ガーベラ・テトラ

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AGX-04 ガーベラ・テトラ(Gerbera Tetra)

アナハイム・エレクトロニクス社が開発した試作型モビルスーツ。「ガンダム開発計画」にて開発されていたガンダム試作4号機の外装を変更した機体で、これは本機の開発に旧ジオニック系技術者が関わっていた為という説とジオン残党との裏取引の事実を隠す為の擬装であるという説がある。両肩には大型スラスターが装備されており、優れた機動性を誇る。また、背部にはシュツルムブースターと呼ばれる追加装備が装着可能。

本機はオサリバンとの裏取引でシーマ・ガラハウに譲渡されている。その後、ガンダム試作3号機と交戦したが、零距離からのメガ・ビーム砲で撃破された。小説版では登場していない。

原型機であるガンダム試作4号機(後述)の他、バリエーション機にガーベラ・テトラ改がある。どちらもスパロボ未登場。

ちなみに、この機体のデザイナーである明貴美加は、シーマの乗機になる事を知らずにデザインを行っており、後にシーマ機である事を知った明貴氏が、それを踏まえてリメイクしたのがガーベラ・テトラ改である。
なお、ガーベラ・テトラ改の初期デザインは、機体に「殺・凶」というマーキングがあった。

登場作品と操縦者

ゲームでは突出した性能や、これといった特殊能力も無い為、苦戦する事はあまり無い。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
DCの戦力として中盤に登場。シーマが乗ってくるが、それ以外にもカリウスや一般兵が搭乗してくる。
第4次スーパーロボット大戦
シーマが乗って現れるが、戦うのは1度きり。
第4次スーパーロボット大戦S
マップ「グレートマジンガー奪回」にて追加された増援イベントで再登場する。
スーパーロボット大戦F
スーパーロボット大戦F完結編

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
シーン4「ミレーヌ再臨」でベンメル出現前に一番右上のピラミッドに移動すると、敵フェイズで入手。
スーパーロボット大戦IMPACT
ΖΖ』のエルが第2部序盤に乗ってきて味方に加入する他、原作同様のシーマ機が別に存在している。他に一般兵搭乗の量産機も複数登場。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ティターンズがガンダムMk-IIの機体データと共にジオンに横流ししたという設定。リアル系の序盤に譲渡されたようであるが登場は終盤近くになる。ただシーマは最後にシロッコと共に登場したときは『機動戦士Vガンダム』のドッゴーラに乗っていた。確かに終盤登場するボスユニットにしては…な性能ではある。
スーパーロボット大戦α外伝
バザーで入手可能。強くも弱くもない微妙な性能。
第2次スーパーロボット大戦α
ごく普通に乗ってきて、ごく普通に倒される。機体よりもパイロットのシーマの方が色々とイベントがある。『Vガン』が参戦作品から消えた為か、また搭乗機がこの機体に戻っている。その為、倒しやすくなった。但し、運動性は高いので、命中系の精神コマンドは必須。
第3次スーパーロボット大戦α
シーマは第2次αで死亡しているが、条件を満たすと入手できる。同じフラグで3択になっているヴァル・ヴァロノイエ・ジールが全体攻撃武器を持っているので、小隊長機として使うならばそちらを入手する方が有効。ただし、小隊編成コストが1で、移動力7にPLA武器のビームマシンガンの射程が7……と、空こそ飛べないものの、小隊員向けの機体としては非常に優秀。他にも小隊長機候補が多数存在するこのゲームにおいては、これ以上小隊長向けの機体が増えても倉庫行きとなる事から考えると、小隊員用の機体として優れた性能を有する本機を選ぶのも手。入手する場合、コウキースの両者の撃墜数の差が開かないようにする必要がある為、この両者を小隊長として使わないのが無難か。本機を入手すれば1号機から4号機までの4機が勢揃いするので、普通のプレイヤーはユニット性能で、原作のファンは好みで選ぶと良い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
敵のみ。こちらは、ゲルググに1度しか乗らず、その後に登場するシーマは全てこの機体。専用ゲルググは量産されている。

装備・機能

武装・必殺攻撃

110mm機関砲
両腕に2門ずつ内蔵されている。
ビームサーベル
2本装備。
ビームマシンガン
本機の主兵装。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

関連機体

ガンダム試作1号機
ガンダム試作1号機Fb
ガンダム試作2号機
ガンダム試作3号機
ガンダム・ステイメン
ガンダム試作4号機
ガンダム開発計画」で開発された機体。型式番号はRX-78GP04G。コードネームは「ガンダムガーベラ」で、花言葉は「神秘」など。突撃・強襲・白兵戦用のモビルスーツというコンセプトで開発されていたが、ガンダム試作1号機と重複している部分が多かった為に途中で計画から外された。その後、アナハイムは本機を基に、独自にガーベラ・テトラを開発した。スパロボ未登場。
なお、孫尚香ガーベラのモチーフとなっているのはガーベラ・テトラではなくこのガンダム試作4号機である。

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