戦略ゲラン衛星とは、『蒼き流星SPTレイズナー』に登場する兵器。
概要
第22話「フォロンとの対決」でグラドス軍が使用した衛星兵器。
レーザーでオゾン層を破壊し、有害な紫外線や宇宙線を地上に到達させるシステムを持つ。かつてグラドス軍がネメイン星なる星に侵略した際に使用して大殺戮を行い、最終的に陸上の生物全てを滅ぼす結果となり、「グラドスの歴史の汚点」とされていた。破壊目標たるオゾン層のみならず地表の大都市をも消滅させる程の威力を持ち、発射の際に照射地域の上空を紫色の光で染め上げる。
その際のように全てのオゾン層を破壊するというわけではなく、大都市上空にのみ絞ってと言う形で設置されるも、その存在をエイジが察知。
レイズナーのV-MAX発動により1基が破壊されたが、直後にギウラ隊の追撃に遭って地球に降下したため、残った衛星により発射されてしまう。
これ自体の防衛の為に無数のレーザー砲も設置されており、弾幕のカーテンを張って地球から発射された核ミサイルを悉く撃ち落としているが、V-MAXを発動したレイズナーには成す術もなく終わっている。
登場作品
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 第42話「その男の狂気」にて原作のグレスコではなく、グラドス軍の軍師格になっていたシャピロがル・カインの許可を得て使用を謀った。
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 2章Part6「奇跡を求めて」にて原作通りに登場。地球の都市圏への攻撃を行い、アリアンロッドやドルシア軍の協力を受けた自軍部隊により撃滅される。