宝多六花

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宝多六花は『SSSS.GRIDMAN』のヒロインの一人。

宝多六花
読み たからだ りっか
登場作品 SSSS.GRIDMAN
声優 宮本侑芽
デザイン 坂本勝
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 サポーター
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プロフィール
種族 地球人
性別
生年月日 2002年12月5日
星座 いて座
年齢 15歳
身長 155cm
血液型 O型
所属 ツツジ台高校
好きな物 チーズフォンデュ
嫌いな物 炭酸飲料
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概要

響裕太のクラスメイトである少女。

少しクールで気怠げな雰囲気を見せるが、クラスメイトとの仲は良く、怪獣騒ぎに巻き込まれた友達を心配したり、記憶喪失の裕太を介抱して家まで送り届けたり、出会ったアンチに世話を焼いたりと、心優しい性格の持ち主。

普段は友人のなみこはっすといることが多く、新条アカネとも親友関係。内海将とは異なり、特撮にはあまり興味を示していないなど、良くも悪くも今時の女子高生らしい趣味嗜好を持つ。怪獣と戦う裕太とグリッドマンに対しては、初めは現状に理解が追いつかなかったが、将と共に彼らを支えていく。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦30
初登場作品。最速登場は地上ルート「覚・醒」。サポーターコマンド要員。グリッドマンの掛け合い及び中断メッセージにも登場するため、ボイスが収録されている。担当声優の宮本侑芽氏は今作でSRW初出演。
体験版「覚・醒」では原作と違い「~わよ」と普通の女子の口調になっている場面が散見されたが、製品版では修正されている。但しその後もちょくちょく見られる。

ステータス

サポーターコマンド

名称 作品 名義 S-SP 使用時 パッシブ
グリッドマン同盟 30 内海&六花 30 応援」「友情」をかける スマッシュヒット」の消費ExCを-1

人間関係

家族

六花ママ
母親。ジャンクショップ「絢」を経営している。
思春期の女子高校生らしく鬱陶しがることもあるが、基本的に仲は良好であり、彼女の仕事や趣味に合わせる形で生活していたらキーボードのタイピング速度が速くなるなど、数多くの武勇伝を持つようになったとのこと。

グリッドマン同盟

響裕太
クラスメイト。物語開始時に記憶を失った彼を介抱する。記憶を失う前の彼から何かを告げられたらしいが……?
内海将
クラスメイト。彼の特撮好きにはあまり理解を示しておらず、意見の相違から口論になる事もあった。
グリッドマン
一緒に戦う仲間。家にある中古パソコン「ジャンク」に宿っている事もあり、必然的に協力者となった。

新世紀中学生

サムライ・キャリバーマックスボラーヴィット
アシストウェポンに変身する四人組。グリッドマンと共に戦う仲間。

ツツジ台高校

新条アカネ
クラスメイトで、特に仲の良い友人。
なみこはっす
親しい友人達。
問川さきる
クラスメイト。彼女の死(クラスからの消失)に動揺する。

その他

アンチ
街に出ていた彼と偶然出会い、気に掛けるようになる。

名台詞

「ねえ…記憶がない、ってことはさ、今日のこと全部覚えてない、ってこと?」
「そっか…でも、もし記憶喪失のフリだったら最悪だかんね」
第1回より。記憶喪失だとわかった裕太を病院に連れて行く道すがらの意味深な台詞。記憶喪失になる前の裕太との間に何かあったらしいが、裕太は当然覚えておらず、ただ困惑する羽目に。
裕太「なんで俺、女子の家で寝てたの?」
「女子、じゃなくて宝多六花」
「私の名前。響君、家の前で倒れて寝ちゃって起きなかったんだよ?」
同上。記憶喪失の裕太に状況を説明する。
「…学校の方だ」
同上。グールギラスの火球が落ちた先を察して。
内海「裕太がジャンクに食われちまった…」
「…昔のパソコンって、こわ~」
同上。ジャンク内に吸い込まれた裕太を見ての発言。どこかズレているような気もするが…。
なお、将の台詞は特撮版にも同様のものがあり、そちらのオマージュとなっている。
「私、やってみるよ。内海君の言葉を、私が響君に伝えてみる」
同上。キーボードを素早くタイピングして裕太とグリッドマンに敵の弱点を伝えた。
「私達、こんなとこにずっと住んでたんだ」
第2回より。将と共にグリッドマンの声が聞こえ、霧の怪獣の姿が見えるようになって。
「なんで…みんな死んじゃったことになってるの」
「昨日元気だったじゃん」
同上。問川達の死を知ったことで、ショックを受ける。
「ありがとう」
同上。デバダダンとの戦いが終わりなみことはっすの無事を確認後、彼女達に直接会う前に一言告げる。
「これ、食べます?」
第3回より。雨の中、一人でいたアンチを見つけ、弁当を差し出す。
「確かめて、もし、響君が、ずっと前に死んだことになってたら?」
「問川や、といこみたいに」
「だから誰にも聞けなかった。みんなが、響君のこと忘れてたらって…」
「怖いから、私は無理!」
同上。戻ってこなかった裕太を確かめるため自宅へ向かうが、怖さから逃げ出してしまう。
「生きてるなら連絡しなよ」
裕太「あ、いや。電話通じるなんて…」
「私、響君の電話出なかった…ごめん!」
同上。裕太の帰還に安堵し、電話に出なかったことを謝罪する。
「怪獣だ。3人が消えてリセットされてるんだ」
「…でもなんで昨日の人達が狙われた?」
第4回より。4人組の「Arcadia」の面子が1人なのに友人達が疑問に思わないのを怪獣の仕業だと気付く。
「一旦切ればいいんじゃん」
同上。ジャンクがフリーズし、コンセントを抜き将から叱られるも…結果的には上手くいった。
言うまでもなく、パソコンに不都合を与えかねない行為であるため、やるにしても最終手段にしておくこと。
「なんで私の周りばかり、怪獣が出てくるんだろ」
「私のせい、かな?」
同上。バスに乗った後の独り言。
「あーもうなんとでも言って下さい」
第5回より。水着姿で裕太達と一緒にいたことを、なみことはっすにからかわれて顔を赤らめる。
「まああの人達お金無さそうだしね」
第6回。母からジャンクをまた店で買い取ったと聞かされる。新世紀中学生…。
「アンチ君は、ちゃんと学校行ってるー?」
アンチ「学校?」
「あ…なんか複雑な事情ある感じ?」
同上。アンチを風呂で洗いながらの問いかけ。
「いやないでしょ?女子高生怪獣なんか興味ないから」
第7回。裕太からアカネが怪獣好きかもしれないという話を振られて。
「戦うより、先にやることがあると思う」
第8回。アカネと戦うことに乗り気な裕太と内海に対し、説得できないかと意見を述べる。
「あの人、私から謝るなんて、考えて無さそうじゃん?」
同話より。説得失敗後、酷いことを言った内海に自分から先に謝りたいと裕太に話す。
「似合ってんね?それ」
同上。内海と互いに謝罪し、彼が着るメイド服を見ての台詞。ちなみに六花のコスプレは海軍服。
「宇宙人?めっちゃ燃えてるんですけど…」
第9回 夢の中の世界でアカネからアレクシスを紹介され、その姿に唖然とする。
「神様には神様の世界があるんじゃない?」
「アカネは神様の世界から逃げて来たのかも」
裕太「そんな弱い人には見えないけど」
「弱い、とかじゃなくて、アカネは繊細なんだよ」
第10回。アカネは神様なのに、どこか窮屈そうと話す裕太に対して。
「なんか強すぎない…?」
同話より。フルパワーグリッドマンを翻弄するナナシBの強さに焦る。
「やっぱりアカネを探すしかない」
「理由があったって、こんなことは許されないから」
第11回。裕太が刺され入院した後、様子を見てくると向かった学校に着いた際に。
「私はアカネの友達。私はそれ以外に生まれてきた意味なんていらないよ」
「アカネは私のこと、どう思ってるの?」
同話より。六花には関係ない、そう設定しただけと突き放すアカネに本心をぶつける。
「悲しいかどうかは、私達が決める!」
最終回。六花を作り物のくせに悲しいねえと蔑むアレクシスに反論する。
「都合の良い時だけ一般人とかさ、グリッドマン同盟はどこいったんだよ」
同話より。自分はただの一般人だからと意気消沈する内海へのツッコミ。
「アカネ…あの中に!?」
同話より。アカネが巨大化したアレクシスの中に取り込まれていると察する。
「だから私達を頼って欲しい。信じて欲しい。そのための関係だから」
同話より。フィクサービーム後のアカネに向けた励まし。
アカネ「定期入れ…?どっか行っちゃえってこと?」
「違うよ。どこへ行っても、私と一緒」
同話より。アカネへ定期入れを差し出す。「どっか行っちゃえ」にはアカネ本来の繊細さが見出だせる。片道ではなく複数回の往復が前提の「定期」入れなのがミソ。
ただし、後述するようにこの世界に再びアカネが来ることを良しとしておらず、永遠の友情の証+願望の象徴と思われる。
なお、この定期入れは現実世界で目覚めたアカネの机の上に同じデザインのものが置かれている。
「アカネはさ、どこへ行ったって堂々としてないと」
「私達の神様なんだから」
アカネ「うん…そうする」
「だから神様、最後にお願い聞いてくれませんか?」
アカネ「…うん」
「私はアカネと一緒にいたい。どうかこの願いがずっと叶いませんように」
同話より。アカネと手を繋ぎながら自分の願いを彼女へ伝える。アカネが現実逃避の産物であるこの世界に戻らないように、と。
アカネがこの世界にいることはどうあがいても現実の彼女の足を引っ張ることにしかならないことを理解しての、絶対に同居しえない2つの願いである。
この直後、家具を含むそこに人がいた痕跡の全てとともにアカネはこの世界を去った。
「まあ神様と同じクラスには通えないよね」
「神様には神様の世界があるんだし」
同話より。アカネとの語らいの後の独白。
内海「なんで裕太にグリッドマンが宿っちゃったんだろ」
「んー響君はアカネの隣の席だったし」
内海「…そんな理由があるかよ」
「たぶんそれだけじゃないと思うけど」
同話より。裕太とグリッドマンの繋がりに対して自分の考えを述べる。この時六花が思い浮かべていたのは、クラスの皆がアカネに注目する中、その隣の席で一人だけ自分のことを見つめていた裕太と目が合った瞬間のことだった。

迷台詞

「…私!?」
最終回。グリッドマンから裕太の六花への想いは変らないと教えられ、赤面して動揺してしまう。

スパロボシリーズの名台詞

「その何でもウルトラシリーズを引き合いに出すの…やめなよ」
30』地上ルート第4話「覚・醒」エンドデモより。ミツバの要請でドライストレーガーに乗艦する際に内海がウルトラシリーズを引き合いに出したことに呆れての一言。
「そうね、濡れてる捨て猫を見た時の気分に近いかな…」
『30』アズ地上ルート「定められた運命」にて、仲間と共にアズのことを語るシーン。主人公版アズはなかなか相手に心を開かないが、普段の真面目な行動もあって印象は当初から悪くなく、同年代メンバーや女性陣ほぼ全員からは捨て猫のように放っておけない少女と認識していた。
アズ宇宙ルートの場合では、シュラク隊の感想をウッソが代弁する展開に変更されている。
「何よ、それ…?おっさんっぽいよ、アズ」
『30』アズルートエーストークより。表情と言い方はエッジルートと違うが、こちらも年齢に反して達観した主人公をおっさん扱いする。
「(あの怪獣…アンチ君なんだよね…)」
『30』で、人間態のアンチと邂逅した後での、グリッドマンとアンチとの戦闘の際の掛け合いの中で。実際に口に出しているわけではなく、心の中で思った言葉が戦闘アニメ内で表示されているという、スパロボでも非常に珍しい特殊戦闘台詞である。

余談

  • 視聴者からはミニスカートから剥き出しになっている脚について特に話題にされており「太ももの擬人化」「グリッドマンの下半身担当[1]といったぶっ飛んだ渾名も多い。
    • 声優の宮本侑芽氏もイベントやライブ配信において脚について言及している。
  • 劇中未登場ではあるが、ボイスドラマでは父親と兄の存在について語られている[2]。このうち、父(六花パパ)は、本編終了後のライブイベントの朗読劇で登場した(演者は稲田徹氏)。
  • デザインモチーフはトランスフォーマーシリーズの公式創作作品『トランスフォーマー シャッタード・グラス[3]』(Transformers Shattered Glass)のメガトロン[4]であると言われている。
  • 後に放送されたウルトラシリーズには、「六花製菓」や「チョコリッカ」など彼女の名前を冠した小道具が逆輸入されている。また、作品としてのつながりはないが、単に声優ネタとして『機界戦隊ゼンカイジャー』にも「Rikka Coffee」のロゴが記載された自動販売機が登場している。

脚注

  1. 言うまでもなく上半身担当は新条アカネである。
  2. おそらく彼女のイメージは『電光超人グリッドマン』のヒロイン井上ゆかと思われこちらも両親と兄の4人家族設定(ただし、六花の母はジャンクショップと喫茶店経営だが、ゆかの母は専業主婦で店舗経営という設定は『電光超人グリッドマン』のメインキャラ馬場一平の両親(インテリアショップ))。
  3. いわゆる「善悪逆転もの」で自警団チーム「ディセプティコン(デストロン※本来は悪)」が残虐非道な「オートボット(サイバトロン※本来は正義)」と戦う。
  4. 原典では残虐非道な悪の親玉だが、シャッタード・グラスでは仲間達を愛する学校の先生となっている。

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