キンバライド基地とは、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する施設。
概要
ダイヤモンド鉱山跡を利用して造られた基地で、一年戦争後、ノイエン・ビッター少将率いる残党部隊がこの基地に3年間自給自足の生活な形で潜伏して連邦軍に抵抗していた。
作中においては、この基地にただ1つ残ったHLVに奪ったガトーとガンダム試作2号機を乗せて宇宙に送る為、時間稼ぎとしてノイエン・ビッター率いるMS隊がアルビオン隊と戦い、最終的にはビッターを含むMS隊が全滅し、残りのメンバーが降伏しながらもガンダム試作2号機とガトーを宇宙に送る時間を稼ぐ事に成功した。
登場作品
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- ビッターのアルビオン特攻などが再現されているが、原作と違い、ガトーではなくシーマを宇宙に送る展開となっている。原作よりも配備されているMSは多く、ザクが異様に強いことで印象に残る。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- ガトーを宇宙に送る展開は同じであるが、精神崩壊中のカミーユがギニアスにより捕まっていたり、異星人・百鬼帝国の連合軍が乱入してきたりと混沌とした展開。
余談
バンダイ公式系サイトやゲーム作品等含め、『キンバライト基地』と表記されることもある(例:[1][2])。
『キンバライト』は実在する鉱物。アフリカ南部のダイヤモンド鉱山がある都市『キンバリー』にちなんで名づけられており、その中にダイヤモンドの原石を含むことがある。この辺りから、ダイヤモンド鉱山に偽装した基地である同地と混同することになったと思われる。なお、キンバライトの英字表記は「Kimberlite」だが、同地の英字表記は「Kimbareid」[3]。