ランスロット・エアキャヴァルリー

Z-01/A ランスロット・エアキャヴァルリー(Lancelot Air Cavalry)

ランスロット」に、試作型のフロートユニットを装備し飛行可能とした機体。戦闘能力の向上は見られないが、ランスロットがもつ運動性能は更に磨きが掛かっている。弱点はフロートユニット装着時はエナジー消耗が激しく、短期間しか戦闘できない点である。

のちに、『R2』で出力と火力の両面を向上させた「ランスロット・コンクエスター」へと強化される。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
「ランスロット・エアキャルリー」名義。29話途中より自軍参戦し、33話まで終了後に永久離脱、48話で敵対する。その33話終了時にスザクの撃墜数が40に達していると強化パーツ「ユグドラシルドライブ」が入手できる。サイズ差補正無視のMVS二刀流で近接戦闘が強くなっているが、射程が短いので幾らでも対処が可能。なお、カットインはスザクの怒りに満ち溢れたものが採用されている。パッケージに登場するのはランスロットだが、OPムービーに登場してるのはこっち。ちなみに離脱時には改造資金が還ってくるが、この時何と参入時に施されている初期改造分まで還ってくる
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
プロローグ「ブラックリベリオン」のみ登場。最初の最初だけあってHPが6000を割っており、輻射波動機構がクリティカルすれば一撃で落ちる。

装備・機能

武装・必殺武器

射撃兵装

VARIS(ヴァリス)
本機専用のライフル。戦況に応じてノーマルモード、バーストモードの二つの切り替えが可能となっている。

格闘兵装

キック
接近戦で多用する攻撃で、俗称「スザクキック」。これは機体が強化されても同じで、アルビオンに乗り換えても健在だった。スパロボではスラッシュハーケンの演出に組み込まれている。
MVS(メーザーバイブレーションソード)
コックピットの両側の二つの鞘に収納されている剣。通常は刀身の中心が割れているが使用時には合わさり赤く発光する。後の第七世代KMFには標準装備されることになる。
フロンティアもそうなのだが、地対空演出ではスラッシュハーケンで跳び上がって一閃、という豪快なモーションが。
スラッシュハーケン
KMF標準装備だが従来の物に比べ強化されている。また本機には計四機搭載されている。
ハーケンブースター
四機のスラッシュハーケンを同時に発射、ハーケンに搭載しているブースターで操作して攻撃。複数の敵にも対応可能。ちなみに当初は封印されており解除のパスワードはロイドの好物との事。
MVS二刀流
ヴァリスを失った際によく使用していた攻撃モーション。スパロボではサイズ差補正無視により、凶悪な威力となっている。フィニッシュデモが存在。

防御兵装

ブレイズ・ルミナス
サクラダイトによるエネルギーで発生するシールド。防御だけではなく攻撃にも使用可能。MVS同様本機以降、様々な機体に装備されている。

特殊能力

剣装備 盾装備
切り払いシールド防御を発動させる。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

S

機体BGM

「COLORS」
前期OPテーマ。
「Previous Notice」
次回予告やランスロットの発進シーンなどで使われたBGM。

関連機体

ランスロット
フロートユニットを装備前の機体。
ランスロット・コンクエスター
エアキャヴァルリーにブレイズ・ルミナスの増設、ハドロンブラスターの追加装備がなされた機体。
ランスロット・アルビオン
ランスロットを参考に作られた第九世代KMF。フロートユニットを更に発展させたエナジーウイングが大きな特徴。今までのランスロットに追加装備を施したのではなく、新たに一から作り直した機体。
ランスロット・フロンティア
ランスロットの予備パーツから作られた機体。搭乗者はスザクではなくC.C.になっており、彼女に合わせてカラーリングはピンクになっている。
ヴィンセント
ランスロットをベースに開発された先行量産型の機体。使用者によってカラーリングが異なる。
ヴィンセント・ウォード
上記のヴィンセントのデータを使い完成されたヴィンセントの正規量産タイプ。
ランスロット・クラブ
ゲーム『LOST COLORS』(未参戦)の主人公用の機体。サザーランドを基にランスロットのパーツを組み込んで開発された。カラーリングは青と白。

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