ドルメン大帝は『未来ロボ ダルタニアス』の登場人物。
ドルメン | |
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外国語表記 | Dorumen |
登場作品 | 未来ロボ ダルタニアス |
声優 | 藤本譲 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦GC |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | エリオス星人(クローン) |
性別 | 男 |
所属 | ザール星間帝国 |
称号 | 大帝 |
概要
ザール星間帝国の大帝。その正体はエリオス帝国の皇帝であるパルミオン皇帝のクローン。
エリオス星人によって、歴代皇帝の生体部品であり影武者の一人として生み出され、成長してからはクローンであることを理由に家畜以下の扱いで虐待を受ける。次第に世の中全てを憎むようになり、エリオス帝国を滅ぼした後は銀河中を支配しようとした。
最終決戦でようやく姿を現し、最終話にて彼自身の正体も遂に暴かれることになるが、私怨目的で人々の命を弄んだため楯剣人の怒りを買い、最後は「クローン人間に対する差別が続く限り必ず自分の遺志を継ぐものが現れる」と不吉な言葉を残して人工太陽に飛び込み自決を遂げた。
登場作品と役柄
単独作品
パイロットステータス
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
- 「あの憎むべきエリオス王家…!誰が思い付いたかは知らぬ、だがエリオス帝国では、王位継承者が生まれるたびに、その細胞から影武者としてクローンが作られていた!エリオス皇帝の血筋を絶やさず、その王座を守るためだ!」
「そして成長すれば、けだもののように飼い殺しの生活を強いられたのだ…万が一王位継承者が負傷でもすれば、クローンは情け容赦なくその身を切り刻まれる…!」
「そして皇帝が死ねば、王座を守るため、賢臣達に操られねばならない…」
「だがそれも次期皇帝が決まるまでの事。皇帝が変われば、もはや前皇帝のクローンなど、無用の長物!」
「分かったかハーリン!これが帝国繁栄のカラクリだ!」 - 最終話、圧倒的なベムボーグの力でダルタニアスを叩き伏せながらエリオスの歴史を明かす。最終決戦の土壇場で明かされた真実は、諸悪の根源であるドルメンが実はエリオス側の被害者だったという衝撃的なものだった。血を吐くような言葉と共に回想される少年時代のドルメンはクローンとして非人道的な虐待を受け続け、目を背けたくなるような残酷さを訴えていた。
- 作中にはザール・エリオス双方にクローンを迫害する人物が多数登場し、ドルメンの怒りは決して間違っていないが、多くの命を奪った罪を肯定する理由にはならない。ドルメン自身もまた、クローンであるクロッペンをエリオス帝国同様に道具として使い捨てている[1][2]。
- 「よいか楯剣人…!このわしを討ち取ったからとて、それで全てが終わったとは思うな!」
剣人「なっ…何だとっ!?」
「この世界に我々クローンがいる限り…いや、クローンを必要とする世界が存在する限り、我々の憎しみと悲しみが消え去ることは無いッ!! いつかまた、反逆の炎が燃え上がる時がくる!」
「ぐああああ…あ…はは…アーハハハハハハハハ…!!」 - 最終話、ダルタニアスに敗れた時の断末魔。これからもクローンを必要とする世界は変わらないと信じるドルメンは、剣人に壮絶な呪詛の言葉を叫び、「悲劇の大帝」として宇宙に燃え尽きた。
- これまでの長浜ロマンロボシリーズのラスボスキャラクターも何らかのコンプレックスを抱えて人々を操ろうとする「卑劣な権力者」であり、相応の惨めな結末を迎えたが、「元弱者の復讐鬼」という背景を持つドルメンの最期は演じる藤本氏の鬼気迫る熱演も手伝い、悲劇的な印象を与える。
- 『GC(XO)』ではDVE再現された。
搭乗機体
- 移動要塞
- ドルメン専用ベムボーグ
- 第46話・最終話にて登場。ドルメンの城が変形したもので、2形態が存在する。