツと共にカラバのアウドムラに合流したものの、7年の歳月を経ても再会したクワトロと名乗ったシャアとのわだかまりから、地球圏に戻ってきた彼にここにいる理由を聞いて。しかし、シャアからの返答は非常に底意地の悪いもので、今まで軟禁生活に甘んじていたアムロの姿を事実ではあるが辛辣に評したものだった。アムロ自身も同情が欲しいわけではないが、誰かに背中を押してもらいたい気持ちがある甘えがあるのを見抜いたのと、そうでも言わないとアムロは腰を上げない人間と、シャアは知っての上での言動である。αでは古谷氏と池田氏のDVEで収録されている。
- (俺に対しての当てつけなんだ。シャアもハヤトも、ガンダムを若いヤツに使わせて、俺を無視して…)
- アウドムラの自室の浴室でシャワーを浴びながら呟いた独白。アウドムラに合流してからというもののカラバのメンバーに会う度に「ニュータイプ」、「英雄」、「宇宙には行かないのか」等と言われ、軟禁状態だった自分に負い目を感じていた事もあってか被害妄想気味に。そんな彼に追い討ちをかけるかのようにカツから、ガンダムMk-IIに乗ったカミーユの活躍を聞かされて、完全に拗ねて。台詞からして僻み癖はかなりの重症。一年戦争当時の後悔、自己嫌悪、MSパイロットとしてのプライド、自信が綯い交ぜになって呟いたのである。7年もの年月のブランクはアムロをさらに屈折させていた。
- 「俺はガンダムのパイロットだったんだ!」
- 15話にて、アウドムラを急襲するロザミアのギャプランを迎撃するために、無断でMk-IIで出撃したカツを援護するべく、発進したクワトロの百式とカミーユのリック・ディアスに続いて、自分も空いているMSに乗って出撃しようとデッキまで来たが、7年ものブランクを理由にハヤトに止められてもなお、口にした最後の意地とも取れる台詞。周囲を見返してやりたい気持ちもあるのだが、同時に出撃する怖さも感じていた。長い間戦場から離れすぎたせいである。
- 「カミーユ、危険だ。その女には近付かない方がいい」
- TV版19話にて。カミーユからホンコンの街で偶然出会った、フォウという名前の少女の事について聞かされた時に。カミーユが自分やシャアと同じニュータイプの素養があると感じていた事もあってか、この時既にその少女にララァと同じものを感じていたのであろう。何とか、自分たちが味わった悲劇を彼には経験させたくないという思いが現れている。
- 「人の善意を無視する奴は一生苦しむぞ!!」
- TV版にて、カミーユを宇宙に戻そうとした時の台詞。
- 「人は同じ過ちを繰り返す…全く…!!」
- TV版のみフォウ・ムラサメの死でララァと同じ苦い記憶を想起させた台詞。宇宙世紀は1世紀以上経っても、同じ過ちは繰り返すのである…。
- 「人身御供の家系かもな」
- ダカール演説後「これで私は自由を失った」と寂しそうにつぶやくシャアに「誰かが人身御供にならなければならないんだ」と言い、その台詞に「私は人身御供か?」と冗談めかして言うシャアに更に冗談めかして。シャアの父ジオン・ダイクンの最期(及びシャア自身のその後)を思えば「人身御供の家系」とは少々洒落にならない表現であるが、あえてそのような強い言葉で(しかも再会直後の敬語からタメ口)軽口を言い合える所にこの時点での2人の関係の良好さが読み取れ、事実その直後2人は和やかに乾杯している。どう考えても2人は今までの因縁を乗り越え完全和解したとしか見えないシーンであり、6年後この2人に破局が訪れると誰が予見しえるだろうか。本来「逆襲のシャア」の製作予定は元々無く、ΖΖでシャアが復活・再登場する予定だったのだが、ΖΖ放送中に何故か「逆襲のシャア」の製作が突如決まったため、ΖΖでのシャアの出番が没になってしまった悲しい事情がある。ΖΖ前期OPにはシャアが登場していたが、後期OPからは消えてしまう。もし、ΖΖの世界でアムロとシャアが再会した時にははたして何が起こるのだろうか?
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 「エゴだよ!それはっ!」
- 逆襲のシャアで初めてアムロとシャアが対峙した際に人類を粛正する事を言い放ったシャアに対する否定の言葉。「エゴ」とは他人が蒙る被害を考えずに自らの考えを押し通す事であるが、スパロボにおいてはアムロがシャア以外の敵に対してもよく使う言葉となっている。いわゆる『富野語』の代表格。
- 「チェーンがチャーミングすぎるからさ。」
- オクトバーにラー・カイラムのクルーだと信じてもらえなかったことをアムロに愚痴るチェーンに対して、女性に奥手だったアムロは、現在では息をするように女性を口説く男性へと成長した。
- 「シャアは否定しろ!」
- 夢の中で永遠にアムロとシャアといたいと言ったララァに対して。
- 「人間の知恵は、そんなものだって乗り越えられる!」
- 「地球は人間のエゴ全部を飲み込めやしない!」と言うシャアに対して。
- 「貴様を殺ってからそうさせてもらう!」
- 「ならば今すぐ愚民共すべての英知を授けて見せろ!」と言うシャアに対して銃を向けて、これが原因でクェスはシャアの元へ行った。
- 「世直しのこと、知らないんだな。革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激なことしかやらない。しかし、革命の後では、気高い革命の心だって、官僚主義と大衆に呑み込まれていくから、インテリは、それを嫌って世間からも政治からも身を引いて、世捨て人になる。だったら!」
- アムロのシャアに対する痛烈な批判。富野流の革命・インテリ批判の代表として度々採り上げられることがある。「革命=人類の革新」と解釈するのであれば、ニュータイプの代表たるアムロ直々のニュータイプ批判として読むことが出来るであろう。これは、貴族でありながらコスモ貴族主義を批判したベラ・ロナや、後のD.O.M.E.の発言を先取りするものと言えるかもしれない。
- 「たかが石っころ一つ、ガンダムで押し出してやる!!」
- アクシズを押し返す時の台詞。スパロボでは味方全員で押し返す事もある。
- 「νガンダムは伊達じゃない!」
- アクシズを押し返す時の決め台詞。後に『機動戦士ガンダムUC』の主人公バナージ・リンクスに台詞をパクられる(ただしバナージ本人がこの台詞を知っている可能性は低く、著者の遊び心だと思われる)。
- 「貴様ほど急ぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」
- 「だから、世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ!!」
- サイコフレームの光が広がっていく中、シャアに対して。DではEDにて、戦いが終わったものの人々がまた過ちを起こす事を不安に思うシャアに対しての台詞となっており、原作とはまた違った、希望のある台詞となっている。
- 「お母さん…!? ララァが!? ………うわっ!!」
- 逆襲のシャアのラストでのセリフ。この台詞の後にアムロとシャアはサイコフレームの光に包まれ、その姿を消したのであった……
GUNDAM EVOLVE
- 「これは…?バカなことを!」
- クェスがハサウェイの乗るジェガンを撃墜したのを感じ取って。この時、取り返しがつかない事をしたと思ったクェスのα・アジールからはドス黒いオーラが漂っていた。
- アムロ「クェス、一体何をしたんだ?友達だったんだろ?」
クェス「友達なんかじゃない!」
アムロ「彼の気持ちを思った事があるのか?」
クェス「私の邪魔ばっかりして!」
アムロ「なぜ理解しようとしない?なぜ素直になれないんだ」
クェス「貴方に何が解るって言うの?そうやって、いつも偉そうなことばっかりぃ!!」
アムロ「クェス、よさないか!!」 - クェスの所に駆け付けた際のやり取り。事実から目を背け言い訳をするクェスに相手を思いやり理解することの大切さを教える。だが、クェスの方もハサウェイを撃墜した直後で錯乱していた事もあり反発するも、アムロは説得を諦めなかった。
- 「そんな攻撃では、そんな道具の使い方では間違って人を殺すのも当たり前だ。それでは、家族だって殺してしまう」
- 前述の説得に応じなかったクェスの猛攻をかわし、フィン・ファンネルのIフィールドでα・アジールの動きを封じる。だが、クェスは癇癪を起こした子供のようにフィールド内で暴れまわり、反射した自らのビーム砲で悲鳴をあげる。これに対しアムロは、感情まかせに力の使い方を誤れば取り返しがつかなくなることを言い聞かせる。これに対しクェスは「そんなにバカじゃない」と返している。どうやら父を手に掛けた事には気が付いていない様である。
- 「なんと力のある子だ」
- 尚もフィールドから逃れようと暴れまわるクェスのニュータイプ能力による攻撃を食らって。流石のアムロもその能力の高さに一瞬怯むも、その直後…
- 「ハサウェイ?クェス、感じないのか?ハサウェイは死んでいない」
「そう言うクェスだからますます苦しい思いをする。クェスに助けを求めているのが解らないのか?」 - ハサウェイの生存を感じとりクェスに告げる。当初は信じなかったクェスだが、アムロはクェスも苦しんでいることに理解を示すと共に、ハサウェイがクェスに助けを求めている事を知らせる。直後、クェスもハサウェイの生存を感じとり、落ち着きを取り戻す。
- 「α・アジールのパワーを使えば助けることができる。後はクェスがそれをどう使うかだよ」
- 「間に合うかな?」と心配なクェスに対して。他人や自分を傷付けるやり方しか知らないクェスに、力は使い方次第で人を助けることができると語りかける。
- 「そうだよクェス。後は君の気持ちを繋げばいいんだ」
- 自らのニュータイプ能力でハサウェイを発見したクェスを優しく諭す。クェスも心を開き「後ろから撃っても良いよ」と装甲をバージすると「信じてみる」とハサウェイの元へと向かった。
- 「ハサウェイ、ちゃんと迎えてやるんだぞ」
- ハサウェイを助けに向かったクェスを見送り、残されたα・アジールの装甲に手を掛けながら見つめるアムロのこのセリフで物語の幕は閉じる。劇場版はこの後、アムロはシャア共々消息を絶つのだが、劇場版と違い希望の光は若い次の世代に託された。
その他
- 「乳首って小さいものだな…」
- 小説版ガンダムでセイラとのやりとりにて。小説版はアニメと違いアダルト表現が多い。
- 「確信が持てるまでは、何でもやる!それが、戦争で宇宙を汚した我々の仕事だっ!」
- 小説版逆シャアにて。「大衆に才能を利用されている」とまで言われたアムロだが、この言葉からは戦乱の第一線に居た当事者としての強い信念と責任感が窺える。
迷台詞
- 「ええい、このスイッチだ!!」
「ざまあみろ!!」
「くそっ、しょうがねえな」
「うお――――っ!!」
「負けんぞ………絶対にキサマらなどに負けるものか…!!」
「きさまらの思い通りにはさせんぞ!ガンダムが相手だ!」
「僕の力が必要だとわかったんですね」
「ガンダム、ゴ――――ッ!!」
「敵をバラバラにするんだ!」
「来るなら来いジオン軍、ガンダムがあるかぎり平和な宇宙をオマエたちの勝手にはさせんぞ!!」 - 以上、『冒険王』に連載された漫画版における迷台詞の数々。作者自身が原作を見ていなかったことと、それにも関わらず資料収集を行わなかった為、アニメの「内向的な少年」設定から見ると別人に近い、これまでのロボットアニメの主人公キャラ同様の熱血漢(?)然とした性格になっている。なおこの熱血漢なアムロの発言・行動は、ネタとしてスパロボにも時折登場する。
ちなみに前述のモニターを素手で叩き割るシーンは作者の意向から復刻版で削除されていたが、マンガショップ版では復活。 - 「僕が一番、シャイニングをうまく扱えるんだ!」※1st時
「轟き叫んでいるから、いつも過激なことしかやらない! 妙だと思わないか?」※CCA時 - 「SDガンダム Gジェネレーション」シリーズにて、フィンガー系の兵装を使用時。こんなセリフを考えたスタッフを妙だと思いたい。
- アムロ「ガンダムに乗らないアムロ・レイなんて、おかしいとは思わないのか!?」
シャア「三角木馬に乗ったカミーユのほうが遥かにおかしいぞ!」 - 「機動戦士SDガンダム アニメイトカセットコレクション」にて、新型ガンダムのパイロットの座を奪うためカミーユを三角木馬で拘束するという暴挙を行った際のやりとり。これはあくまでギャグ作品の中でのネタであるが、富野監督の小説作品「密会〜アムロとララァ」の中で、若かりし日のアムロが実際に倒錯的な願望を心に秘めていた事が明かされている。
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
- 「行け!フィン・ファンネル!!」
「フィン・ファンネル!」 - フィン・ファンネル使用時にお約束のように使われる台詞だが、実は原作ではこの台詞を言っていない。何でも、古谷氏が「スーパーロボットの様に武器名を叫びたい」と提案した事でこの台詞が作られたとか。スパロボ以外のゲームで叫ぶ事も少なくなく、シャアを始めとした他のニュータイプ達がこの台詞を叫んだり、ゲームによってはオールドタイプ、果ては宇宙世紀以外のキャラが叫ぶ事も。
- 「Hi-νガンダムは伊達じゃない!!」
「このHi-νガンダムで突破してみせる!」
「Hi-νガンダムで敵の動きを止める!」 - 小説版(『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)および『CCA-MSV』の主役ロボHi-νガンダムのハイパー・メガバズーカ・ランチャー使用時の台詞。
- 「光の翼を使う!」
- α及びα外伝において、アムロをV2ガンダムに乗せ光の翼(MAP兵器バージョン)を使用した際の台詞。古谷徹氏による音声で収録されている。音声はないが、携帯ゲームのDでも似たようなバリエーションがいくつかある。なお、α・α外伝で、ウッソ以外に光の翼(通常またはMAP兵器)を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼やウッソの他にカミーユ、クワトロ、フォウ、ルーがいる。
- 「僕らの帰る所を守るんだ!」
- 戦艦援護防御の際のセリフ。
旧シリーズ
- 「…だから、プル、おじさんはやめてくれって」
- EXにてプルに「アムロおじさん」と言われて。確かにファーストガンダム時代の顔でおじさん呼ばわりされたらかなりキツイものがあるだろう(逆襲のシャア時代の顔をしているCB版ならまだしも)。
- 「管理職なんて、性に合わない事をやらされたからね。君達もそうだったろうが、こっちも大変だった」
- 第4次(S)にてたった2ヶ月の間にずいぶん老けたことをマサキに指摘されて。
- 「調子に乗るな! そんな事では戦場で早死にするぞ!! ニュータイプが万能だなどと思うな!」
- Fのリアル系ルートの第3話「シャングリラ・チルドレン」のシナリオエンドデモで、ポセイダル軍の襲撃を受けたシャングリラに救援に行った際、ジュドー達を仲間にしようとした時に、ニュータイプだからという事で、つい調子に乗って己の腕を誇るビーチャとエルを一喝した台詞。ニュータイプだからといって、何でも出来るわけではない事を、嫌という程経験した彼が言うからこそ説得力がある。
- 「シンジ君、君がエヴァに乗りたくないと言うのなら、せめてこの戦いが終わってからネルフの人たちに相談するんだ」
「ただし、その前に自分自身でよく考えてみてくれ。なぜ、きみがエヴァに乗っていたのか…なぜ戦っていたのかね」 - Fの第19話「ネルフ襲撃」でのシナリオでブライトにかつての自分のように修正されたシンジをフォローした台詞で、この言葉でシンジは戦う事を決意する。
- 「そうか。俺で良ければいつでも言ってくれ。相談くらいには乗るよ」
- 上記の「ネルフ襲撃」のシナリオ終了後にて。これでもかというほどシンジにとっての良き先輩像を描いており、その言葉はシンジに深い影響を与えた。
- 「それだけ苦労したんだよ。アスカ、君がプライドを守りたいからと言って、そう他人を見下していちゃダメだ。それじゃ疲れるだけだぞ」
- 上と同様にFの「ネルフ襲撃」のシナリオ終了後の台詞。甲児に第2次~Fの変化を老けたなと突っ込まれての返答で、また同時に甲児と喧嘩していたアスカを窘めるという明らかに苦労しすぎている感があるのだが、気のせいだろう。
なお、かなり正確にアスカの心情を見抜いたためか彼女を動揺させ、「いくらニュータイプだからって人の心を読むなんて卑怯よ!」などと言われることに。 - 「ああ。前回の戦いの時には、かなり万丈君に財政的に助けてもらったからな…破嵐財閥に倒産されては、我々もつらくなる」
- Fの第20話「ドクーガの野望」のシナリオデモで、ブライトと共に破嵐財閥の経営の為復帰が遅れている万丈について話して。
- マチルダ「久しぶりですね、アムロ大尉。あ、今は少佐だったかしら」
「いえ、いいんですよ。階級なんて気にしないでください。それよりマチルダさん、近々結婚されると聞いたんですが、どうなったんです?」
マチルダ「戦争が始まってしまったから、しばらくは延期ね。そういうアムロ君はどうなの? 恋人がいるってウワサだけど、結婚は?」
「そんな、まだそんな気はないですよ」 - Fの第23話「目覚めよ超獣機神」または「合体!!超獣機神ダンクーガ」のシナリオエンドデモにおいて、補給部隊として一時的に合流した憧れの人であるマチルダと再会した時のやり取り。一年戦争の頃と比べていくらか大人になり階級も上にはなったが、やはりいくつになっても彼女には頭が上がらない様子。マチルダの方も戦争が起こってからはゆっくり休む暇もないのか、ウッディと中々結婚できずお互い苦労している様子である。
COMPACTシリーズ
- 「来るんだ! 君はそこにいてはいけない! 人の死によってしか目的を果たせないような者に利用されれば、君も死人に引っ張られるぞ!」
- COMPACTより。「ジオンの血」のクェスとの説得台詞。
- 「…僕も、そしてカミーユも…かつてジオンのパイロットに心を奪われた時があった」
「結果は…想像に任せるよ。だけど、覚悟はしておいた方がいい。これは…戦争だからだ」 - IMPACTでアイナを追って消息を絶っていたシローがガンドール隊へと戻った際、彼の行為を咎める事無く自らの経験を静かに語り、覚悟を促す。「想像に任せる」という言い回しから、アムロが決して拭いきれないトラウマを抱えている事をシローも悟った。
- 「僕達は死にに行く訳じゃない。このくらい明るい方が、丁度いいかもしれない」
- IMPACTでドレイク城に攻め込む直前、エル&ベルが同行する事になり一気にガンドール隊が賑やかな雰囲気になった事で、思わず苦笑しながら発した台詞。
- 「シャア…次、会う時は…敵同士かもしれないな」
- IMPACT通常ルートEDで、去り際のクワトロを敢えて「シャア」の名で呼び止め発した不吉な予測。この発言に、傍らで聞いていたチェーンは激しく動揺する。
- 「邪気が…消えた…」
- IMPACTにて、クェス死亡時の台詞。
αシリーズ
- 「シンジ君…君には帰れる所があるんだ」
- 第47話「男の戦い」にて。覚醒した初号機に取り込まれたシンジへの呼びかけ。言うまでもなく、1stラストシーンのセリフが元。
- シンジ「…でも、僕はもうEVAには乗らないって決めたんです…」
アムロ「だが、君は自分の意志でEVAに乗った」
シンジ「!」
アムロ「君はEVA初号機に乗ったことによって、ロンド=ベル隊のみんなと出会うことができた」
「そのことを…EVAに乗っていた事実を…今までの自分を否定することは出来ない」
シンジ(………)
アムロ「これから自分がどうするか…それは君が決めろ」
シンジ「…僕は…」 - 同上。シンジに呼びかける他作品キャラの中で、アムロは最も台詞が多い。さすがと言うべきか。
- 「レコア少尉か!?」
レコア「…アムロ大尉、あなたに勝てるとは思いませんが、私も退く訳にはいかないのです!」
「何故、シロッコの下へ行った!?」
レコア「何故…? やはり、あなたも自分を中心にしてしか世界が見られない身勝手な男だったのですね…」
「!?」
レコア「ジュピトリアンやザビ家よりも私は男達のエゴが許せなかった…アムロ大尉、あなたもその中の1人よ!」 - 第54話「女たちの戦場」にて、自分達を裏切りジュピトリアンへと下って敵対したパラス・アテネに乗るレコアとの戦闘前台詞。
- 同じニュータイプでありながら、不器用ながらも相手の事を何とか理解しようと努めようとするカミーユと比べると、アムロのそれは相手を半ば責め立てているようにも見え、レコアの心を分かろうとせず自分達を裏切った理由のみを問いただそうとするものであった。アムロの諫言も女として男から愛されたい・甘えたい・優しくしてもらいたい・守ってもらいたいという感情が強いレコアからすれば、相手が一年戦争の英雄だとしても所詮はクワトロと同じく、女を戦争の道具としてしか利用する事しか考えられないエゴな理屈を押し付けてくる自分勝手な男に見えたのだろう。元々女心について通じている方ではないが、レコアの糾弾を耳にしてもアムロは彼女が何に対して怒っているのか、あまり理解できておらず鳩が豆鉄砲を食ったような顔をするしかなかった。
- なお、ガンダムシリーズの生みの親である富野由悠季監督は、アムロを「ニュータイプでありながらオールドタイプ的な感性の持ち主」と評しているのは、この辺りからなのかもしれない。
- 「クェス…君は俺とシャアの間で犠牲になったのか…」
「僕は…僕達はまた過ちを繰り返してしまった…」(または「僕は…僕達はまた過ちを繰り返してしまったのか…」) - 第2次αにて、クェス死亡後の台詞。
- 「目を覚ませ、イルイ!お前は神じゃない、人間なんだ!」
「人間が神を造る事は出来ない!ガンエデンはまやかしに過ぎないんだ!」 - 第2次α最終話でのイルイ説得イベントより。ガンエデンによる封印を「エゴ」と断じた上で、上述の台詞をぶつける。ちなみに、劇場版第3作主題歌『めぐりあい』の歌詞から引用したような説得も行っている。
- 「君のような友人がいればキラは大丈夫だろう…」
- 第3次αより。「…サイ、君は強いな」に続いてサイに言った台詞だが、キラ云々は兎も角、サイ自体は原作よりも救われたと言える。
- 「正論だな。だが、それだけでは人を動かす事はできないな」
- 第3次αより。アスランとの戦いで行方不明になったカガリをMIA認定し、ザフトの勢力圏に入っている以上長期の捜索が危険と言うことで早々と彼女の捜索を打ち切ろうとするナタルに釘を差した言葉。軍人としてナタルの言い分が完全に間違っている訳ではないと認識しつつも、多くの民間出身者が集うαナンバーズで長く戦ってきたのもあって、軍人として固過ぎるナタルの行動がむしろ冷たすぎると感じて諫言したのと思われる。
- 「…帰る場所を失う事で、人は新たな何かを見つける事が出来るかも知れない…」
「シャアの見つけたかった未来もな…」 - 第3次α中盤、同胞達の手で地球を追われ再度、ナーバスな状態に陥ろうとしていたカミーユへ上述の言葉を贈り、人類の新たな可能性を示唆する。
- 「各機、深追いはするな。さっさと片付けて帰ろう」
「やあ…宙…君も来ていたのか」 - 第40話で、三重連太陽系のレプリ地球においてソール11遊星主のパルパレーパのパレッス粒子にやられて、戦う意思を奪われてしまった状態の台詞。もはや、戦闘隊長としての面影はどこにもなく、腑抜けを通り越してただの怠け者である。こんな不甲斐ない状態のアムロをシャアやララァが見ていたら、即行で見限っていたであろう。この後、キレたバサラによって正気に戻される。
- 「あの光を見てもなおお前は闇を広げるというのか!」
「シャアはそこまで絶望しちゃいない!絶望するとしたら、貴様のようなエゴの塊の人間ばかりとなった世界にだ!」
「戦いのメビウスの環は、あの男が断ち切ったはずだ!」 - 第3次αにて、クルーゼと対峙して。曲がりなりにもかつて人類の為に戦い、結果的に人類に絶望して人類の粛清に走ってしまったシャアを否定するのと同時に彼の想いを誰よりも理解していたアムロは、シャアとは異なり完全に私怨の為だけに人類を滅ぼそうとし、そのくせ自身をシャアと同類のように語るクルーゼのエゴが許せなかったのだろう。
- 「シンジ…君は昔の俺と同じだ。周囲におびえ、自らのカラの中で独りの世界を創る…」
「だが、俺は信じているぞ。この試練を乗り越えたら、また君が一つ強くなることを!」 - 第52話で、EVA初号機に取り込まれたシンジに心の中で語りかけて。アムロもまたシンジの成長を認め、彼の再起と復活を信じていた。
- ゲンドウ「君ならわかるだろう。ヒトは互いの領域に入り込めば互いに傷ついていくことを…」
ゲンドウ「そう…君と赤い彗星のように…」
「………」
ゲンドウ「だから、私は最初からその壁を取り払い、全てのヒトが一つになる方法を選んだ…」
「あなたはわかっていない…」
ゲンドウ「………」
「確かにヒトは互いを傷つけ合うかも知れない…。だが、それゆえに互いを理解しようと務める…」
「その一つの形がニュータイプであるはずだ!」
「だから、俺はあなたの計画を認めない!ヒトはまだ先に行けることを信じて!」 - 第52話にて、ゲンドウと対峙した際の戦闘前台詞。あっさりと人類の可能性を諦め、逃避のみに走ろうとする補完計画を、散っていったシャア達の想いを汲んで戦うアムロは認めなかった。
- 彼の考えを肯定するという事は、家に引きこもって機械いじりばかりしていた内向的で根暗な16歳の少年だった頃に戻る事と同義であり、そこまで歩んできた人々との出会いや別れといった人生がなかった事になり、自分と戦って散っていった魂たちに対する冒涜を意味するものだったので、人類補完計画を真っ向から否定した。
- 「シンジ…君の選択が正しかったかを決めるのは他の誰でもない…」
「君自身が決めるしかないんだ」 - 第52話のシナリオエンドデモで、長きに亘る因縁による親子の相克を乗り越えたものの、結局父も自分と同じで周りから傷付けられるのを恐れるあまり自分の殻に閉じこもっていただけだったのだと分かり、そんな父を否定して死に追いやったシンジが自分の行いを後悔するのをフォローした台詞。
- 「シャア…俺は今でもお前のやり方を認めていない…」
「だが…俺達のやり方では確かに遅すぎたようだ…!」 - 第3次αのイデENDにて。シャアを否定しながらも行動に理解を示している。
- 「それは違う…!俺達の戦いは、そこから抜け出てよりよき未来を創る為のものだった!」
「お前のように憎しみの環に生きてる者を引き摺り込もうとする事と同じだと思うなよ!」 - 第3次α最終話でのケイサル・エフェスとの戦闘前会話。アムロを「嘗ては憎しみの環の中に居た」、自分と同類の存在と見做す霊帝からの指摘を、真っ向から完全否定する。
- 「人に罰を与える者だと言うのか、貴様が!」
「貴様もシャアと同じだ…!人の死に乗った世直ししか出来ない!」
「ケイサル・エフェス!貴様のエゴで、この銀河を滅ぼさせはしない!」 - 同・特殊戦闘台詞の数々。2番目の台詞は、この戦いを直に見守っている筈のシャアに複雑な思いを抱かせたのでは…? やはり信念はともかくそのやり方は認められなかったらしい。
- 「さよなら…。そして、ありがとう…。俺達を守ってくれた魂達……」
「またいつか…会える日が来るさ、きっと…」
「そう…いつか遠い彼方で…」 - 第3次αの最終話のラストシーン、最後の戦いが終わり、無事に地球へと帰還した際、最後の戦いで自分達を助けてくれたライバル、大切な人、そして多くの英霊たちの魂を想い、彼方へと呟いた台詞。
- (見えるか、シャア…。俺達はそれぞれの道を歩んでいくぞ…)
(お前の望んだ未来の中をな…) - 第3次αのEDにて。ついに真の平和を取り戻し、希望に満ちた未来が幕を開ける中、心の中でシャアの魂へと語りかける。
Zシリーズ
Z
- 「懐かしい武器だが…威力は折り紙つきだ!」
- Zにて∀ガンダム搭乗時におけるガンダムハンマーの使用時の台詞。宇宙世紀の世界観を考えれば確かにこれほど思い切った武器は初代ガンダム以来であろう。
- 「チッ、邪気がきたか!」
- 『逆襲のシャア』で御馴染の台詞だが、こちらはZでキングゲイナーのシンシア、エウレカセブンのアネモネ、アクエリオンの双翅と交戦した際の戦闘台詞である。子供っぽい敵用の台詞というところか。
- 「頭を冷やせ! 君は人殺しをやりたいのか!?」
- Z第18話にて、後退態勢に入っていたザムザザーをも撃墜しようとしたシンを咎めて。なお、このシナリオでのアムロはザムザザーの陽電子リフレクターの死角を突いて攻撃した他、SEEDが発動したシンの攻撃を、汎用機のリック・ディアス(もしくはガンダムMk-II)で切り払うという神業を披露している。
- 「確かに速い…!だが、動きに殺気がない以上、恐れる事はない!」
「説得力のない幼稚な理想論に付き合っていられるか!消えてもらうぞ!」 - Zのセツコルート第30話にてキラと交戦させた時の台詞。キラ達の行動の矛盾ぶりを指摘する台詞でもあるが、「消えてもらうぞ!」と言うあたりアムロにしては上記のシャアへの発言同様珍しく殺気立った台詞である。
- 「パプテマス・シロッコ…!そのプレッシャーを止める!」
「シロッコ!一握りの天才だけで変えられるほど、世界は小さくない!」 - Zにてシロッコと戦闘した際に、発生する特殊戦闘台詞。互いにトップクラスのニュータイプではあるが、ニュータイプとしての自分の力を過信し地球圏を掌握を目論むシロッコをいかに危険視しているかがわかる。
- 「グラディス艦長が言っていただろう。人は想いと力を持つって」
「人はわかりあえる…」
「それは幻想かも知れないが、その努力もしないのなら、俺達は滅んでも仕方のない生物かも知れない」 - Zのifルート51話のシナリオエンドデモで、本作の名場面の一つであるアーガマのMSデッキで、互いを誤解しすれ違って時には殺し合う事すら辞さなかったシン・アスラン・キラの3人が和解する場面で、彼らを後押しするような形でカミーユと共にフォローを入れた台詞。
- ガンダムシリーズの生みの親である富野由悠季監督の「人はわかりあえる」「ニュータイプとは人間と人間とが誤解なく分かり合える人」、ガンダムSEEDシリーズの監督である福田己津央監督の「想いと力」「言葉を介さなければ人間は分かり合えない」という2大監督が提示した、歴代ガンダムにおける究極的なテーマが一つに融和した名シーンでもある。これによって刃を向け合っていた3人の心は一つになったのである。
- 「戦いをやめろ、シン!自分の意志で戦っていない君を討つ気はない!」
「目を覚ませ、シン!今の君はすがるものを求めて泣いている子供と同じだ!お前には、まだ帰る所がある!それを思い出すんだ!!」 - Zの原作ルートでシンと対決した時の台詞。アムロなりに彼を心配した台詞と言える。原作とは違いZではZEUTHのような存在がある分、まだ救われていたのかもしれない。
- 「人は過ちを繰り返す…。人類全体でも個人でもな」
「だが、それに気づけば、やり直す事はできるはずだ。…違うか、キラ?」 - Zの原作ルートでシンが自軍に戻り、キラと出会って彼から謝罪された際、自分の過ちを認めながらも自分やレイが貫いてきた信念による戦いも完全に否定する事が出来ずに苦悩するシンとキラにかけた言葉。この言葉によって互いに苦悩してきたシンとキラの二人が和解する事になる。
- 「見せて欲しいな…。シャア・アズナブルの逆襲ではなく、今のあなたの望む未来を」
- Zでカイメラの不正を告発しようとするクワトロを後押しして。わざわざ『逆襲』と言うのはスタッフの遊び心だろう。
- 「あの男は過去の傷をエーデル・ベルナルにすがる事で癒そうとした」
「奴の凶行は弱さの裏返しだ。そんなものは覚悟でも信念でも無い…」 - Zの終盤でレーベンが戦死した後の台詞。
- 「何より、あのふざけた男が3人もいるとは!」
- 「俺の未来、お前の未来」にて、ジ・エーデルが並行世界の自分を呼び出した際の台詞。確かに常人には理解しがたい性格を持つジ・エーデルが3人もいたことで悪態をついてしまう。
第2次Z
- 「機体性能はガンダムと同クラスか…!」
- 第2次Z破界篇にて、GN-X、および再世篇での疑似太陽炉搭載機との戦闘台詞。
- 「人工的なものか…!?違和感が拭えん!」
- 第2次Z破界篇にて、ソーマ・ピーリス、および再世篇でのイノベイドとの戦闘台詞(攻撃回避時)。
- 「リボンズ! 俺とお前は違う!」
「リボンズ・アルマーク! 人の革新の意味を履き違えるか!」 - リボンズとの戦闘時台詞。ついにやってきた最終決戦。エゴを剥き出しにして目的を果たそうとするリボンズに対し、アムロは革新者を導く者として偽りのイノベイターに鉄槌を下す。
- リボンズ「やっとこの時が来たね、アムロ!決着をつけようじゃないか!」
アムロ「哀れだな、リボンズ。戦いの勝敗でしか、己の存在を示す術を知らないとは」
リボンズ「僕の力を前にして敗北の言い訳かい?」
アムロ「イオリア・シュヘンベルグの望みは人類が力を獲得する事ではない!人と人がわかり合う事で新たな時代を創り出す事だ!お前のように他人を支配する事で自己を確立するような者の存在などイオリアも世界も望んでいない!」
リボンズ「そうまでして僕を怒らせたいのかい?」
アムロ「まだ理解できないのか、リボンズ!お前が真に人類の未来を望むのなら、その力を世界のために使え!それこそがお前に与えられた使命のはずだ!」
リボンズ「そうやって人間に仕えるために僕は生まれたんじゃない!」
アムロ「それは違う、リボンズ…!」
リボンズ「黙れ、アムロ!僕はリボンズ・アルマーク!この世界を導くイノベイターだ!」
アムロ「孤立した魂…。これだけの力を持ちながらもお前はイノベイターにはなれない…もう俺の声も届かないなら、その業をこの手で掃ってやる!」 - リボンズとの戦闘前会話。自らの有用性を証明しようと、人間を支配しようとするリボンズをそれでも導こうとするアムロ。だが、リボンズは自身の存在の優位性が揺らぐことを恐れるように、否定を続ける。平行線にもならない、もはや違えるだけとなったこの関係に決着をつけるべく、純粋種のイノベイターと同じ存在であるニュータイプが仮初の支配者に牙を剥く。この一連のセリフは、主人公である刹那のセリフより遥かに長い。
- 「お前の言う人類の革新の先駆けとなる者…。その資格をお前は持っていない」
「お前はイノベイターではない。そして、人間でもない…!」 - 自身を神と称し、人も他のイノベイターも同列に見下してのぼせ上がるリボンズに対して。自分以外を駒としか思わず、独裁者の如き物言いを繰り返すリボンズを痛烈に批判する。
かつて自身がソーラ・レイで感じた「人の命が溶けていく感覚」の話をリボンズが一笑に付したことで、完全に彼の器を見限ったと思われる。 - 「奴等に教えてやるんだ! 人の意思が一つになる事の本当の形を!」
- イノベイター、バジュラを操るグレイスとの決戦。無理矢理に意思を統合させ、猛威を奮うグレイスにアムロとヒイロは刹那にトランザムを使えと促す。そして、緑色の粒子が宇宙を伝わった時――一つの奇跡が生まれた。
- 「いい機会だから、はっきり言っておく」
「俺は何かを犠牲にした変革も誰かが人の在り方を強いるのも認めるつもりはない」 - 再世篇ED、トレーズの事で思いを馳せるクワトロに対して。第2次Zではクワトロの迷いに積極的には干渉しなかったアムロだが、やはり思うところはあったようでしっかり釘を刺し、クワトロも「その言葉を覚えておく」と笑顔で返した。だが……。
第3次Z
- 「シャア…これがお前の答えなのか!!」
- ネオ・ジオンの新たな代表として就任したシャアを見ての激昂。机を叩くようなSEとZ・第2次Zでのシャアの動向を思えば、その失望感がよく解る。
- 「人類は文明を手にした……それはプロメテウスの火なのか……」
「だが、それによって人は世界を広げ、冷たく暗い宇宙さえも生活の場としていった……そして、人は新たな可能性を見つけた……」
「その先にいったい何がある……教えてくれ、ララァ!」 - 「忘却の霧の中」でパラダイムシティに飛ばされる中でのうわ言で、他の3つと比べて今ひとつわかりづらい「火の文明」に関する答え。
- 「プロメテウスの火」とは簡単に言うと「強大でリスクの大きな科学技術」の比喩。ガンバスターやUCガンダムは「火の文明」の象徴(とくにガンバスターは「火の文明」の産物そのもの)とされていることからすると、「火の文明」とは「扱いきれないほど大きく強力な科学力を手にした文明」のことであるらしい。何故ガンダムも火の文明に含まれるのか疑問であるが、技術ではなく場を広げたことで生まれたニュータイプであるなら、おのずと意味は異なってくる。
- 「ずっと気になっていた。君の事を知っているような気がして」
「だけど、俺が知っていたのは君じゃなかった。誇りのため、信じた未来のため……そして、君のためにソロモンで最後まで戦ったあの人だった」 - メリダ島ルート46話にてオードリーに対して。ところで、容姿はどう考えてもその人物の面影なんか影も形もないはずだが、さすがはニュータイプというところか。
- 「甘ったれるな!」
「撃つ気も救う気もないのなら、この場から消えろ!」 - メリダ島ルート48話にて、暴走したロニとシャンブロを撃つことをためらうバナージに対して。撃たなければ多くの人が死ぬ、かといってロニを止めて救うそぶりも見せないバナージの中途半端さを、先輩として、大人として厳しく𠮟責する。この言葉の先に、バナージに何をさせるかはプレイヤー次第である。
- 「お前は…確かにシャアだ…」
「お前は…強い。お前はシャアから迷いを取り去ったような男だからな」
「だが、弱さを持たないお前に…誰も愛していないお前に世界を背負う事は出来ない!」 - 第57話「BEYOND OF THE TIME」より。シャアに変わってアクシズを落とそうとするフロンタルに対し、一度は彼をもう一人のシャアとして認めるが…。
- 「訂正するぞ。フル・フロンタル。やはり、お前はシャアではない…! それどころか、赤い彗星でもない!」
「お前のような男に世界を任せるわけにはいかない!」 - そして、フロンタルがアクシズ落としを確実にするために前線から離脱する事を決めるという「シャアならば絶対に取らない行為」をした事で、決別。改めて世界を守るために戦うことを誓う。
- 「たかが石っころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」
- 地球へと落下をはじめるアクシズに張りつき、時空修復のための時間を稼ごうとするアムロたち。この後、地球と宇宙に祈りのための時間が訪れる。男は女たちを護るために、女たちは男たちの戦場へ祈りを捧げるのだった。祈りを捧げているキャラクターの比率が女性に傾いているのが、このイベント最大の見所。女性のみなら丁度『哀・戦士』の歌詞ピッタリだった。
携帯機シリーズ
- 「ホワイトベースにも難民はいた。だが、俺は彼らほど明るくは振舞えなかった…」
- Aでケーン達の軽いノリを目の当たりにし、自分が初めてガンダムに乗った時のことと対比してブライトにこうこぼした。呆れているようにも、ある種うらやましく思っているようにも見える。
- 「…シャア、俺に殺されにきたのか」
- Dの1話、軟禁を解きに来たシャアに向けて言い放った台詞。アムロにしては珍しく殺気立っており、「地球が消滅した」と話すシャアやゼクスの話をすぐには信じようとせず、彼らに対してかなり怒っている。この後、シャアから協力を要請され更に激昂してしまうが、結局、渋々シャアの要請を受ける事に。
- 「これが…破滅の、力だというのか、これが…くっ」
- Dのルイーナとの最終決戦で、何度倒しても蘇ってくるペルフェクティオに勝機を見出せず、絶望的なまでの力の差を見せ付けられ恐怖のあまり震え出した台詞。今までのシリーズで様々な作品のメンバーを率いて陣頭に立っていたアムロも、これには戦慄せざるを得なかったのである。
単独作品
- 「目的を果たさずに死ぬつもりか、ドモン・カッシュ!?」
- 64にて。バーサーカーモードにて暴走するアレンビーに戸惑うドモンに対しての檄を飛ばす。
- アムロ「俺達と同じにはならなかったか…。余計な心配だったようだな」
クワトロ「ああ…。そうでなくては、人の未来に期待など持てんよ…」 - 64にて。カミーユが無事にフォウの救出に成功してのやり取り。原作では見られなかった、どこか温かな光景である。この時点ではクワトロもまだ人の未来に希望を持てていたようだが……
- 「艦長代理、あまりブライトを困らせないでやってくれ」
「奴はああ見えても恐妻家っぽい所があるんだ」 - MX序盤、ドモン&レインのロマンスに自分とブライトの関係をダブらせ、シンパシーを寄せるエマリーへ苦笑交じりに釘を刺す。何気に、ノア夫妻間のパワーバランスを熟知しているような台詞でもある。
- 「そうであるなら、俺からは言うことはない。また頼りにさせてもらうぞ、シャア」
- MXでクワトロと再会した際に。シャアがハマーンとの戦いから迷いを抱き始めた事を見抜きつつも、それでも逆襲ではなく一人のパイロットとしてギガノスとの戦いに臨む決意を固めた事を認め、全幅の信頼を口にする。MXではシャアは最後まで人類への希望を捨てないのでアムロとシャアも物凄く良好な関係になっている。
- 「人間の可能性を甘く見るな…!お前が自分の興味のためだけに全ての人間の未来を閉ざすなら…」
「俺は一人の人間としてお前のやろうとすることを否定してやる!」 - MXの最終決戦にて、「人間の力でAI1を止める事は不可能」と嘯くエルデに対し、その傲慢さを断罪する。
- 「…分かりました。でも、中尉を死なせたりはしません。」
「ここまで来たんです。誰一人欠けることなくこの戦いに勝つんです。」
「うちの隊長の口癖です。…約束ですよ、スレッガー中尉。」 - XOのソロモン攻略戦にて。「悲しいけどこれ、戦争なのよね」とおなじみのセリフを残しビグ・ザムに特攻を仕掛けようとするスレッガー・ロウに対して。隊長とはもちろんシロー・アマダのこと。
その他
- 「コール!ガンダム!!」
- 『ヒーロー戦記』で初めての戦闘にて、ガンダムを転送する際、叫んだ台詞。ギリアム他、無限のフロンティアでも叫んだ。
- 「……かなしい人ですね」
- 『ヒーロー戦記』にて、ダンに復讐の虚しさを説かれ、それを理解しつつも親友の敵討ちを止める事ができない風見志郎を見て。
スパロボシリーズの迷台詞
旧シリーズ
- 「ああ、そうか。あまりややこしいから、そのあたりは省いていたんだ」
- 第4次にて、バイストン・ウェルについて、報告書では何も書かれていなかったというブライトの指摘に対して。確かに異世界に飛ばされた先でさらに別の異世界の住民と出会ったというのはあまりにややこしい話である……が、省いてしまっていいのだろうか。ちなみにFではちゃんと報告書に書いたようで、ブライトもバイストン・ウェルについて把握していた。
αシリーズ
- 「赤いザク…!? まさか…」
「ジュ、ジュドーか…脅かすな」 - α43話「プルとアクシズと」にて熟練度40以上の際、ジュドーが隠しユニットのシャア専用ザクに乗って現れた時の台詞。
- その狼狽はシャアの裏切りを予感したのか、はたまたこんなレシプロ同然の機体が現存していたことに対する純粋な驚きか。
Zシリーズ
- 「ガンダム先輩って…」
- 刹那に忠告を送っている際にクロウにガンダム先輩と呼ばれたことに唖然とした表情を浮かべる。
- 「火消しの風のはずが、今日は煽られて大炎上だな」
- 依頼を受けるルート17話「善意のトレスパス」にて。ノインに問い詰められるゼクスを見て。うまい事を言ったものである。
- カミーユ「アムロさん……もしかして、あの人」
「言うな……」
カミーユ「でも……」
「何も言うな!」 - 依頼を受けないルート17話「後の祭りのフェスティバル」において、赤城龍之介のスピーチを聞いてのリアクション。赤城の元ネタでもある自身のライバルの若き日の台詞回しに、白き流星は何を思ったのか。
携帯機シリーズ
- 「大尉、打ち合わせをしよう」
クワトロ「名案だ」 - Aで左近司博士のスパルタなランニングに、歴戦の勇士である二人はちゃっかりと打ち合わせの名を借りてバックれ、マリアにも「あ!ずるい!」と非難されてしまった。
…ただし、アムロにとってはランニング逃れの方便だけというわけではなく、共に戦ううちに薄々気づき始めたクワトロの正体やその真意を問いただすため、という理由もあった(しかし、クワトロの方は本気でバックれるためだけに打ち合わせに賛成したとも受け取れる発言をしている)。 - 「なら、こういうのはどうだい。マーチ・ウィン…」
- Dで部隊名を決める際のアムロ案。ノインに「そ、それは、色々と問題が…」と止められてしまう。
関連作品
搭乗機体・関連機体
- ガンダム
- 説明不要の元祖ガンダム。パイロット共々伝説となった。
- ガンキャノン
- セイラが無断で、ガンダムで出撃した時に乗った。
- ガンタンク
- 序盤で、ハヤトと一緒に乗る事も。
- G-3ガンダム
- 小説版にて搭乗。
- アレックス
- NTのアムロ用に開発されたが、アムロが搭乗する事はなかった。
- リック・ディアス
- 復帰後初機体となったモビルスーツ。復帰戦でブランのアッシマーを撃墜するという凄腕を披露した。
- ディジェ
- リック・ディアスの地上戦闘型。追加設定で「ガンダムタイプ」にしたかったとか。
- ディジェSE-R
- 実際、アムロが乗ったわけではないが、64にて搭乗。
- ΖプラスA1型試作機 (アムロ・レイ専用機)
- 未参戦。アムロが数日間テストを行ったと言われる機体。青と白のツートンカラーであったが、のちにオレンジと白のツートンカラーに。
- Ζガンダム3号機
- 未参戦。『グリーンダイバーズ』にてアムロのパーソナルマークを付け、アムロと思われるエゥーゴパイロット(影武者説有り)が搭乗。『GUNDAM EVOLVE ../』では”ホワイト・ゼータ”と呼ばれる。
- メガゼータ
- 未参戦。『逆襲のギガンティス』にて複座式のため、ジュドーと共に搭乗した。
- リ・ガズィ
- 『逆襲のシャア』序盤に搭乗したが、シャア搭乗のサザビーには歯が立たないばかりか、シャアの口から「情けないモビルスーツ」となじられる始末。シャア以外には優勢だったのだが。
- なお、同機の強化型である「リ・ガズィ・カスタム」はアムロ専用機となる予定だった。こうして見ると、アムロは意外にもΖガンダム系列の機体に多く乗り込んでいる。
- νガンダム
- 此方も説明不要のアムロ専用機。パイロットと合わせてUC90年代最強のガンダムとされる。
- Hi-νガンダム
- 小説版のνガンダム。『CCA-MSV』では、νガンダムの発展型。各ゲーム作品での好待遇振りは有名。
声優について
- アムロの声優である古谷徹氏は「本放送当時には類例のないタイプの主人公だった」と回想しているように、アムロというキャラクターを悪戦苦闘して作り上げ、それゆえか思い入れが非常に強いことを述べ、ファンサービスも込めてかイベントなどでもアムロになりきった発言をする事もあり、度々ファンを沸かせる。
- 本人はガンダムシリーズにおいては「アムロ以外のキャラは演じない」事を信条としていたが(『機動新世紀ガンダムX』において当初はD.O.M.E.を古谷氏が演じる案もあった)、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でシャアの声優である池田秀一がギルバート・デュランダルを演じたのを契機に、『機動戦士ガンダム00』にて「古谷徹」としてナレーターを、そして敵役であるイノベイターの首魁、リボンズ・アルマークを演じた(ただし、同作の水島精二監督の意向で『蒼月昇』名義でクレジットし、番組終了後のイベントで古谷氏である事を公式にアナウンスした。
- 古谷氏は声付きで主演するスーパーロボット大戦では毎回収録に参加していた。参加しなかったのは過去の収録分で対応されている『スーパーロボット大戦F(F完結編)』、『スーパーロボット大戦MX』と『スーパーロボット大戦A PORTABLE』のみ。ほぼ毎回参加する理由としてアムロ・レイが世間一般にロボットアニメヒーローとして認知されていること、そして新規参戦する新しいガンダムシリーズとの共演で、それらのキャラクターとの掛け合いが収録されているからである。原作と違ってアムロがνガンダム搭乗時に「行け!フィン・ファンネル!」と叫ぶのが、先述のように古谷氏の発案である事は有名な話である。
- スパロボシリーズでの収録セリフは『逆襲のシャア』における29歳バージョンのものが多い。
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