劇場版 機動戦士Ζガンダム

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概要

正式なタイトルは『機動戦士Ζガンダム A New Translation』。テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』20周年記念に製作された劇場作品。2005年から2006年にかけて三部作構成で公開された。劇場版の他「新訳~」という呼称も使われる。

全編新作カットというわけではなく、新作のカットにTV版のカットを交えた映像作品となっている。ストーリーはTV版とほぼ同じだが、いくつかの変更点(特にラスト)によってTV版の殺伐とした雰囲気はかなり緩和されている。

作品名 上映日
機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者- 2005年5月28日
機動戦士ΖガンダムII A New Translation -恋人たち- 2005年10月29日
機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛- 2006年3月4日

登場人物・登場メカ

劇場版オリジナルの人物は特にいないが、設定変更がある場合(ロザミアなど)や声優に変更がある場合(フォウなど)がある。スパロボに劇場版設定で登場する際には、それに準拠したグラフィックで登場する。

メカニック方面では新たにハマーン専用の白いガザCが新設定され、TV版でのスードリは「ガルダ級」と呼称されている。また、『0083』や『ガンダム・センチネル』、『ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに』(SRW未参戦)から一部のMSがゲスト出演している。

スパロボ毎の登場人物や登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

BGM

「閃光の中のMS」
劇中BGM。TV版にはなかった新作BGM。『Z』『第2次Z』『時獄篇』で採用。

登場作と扱われ方

スパロボには『スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd』から初登場。ストーリーがほぼ同じであるため、今のところ従来のTV版の参戦時とは一部声優の変更を除いて大きな相違点はない。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
初の本格参戦。前々作『SC2』に続いて劇場版の声優・顔グラフィックが採用された他、ストーリー、機体、その他設定周りも劇場版になっている(TV版のみ登場のディジェ以外)。これに伴ってハマーン専用ガザCが登場するだけでなく、ガルバルディβラーディッシュなど、これまでSRWに未登場だった機体や戦艦が本作で多数初登場している。SC2同様『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』との絡みが多く、特にカミーユとシン・アスカとの交流、フォウとステラ・ルーシェの悲劇シンクロは本作におけるクロスオーバーの見所の一つ。オープニング戦闘デモではカミーユはガンダムMk-IIに乗っている。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 / 再世篇
前作でストーリーを終わらせたためいるだけ参戦。キャラはカミーユ・ファ・クワトロ・アムロ・アポリー・ロベルト、機体はΖガンダム、メタス、そして百式とその武装扱いのリック・ディアスのみが登場。なお、劇場版としては初のいるだけ参戦である。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
今回は「逆襲のシャア」及び「ガンダムUC」が中心となる為か、引き続きいるだけ参戦。エマ・カツが復帰し、ガンダムMK-Ⅱが再び使用可能となった。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A PORTABLE
リメイク前の『スーパーロボット大戦A』は劇場版公開から4年前の2001年9月21日に発売をしたため、形だけはTV版での参戦。顔グラフィックは据え置きスパロボから流用のTV版なのだが、前作『SC2』から半年後に発売をしたためか、ファ、フォウ、ロザミアの声優が劇場版になっている。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
初参戦作品。と言っても、声優・顔グラフィックに劇場版仕様が採用されただけでそれ以外は旧来のTV版参戦時と変わらない。同じく今作にて初参戦となる『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と絡めたアレンジが多い。

主要スタッフ

制作
サンライズ
原作・総監督
富野由悠季
キャラクターデザイン
安彦良和
メカニカルデザイン
大河原邦男
藤田一己
音楽
三枝成彰

商品情報

Blu-ray

DVD

書籍

  • コミック

  • 設定資料など

楽曲関連

リンク

公式サイト