ダイナミック企画オリジナル機体(ダイナミック企画オリジナル)とは、ダイナミック企画による「スーパーロボット大戦シリーズ」オリジナル機体の総称である。
概要
ダイナミック企画はスパロボオリジナル設定に寛容であり、ダイナミックプロが直接監修を行っているオリジナル設定も多い。またスパロボオリジナル設定は後の公式の新作アニメに逆輸入されることもある。オリジナル設定も参照。
スパロボでは初期シリーズから真ゲッターロボやマジンカイザーといった原作から派生したオリジナルメカが登場していた[1]。
出典作品表記としての「ダイナミック企画オリジナル機体」が使用されたのは『スーパーロボット大戦V』のマジンエンペラーGが最初となる。以降のスパロボでは、ダイナミック企画のメカニックで、参戦作品に記載されている作品には登場しなかった機体の出典が「ダイナミック企画オリジナル機体」となる。
『スーパーロボット大戦X-Ω』では機体とキャラクターが紐付けされている都合上、キャラクターの出典が機体と同じものになっているためか、名称から「機体」が外れ「ダイナミック企画オリジナル」と表記される。同作品ではゲッターノワールのパイロットであるリョウマたちなど、原作には登場しない「ダイナミック企画オリジナル」キャラクターが初登場している。基本的に他の作品の同一名称キャラとは別人扱いであり、同時編成も可能[2]。
関連機体
スパロボ毎の関連機体一覧については以下を参照して下さい。
マジンガー系
- マジンカイザー
- SRWオリジナルメカとして登場し、後に原作シリーズに逆輸入された。
- マジンエンペラーG
- メカギルギルガン
- SRWオリジナルのギルギルガン第4形態。当初はダイナミック企画は関わっていなかったと推測されるが、『DD』では「ダイナミック企画オリジナル」名義で登場している。
ゲッター系
- 真ゲッターロボ
- SRW初登場の『第4次スーパーロボット大戦』では、真ゲッター2の下半身と真ゲッター3の全体像が原作サイドにて公開されていなかった。そのため、石川賢氏によって新規のデザインが起こされている。ゲーム内では出典表記が「オリジナル」となっている。
- 真ゲッタードラゴン (大決戦)
- ゲーム『ゲッターロボ大決戦!』に登場する機体。
- ゲッターノワール1号機 / ゲッターノワール2号機 / ゲッターノワール3号機
- SRWオリジナルメカ。
- ゲッターノワール・G
- ゲッターノワール3機が合体した形態。
関連人物
スパロボ毎の関連人物一覧については以下を参照して下さい。
用語
- 高次元意識体ブラフマー
- 異時空ブレーンワールドにおいてゲッターノワールのゲッターチームと戦っている存在。『真ゲッターロボ 世界最後の日』に登場するインベーダーはブラフマーの尖兵である。
- 異時空ブレーンワールド
- 虚無の世界。ゲッターチームは「転位門」が開いたことでブレーンワールドからスパロボ世界の地球に移っている。
登場作と扱われ方
「ダイナミック企画オリジナル機体」「ダイナミック企画オリジナル」が使用されている作品のみ記載。それ以外の作品に関しては、それぞれの機体ページを参照。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。マジンエンペラーGが初登場。
- スーパーロボット大戦X
- スーパーロボット大戦T
- 真ゲッタードラゴンが初登場。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ゲッターノワールとパイロットのゲッターチームが初登場。
- スーパーロボット大戦DD
- ゲッターノワール・Gが初登場。ゲッターノワール関係は期間限定の連作イベントが開催されており、その後も同イベントの範囲で参戦した期間限定作品『ゲッターロボ アーク』の関わらない範囲で復刻開催が行われている。
- また、初めてこの出典でメカギルギルガンが登場した。
- スーパーロボット大戦30
脚注
- ↑ 真ゲッターロボはSRW初登場時点では原作サイドにて真ゲッター3が未登場であり、SRWに登場するに当たって初めてデザインが設定されている。
- ↑ 『真ゲッターロボ 世界最後の日』に組み込まれている真ゲッタードラゴンは除く。