ガンダムAGE-3は『機動戦士ガンダムAGE』の登場メカであり、キオ編での主役メカ。
ガンダムAGE-3 | |
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外国語表記 | GUNDAM AGE-3[1] |
登場作品 | |
デザイン | 海老川兼武 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦BX |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | モビルスーツ(ガンダムタイプ) |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | AGE-3 |
全高 | 18.5m |
重量 | 68.4 t |
開発者 | フリット・アスノ |
所属 | 地球連邦軍(ディーヴァ所属) |
パイロット | キオ・アスノ |
スペック (フォートレス) | |
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型式番号 | AGE-3F |
全高 | 18.5m |
重量 | 73.0 t |
スペック (オービタル) | |
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型式番号 | AGE-3O |
全高 | 18.5m |
重量 | 69.2 t |
概要
フリット・アスノがヴェイガンとの決戦に備えて秘密裏に開発していた第3世代ガンダム。
AGEシリーズの特徴であった四肢をまるごと換装する事で武装を変更する「ウェアシステム」がさらに発展を遂げ、頭部とバックパックを構成する戦闘機「コアファイター」と胴体部を形成する「Gウェア」との合体構造となっている。 コアファイターだけでなく各部Gウェアにもコックピットが搭載されているため、合体時にコアファイアーのコックピットと連結し複座構成となるが、この複座は戦闘経験が未熟なキオの腕をカバーする意味合いが強く、キオが経験を積んでいくうちに単座式へと移行していった。
地球上では善戦するものの宇宙に上がった後、ゼハート・ガレットと交戦した際にキオごと捕縛される。その後、火星圏におけるガンダムレギルスとの戦いにより大破。以後、AGE-3はガンダムAGE-FXへと生まれ変わる事となる。
ガンダムAGE-3 ノーマル
「Gセプター」と呼ばれるGウェアと合体した「ノーマル」と呼ばれる基本形態。
機体の推進にはスラスターとヴェイガンの技術である光波推進システムを併用、MS状態のままでの大気圏飛行を実現している。
AGE-1、AGE-2とは異なり、見た目通りの重武装・重機動機であり、敵ヴェイガンMSを一撃で撃破できる武装の搭載が可能の上、単純なパワーもかなり高い。1000t以上の超重量級MSレガンナーを空へと牽引するシーンも見られるほど。
ガンダムAGE-3 フォートレス
重砲撃型ウェア「Gホッパー」と合体した、地上の活動を重視した火力特化形態。
ホバーで移動する。
ガンダムAGE-3 オービタル
高機動型ウェア「Gバイパー」と合体した、宇宙での活動を重視した機動力特化形態。
反面火力に不安を抱える上に、白兵戦には全く向かない難点がある。
その他の形態
- ガンダムAGE-3 ラグナ
- 宇宙戦用の遠隔攻撃形態。両肩に6基ずつのファンネルコンテナを搭載している他、専用のビームライフル「ブリタニアスライフル」を装備している。
- キオとAGE-3が火星に拉致されている間にウットビット・ガンヘイルがAGEシステムに頼らず独力で設計したが、AGE-3が大破したために陽の目を見ることはなかった。
- ガンダムAGE-3 ザメルガ
- 海洋生物を思わせる近接形態。右腕に専用武器「ギルド・ブレイバー」を装備している。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。名前に「ノーマル」が付かず、単に「ガンダムAGE-3」名義となっている。
- フォートレス・オービタルの換装形態は武装扱い(携帯機シリーズにおけるインパルスガンダムと同じ扱いである)。それぞれ適応がSの地形があるので有効に生かしたいところ。
- 移動後攻撃がビームサーベルと後で追加のオービタルのみと射撃重点機体となっており、使いこなすならキオの技能にヒット&アウェイは不可欠。
- 中盤で騎士ガンダムの三種の神器の一つ「霞の鎧」を宿していたことが判明する。
装備・機能
武装・必殺武器
ノーマル
- ビームサーベル
- 両腕の装甲内に収納している格闘兵器。手を持つ以外にも前腕から直接ビーム刃を発生させることが可能。
- 『BX』では移動後武器の少なさもあってか、ダブルオーライザー同様SRWのビームサーベルとしては珍しく射程1~3と長め。
- シグマシスライフル
- ガンダムの母艦となる戦艦ディーヴァの「フォトンブラスターキャノン」の技術が応用された主砲。
- ライフルと銘打たれているもののドッズライフルよりかなり大型化しており、もはやビームバズーカと形容できるほど。
- ブラスティアキャノン
- シグマシスライフルにAGEビルダーが作成した追加バレルを装着した長身の主砲。戦艦をも一撃で破壊する威力を発揮するが、AGEビルダーのデータが不足していた為に耐久性が低く、初回の砲撃のみで砲身が自壊して、それ以降は使用していない。
- 『BX』ではさすがに弾数1発という事はなく、その都度バレルを射出してもらっているが、それでも3発しかない為無駄撃ちは厳禁。数値上は本機の最強武器だが、地形適応を見ると地上ではフォートレス、宇宙ではオービタルにそれぞれ劣る。
換装攻撃
- AGE-3フォートレス
- AGE-3フォートレスに換装しての攻撃。『BX』ではシグマシスキャノン連射→4連装シグマシスキャノンのフルバーストとなっている。本来フォートレスは飛行できない為か、戦闘アニメでは土煙が上がって足元が見えにくくなり、空中から使用しても地上にいるようにも見える。この演出からか陸適性がSになっており、対地攻撃としてはブラスティアキャノン以上の火力を見込める。
- トドメ演出では辺り一面を焦土に変えてしまう。演出とはいえ、街中とかで放っていいものか……しかも、追加される話では陽昇町を守るためにこれを使うのでなおさら反応に困る。
- シグマシスキャノン
- 両腕と両肩に装備している4門の大型砲。1門でもシグマシスライフルを上回る威力を持ち、その上で小型化されているため取回しも良い。4門を同時斉射すれば4つのビーム条が1つに集束し、途轍もない破壊力を発揮する。また、砲身の強度が高いため、接近戦では打撃武器としても使用可能。
- AGE-3オービタル
- AGE-3オービタルに換装しての攻撃。『BX』ではシグマシスロングキャノン→ビームサーベル→零距離ロングキャノンの波状攻撃となっている。威力はブラスティアキャノンやフォートレスに譲るが、移動後使用可能な点が大きい。宇宙適応がSだが、生かせるのは分岐ルート上を含めても4話しかない(追加される第18話は宇宙マップだが、追加の時点でマップが終わってしまう)。
- 本来はロングキャノンによる狙撃を得意とする形態なのだが、それではフォートレスと被るためか『BX』ではもう一つの特長である機動力を活かす形で射程P1~3という近接攻撃扱い。……上記の通り白兵戦には不向きな形態であるはずなのだが。
- シグマシスロングキャノン
- オービタル時の主兵装。シグマシスライフル、シグマシスキャノンに比して威力では劣るが、連射性能で勝る。鏃のようなビームを発射する。機体の光波推進システムから発生する疑似斥力フィールドによる電磁干渉効果で、ビームの弾道を湾曲することが出来る。Xラウンダーの優れた予測能力を照準補正に利用することで、非常に高い命中精度を発揮する。
- ビームサーベル
- ノーマルのビームサーベルと同様、腕部装甲に内蔵・収納されている。
特殊能力
換装は武装演出扱い。
移動タイプ
サイズ
- M
機体ボーナス
- BX
- 改修後のガンダムAGE-FXにもそのまま引き継がれる。
機体BGM
- 「ガンダムAGE-3~覚醒」
- 『BX』にて採用。
対決・名場面
スパロボシリーズの名場面
- 絶対無敵の救世主
- オリバーノーツルート第9話「守れ!子供達の戦い」。ヴェイガンと邪悪獣から街を守るために戦うライジンオー。しかし、ヴェイガンの攻撃を受けた事が原因でエネルギー系統に異常が生じ、ライジンオーが動かなくなってしまう。そこを邪悪獣が束になって取り囲み、瞬く間にピンチになるライジンオー。キオは建物を盾に逃げる事を提案するが、地球防衛組は思い出の詰まった街を壊すことはできないと拒否。しかし、このままでは絶体絶命…次の瞬間、ガンダムAGE-3はそれを身を挺して庇う。
- それまではただ敵を倒すためだけに戦っていたキオは、地球防衛組の姿を見て、『倒す』ためではなく、『守る』ための戦いがある事、そして救世主には人を守れる強さが必要である事に気づいた。キオの成長に心打たれたウットビットはフォートレス形態に換装するGホッパーを射出。さらに、地球のエネルギーを吸収してエネルギーを回復したライジンオーが換装のための隙を作る。換装を完了したAGE-3とライジンオーは見事なコンビネーションで邪悪獣をまとめて撃破。ライジンオーとAGE-3は『絶対無敵の救世主』としての力を見せ、反撃に転じる。
関連機体
- ガンダムAGE-FX
- TV版では改修機、小説版では後継機という設定。
関連機
商品情報