白羽由希奈 | |
---|---|
読み | しらはね ゆきな |
登場作品 | クロムクロ |
声優 | M・A・O |
デザイン | 石井百合子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 | サブパイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 17歳 |
所属 |
立山国際高校 国際連合黒部研究所(軍属時) |
軍階級 | 少尉待遇 |
概要
富山県の立山国際高校に通う女子高生。
妹の白羽小春と共に叔父の薬師和尚の家に住んでいる。母親は国際連合黒部研究所の所長、父親は素粒子物理学の研究者という学者一家の娘だが、彼女自身高校の成績はあまり良い方ではなく、英語が苦手。一方で、地形マニアであり、地質などに関して造詣が深い。
幼い頃に父親が発表した「鬼の伝説」という当時は荒唐無稽な学説が報道されたことで、世間から失笑されていじめを受けた過去があり、未だに恨みを抱いている。
ある日、黒部研究所がエフィドルグに襲われた際にザ・キューブから目覚めた戦国時代の侍、青馬剣之介時貞と出会い、成り行きから研究所で保管されていたアーティファクト「クロムクロ」に搭乗することになり、意図せずその纏い手となってしまう。その後は黒部研究所の戦力として少尉待遇のパイロットに就任。高校生活の傍ら、クラスメイトのソフィー・ノエルや軍人のトム・ボーデン達とエフィドルグとの戦いに臨む。
当初は剣之介が過去の人物だということも半信半疑であったが、彼の世話をしながら幾度も戦闘を切り抜け、共に生活していく内に考えも変わり、親しい関係を築いていく。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。クロムクロのサブパイロット、および支援ユニットパーツとして登場。担当声優のM・A・O氏は今作でSRW初出演。
人間関係
家族・親族
- 白羽洋海
- 母親。やや過保護気味な所がある。黒部研究所の所長であり、彼女の伝手で研究所の所員とも顔見知りが多い。
- 白羽岳人
- 父親。素粒子物理学を研究していたが、その後鬼の伝承を研究するようになった。8年前に失踪し、行方不明。
- 白羽小春
- 妹。小学生だが、剣之介ともすぐ仲良くなる。
- 薬師
- 伯父。寺の和尚であり彼の家で暮らしている。
- コジョ
- 薬師の家で飼われているペットのオコジョ。
立山国際高校
- 青馬剣之介時貞
- 戦国時代の侍。現代に目覚めた彼とクロムクロに乗り込む。一つ屋根の下で共同生活を送るが、現代社会に疎い彼に世話を焼く事も多い。
- ソフィー・ノエル
- クラスメイト。GAUS2のパイロットで、戦闘では共闘する。
- 荻布美夏
- クラスメイトで親友。
- 赤城涼斗
- クラスメイト。由希奈に好意を抱いており、異星人と戦う由希奈を気にかけている。
- 茅原純大、ホセ・カルロス・高須賀
- クラスメイト。赤城の友人達。
- 宇波茉莉奈
- 養護教諭の女性。由希奈達からは余り頼りにされていない。
- 武隈直樹
- 由希奈のクラスの担任教師。進路希望で第一志望に火星と記入した由希奈の今後を案じた。
国際連合黒部研究所
- トム・ボーデン
- GAUS1のパイロット。パイロットなった剣之介と由希奈をしごく。
- リュウ・シェンミイ
- GAUS1のナビゲーター。疲労した由希奈をマッサージすることもある。
- セバスチャン
- GAUS2のナビゲーター。教員免許を持ち、剣之介と由希奈を指導したことも。
- アーサー・グラハム
- 黒部研究所の守備隊隊長。大人として剣之介や由希奈を見守る。
- ジュール・ハウゼン
- 黒部研究所の専属医師。纏い手となった剣之介や由希奈の健康診断を行っており、専用パイロットスーツを用意した。
エフィドルグ
- ムエッタ
- エフィドルグの「ゲゾンレコ隊」の隊員。雪姫や由希奈と容姿が似ている。
その他
- 雪姫
- 戦国時代の鷲羽家の姫。遠い先祖に当たり、容姿が似ていた事から剣之介に彼女と見間違われた。
他作品との人間関係
- ひびき洸
- 『DD』では友人関係らしく、住所こそ遠いが電話で連絡を取り合っていた。後にお互い未知のロボットに乗って再会した際は面食らっていた。
名台詞
- 「火星の運河とか見てみたいなぁって思って」
- 第1話。美夏に「なんで進路志望が火星なのか?」と聞かれた際の返答。
- 「おぉ~!増水して川筋変わっとる!」
美夏「いっつも見てるけどさぁ、飽きないの?」
「飽きないよ?」
美夏「さようか」 - 同話より。ジオエクスプレスで黒部研究所へ移動中、川底を見た際の台詞。早速の地形マニアっぷりを披露する。
- 「知ってます!60年前トンネル工事中に破砕帯から出てきたんですよね!」
- 同話より。荒俣からザ・キューブを紹介されて興奮し、彼に詳しいねと感心される。
- 「黒部ダムです。人類の叡智の結晶です。凄いですよね?」
- 第2話。クロムクロ起動後、外の景色を見て昔と違うことに驚く剣之介への解説。
- 「なんで分かるんだろ…」
「あっ、これってレーダー?」
剣之介「…分かるのか?」
「えっ?あ、はい。なんでか分からないけど、分かるんです」 - 同話より。クロムクロのシステムを統括しているため、自然に周囲の状況が把握できることに驚く。
- 「私の大事な妹。あの子だけはちゃんとしたご飯食べさせてあげないと!」
- 第3話。剣之介との会話で、「小春とは」と聞かれて。母親の家事育児の放棄ぶりを深く実感しているからだろう。
迷台詞
- 剣之介「…誰だお前は」
「えっ?私、姫じゃないんですか?」
剣之介「姫ではない!何者だ!?」
「何者って、勝手に人違いしておいて酷くない!?」 - 第2話。自分が雪姫では無いと気付いた剣之介に憤るが、「姫じゃないんですか」はないのでは…。
- 「てか食べられちゃうの!?」
「やだぁ~!危ない奴に攫われた挙句、鬼に食われるとかチョー最悪!」 - 同話より。イエロークラブと対峙して、鬼が人を食うと剣之介から聞かされ…由希奈的にはチョー最悪なのだろう。
- 「ありえない…」
- 第3話。叔父の薬師に連れられて、剣之介が家にやって来たのを見て唖然としてしまう。
- 「クロムクロの操縦席になってるこの"キューブ"。剣之介は変形したやつを『馬』って呼んでるけど…これ馬じゃないよね」
- 第8話後の予告より。セリフだけなら真っ当なのだが提供画面では本物の馬に差し替えられていた。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「みんな角が生えてるぅぅ…鬼だらけだぁ!」
- 『DD』の第3章part7「鬼の降る空」より。黒部研究所に救援に来たディバイン・ドゥアーズの面々の機体群を見ての第一声。目も二つあればマスコミがみんなそう決めてしまうような言い回しである。なお、一機だけ角の代わりにたてがみが生えている事を剣之助にツッコまれている。
搭乗機体
- クロムクロ
- 後部座席に搭乗し、システム本体の統括を担う。
余談
- ED後には劇中に登場するメカニックについて彼女が簡単に説明するシーンがある。