Bセーブ(Bullet Save)
『無駄弾を撃たない』という技術を再現した特殊技能で、弾数制武器の装弾数を1.5倍に増やす。少数点未満は切り捨て。一定値をプラスするのではなく1.5倍に増やす為、装弾数の上昇値は元々の装弾数の量に比例する。
例えば、元々の装弾数が4発なら6発になる。それに対して、元々の装弾数が15発なら22発に、20発なら30発になる……といった具合。なお、機体のフル改造ボーナスとも重複し、同ボーナスが与えられた数値にBセーブが適用される。
最強武器が弾数制の武器である機体に搭乗するパイロットに習得させると効果的。また、雑魚を蹴散らすのに向いた武器が弾数制の場合は、反撃時の手数を増やせるようになる為こちらも有効である。前者の場合は『装弾数が少ない弾数制の最強武器の使用回数を増やす』、後者の場合は『継戦能力を上げる』のが目的である。
さらに後者の場合、囮役のキャラクターに覚えさせると非常に有効。特にOGシリーズには換装武器がある為、Bセーブを持つパイロットをWゲージの多い機体に乗せ、弾数制で装弾数の多い換装武器を大量に搭載させると、信じられないほどの継戦能力を与える事が出来る。
採用作品
- スーパーロボット大戦MX
- OGシリーズ
- OGsより採用
- Zシリーズ
- 第3次Zでは小数点以下が切り上げとなった。その為弾数1でも弾が1発増える。
- スーパーロボット大戦K以降の携帯機シリーズ作品
- 同名スキルパーツで習得可能。
主なパイロット
Eセーブとは違い、初期技能として取得しているパイロットは少ない。
- マイヨ・プラート
- ファルゲン・マッフの射撃系の武器は弾数制のものばかりなので、対ザコ戦で効果が大きい。
- 特に、使用頻度の高い『75mmハンドレールガン』と、攻撃力の高い『3連マルチディスチャージャー』の装弾数を増やせるのは大きい。
- トロワ・バートン
- Lではデフォルトで所持。ヘビーアームズの装弾数が凄いことになるが、敵の時も持っている。よってフルオープンアタックを容赦なく撃ってくるため、迂闊に突っ込むと痛打をもらうことも。
- 扇要、ルカ・アンジェローニ
- 破界篇のみ。
- グレゴルー・ガロッシュ
- 固有エースボーナスとの効果重複で弾数がさらに増加。
習得を推奨するパイロット
- アムロ・レイ
- 第2次Z、第3次Z。νガンダムのフィン・ファンネルの弾数が6しかないので、再攻撃で手数を増やしたいのなら取得するのもあり。但し、同作品は雑魚敵が非常に多いうえ、SRポイント取得条件にも入っているので連続行動を優先することもあるだろう。
- キリコ・キュービィー
- 乗り換え可能なものを含め乗機の武装が全て弾数制。精密攻撃の効果もあって手数の多さが重要なダメージソースとなるため最優先で習得すべきスキルであろう。
- ギリアム・イェーガー
- OGシリーズ限定。ゲシュペンスト・タイプRVのフル改造ボーナスが『固定武器の最大弾数+4』というもので、メガ・バスターキャノンの装弾数を10発から14発へと強化できる。これだけでも強力なのだが、ギリアムにBセーブを習得させると、元の装弾数の約2倍となる、21発まで増やす事が出来る。
- OG外伝の場合は気力制限が無い為、長射程・高威力の全体攻撃を気軽に連発できる。ギリアムが囮として非常に優秀である事も含めて、Bセーブを最大限に活かせるパイロットである。ゲシュペンスト・タイプRVのWゲージの高さを活かして弾数制の換装武器を大量に搭載すればさらに活躍が出来るだろう。
- アイビス・ダグラス
- アルテリオンを始め、搭乗機は武装の大半が弾数制なので、単騎で戦果を挙げたいならば優先的に習得させる価値がある。
- スレイ・プレスティ
- アイビスと全く同じ理由で、ベガリオンが実弾主体なので習得する意義が大きい。
- 赤木駿介
- 主力武器が軒並み弾数制なので、取得する価値は大いにある。ダイ・ガードのフル改造ボーナスも併せると最強武器が3発も使えるので、彼を主力としたいなら是非とも取得するべきである。
- 矢島英明、カナリア・ベルシュタイン
- 共に乗機の武装が全て弾数制なので、最優先で習得することで継戦力の上昇につながる。
- 早乙女アルト、オズマ・リー、ミハエル・ブラン、ルカ・アンジェローニ、クラン・クラン、ガムリン木崎
- 乗機の弾数制の武装が多く、強力な反応弾やMDE弾の弾数も少ない事もあり習得させる価値がある。
- 桂木桂
- オーガスの武器の大半が弾数制であるため、継戦能力の向上に大きく貢献することは間違いないだろう。