アクエリオンEVOL

2014年5月6日 (火) 20:41時点におけるDoradokawakami (トーク | 投稿記録)による版

アクエリオンEVOL(Aquarion EVOL)

神話型アクエリオンを元に開発された強攻型アクエリオンの発展型で、ベクターゼドを上半身とする形態。当初はこの合体形態と「アクエリオン」という名前が封印されていたが、アブダクターとの戦いに巻き込まれたアマタ・ソラミコノ・スズシロを守りたい一心からベクターゼドに乗り込みコールサインを唱え封印を解除。合体を制御してグイゼ・ストーンを打ち砕き、「アクエリオン」として復活を遂げる。

アクエリオンらしく、人間の感情エネルギーやエレメント能力により機体の能力が大きく左右される。顔つきや背面ソーラーウイングなど、神話型アクエリオンのうちソーラーアクエリオンの意匠を最も色濃く残している。戦闘スタイルも同じく、徒手空拳による格闘を中心に、無限に伸びるパンチ「無限拳」と、それを応用した必殺技で戦う。また、三形態の中では最もパワーが大きい。

なお、「EVOL」は「LOVE」の逆さ読みである。また、「エヴォル」とカナ表記している資料もある。

登場作品と操縦者

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初参戦作品。前作のソーラーアクエリオン同様、メインパイロットは主人公であるアマタ固定。サブパイロットはエレメントチェンジで交代できるが、基本的にはアマタ、ゼシカ、カイエンの三人。
Zのアクエリオン同様、シナリオ上で武装及びエレメントが徐々に解禁されていく形となっている。反面、今回のアクエリオンは「オールマイティなバランス型」「重装甲射撃型」「高機動接近型」と役割がかなりバラケている為、エレメントシステムを活かすかそれぞれの形態の特徴を活かすかはよく吟味する事。
さらに細かい変更点として「技を使う時だけエレメントが入れ替わる」仕様(能力は元のパイロット依存)になったので、エレメントを変更したら技が変化する、と言うことはなくなっている(パイロットによる武器変更を採用すると特にスパーダが悲惨な事になる為だと思われる)。

装備・機能

武装・必殺武器

ビーム砲
ベクターゼドの主兵装。合体時には頭部に配置されている。
格闘
全体重をかけてショルダーアタックをかます。

エレメントの必殺技

触愛・天翔突(フライングラブ・アタック)
アマタのエレメント能力「重力干渉」を、衛星軌道まで上昇するほど増幅させて突撃、そのまま敵を小惑星へと叩きつける。劇中で初めて使用された必殺技。
無限拳(むげんパンチ)
アクエリオンの十八番とも呼べる代表的な必殺技。伸ばした腕が節ごとに展開してどこまでも伸びる。今回は月に叩きつけるのではなく、アニメでの初使用シーンに倣って地球を一周する。なお、アニメでは地球を最低でも一周半以上(前作の月までの約38万㎞をはるかに超える)した後、本部に戻ってきて男女の寮を隔てていたベルリンの壁を破壊した。
牽制としてとりあえず放たれたり、伸縮を利用した緊急回避にも用いられるなど汎用性の高い技だが、敵にまともにヒットするシーンはあまりない。
第2次Zのソーラーアクエリオンの無限拳と違い、最大射程は13と1短い(それでも十分に長いのだが)。ヒットアンドアウェイとの相性はもちろん抜群。

SRW未使用の必殺技

幻影明滅拳(サブリミナルパンチ)
第7話において、ユノハのエレメント能力「光学透過」によって、透明化して相手に近づいて連続パンチで攻撃して、最後の一撃を放つ。
絶対封印(アブソリュートクラム)
第9話において、MIXのエレメント能力「空間補填」によって、対象の穴を塞ぐことで、自らの余剰エネルギーに耐えられなくなった末に内から暴発、爆砕させる。

特殊能力

エレメントシステム
気力130以上で、3人のパイロットの格闘、射撃、防御、技量、回避、命中を、最も高いキャラクターの数値に統一する。
第29話からはパイロットのエレメント能力も共有状態になる。
変形
分離・再合体を行い、アクエリオンゲパルト、もしくはアクエリオンスパーダへと変形する。

移動タイプ

前作のアクエリオンと違い、飛行できない。但し、アマタのエレメント能力で気力が130以上になると飛行可能になる。


機体BGM

「君の神話~アクエリオン第二章」

関連機体

ソーラーアクエリオン
大元となる機械天使。前述のとおり、EVOLはこの機体に酷似している。
アクエリオンアルファ
量産型の機械天使、強攻型アクエリオンの第一形態で、先祖にあたる機体と呼べる。