グレスコ

2020年10月13日 (火) 21:47時点におけるエンドラン (トーク | 投稿記録)による版 (→‎登場作品と役柄)

グレスコは『蒼き流星SPTレイズナー』の登場人物。

グレスコ
外国語表記 Gresko
登場作品 蒼き流星SPTレイズナー
声優 渡部猛
デザイン 谷口守泰
初登場SRW 新スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 グラドス人
性別
所属 グラドス軍
軍階級 准将
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概要

グラドス軍地球侵攻艦隊司令。グラドス創世の秘密を知る数少ない人物の一人。

第1部では終盤、母艦で作戦指揮中にエイジレイズナーV-MAXによる攻撃を受けるが、撃沈前に脱出し、地球制圧の任務を遂行した。

第2部では地球の総督となるが、グラドス創世の秘密を知って混乱した息子ル・カインの銃弾を受けて死亡する[1]

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
名前のみ言及される。

単独作品

新スーパーロボット大戦
バルマー帝国の幹部として登場。現状唯一の声付きでの登場。グラドス大型戦艦に乗り、宇宙編最終面でのみ戦う事になる。
ル・カインら同様戦死したものと思われるが、流石にラビアンローズ内部で違和感無く乗せられる機体が無い為か、ゾンビ兵としての出番は無い。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦64
ムゲ帝国の配下として登場。原作同様にル・カインに射殺される。
スーパーロボット大戦GCXO
今回も原作同様にル・カインに射殺される。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド4から登場。

人間関係

ル・カイン
息子。腕は立つが精神面での脆さを看破する。
アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
グラドス創生の秘密を知るエイジを殺害しようとした。
アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ
第1部では部下の立ち位置。第2部ではクスコの聖女となった彼女に会見を求められ、最後はグラドス創生の秘密を知る彼女を殺害しようとしたが果たせなかった。
カルラ・エジール
第2部ではグラドス創生の秘密を守る為、居合わせた彼女を殺害した。
ズール
SRW未登場。第1部で副官の立場にあった部下で、グレスコとエイジの極秘通信を盗み聞きした為にグレスコ直々に絞殺された[2]

名台詞

「何れにしてもだ…奴の反逆は地球人特有の、好戦的な血の成す所と考えられる」
「地球の歴史は争いの歴史。この歴史を造ってきたのは彼等なのだ…違うかね?」
第3話でエイジ反逆者認定した際、彼を飽くまで「グラドス人」と擁護するゲイルからの反論を上述の台詞で冷ややかに斬り棄てた後、その身柄を拘束する。
「諸君、地球人も100年200年前の猿では無い。既に幼稚ながら他の天体への進出を果たした科学力を侮っては成らん」
「但し奴等の科学は軍事的発達に目的が置かれてきた。既に、地球全人類を幾度か滅ぼす事の出来る程の兵器を蓄えている事が探知されておる」
「我々はこの地球人が自ら産み出した悪魔の力を、互いに使い合うように『手助け』してやらなければ成らん」
「やがて人類の数が3分の1に減少し、科学力も1世紀は後退する。その時点で、グラドスが地球人どもの頭上に王の如く君臨するのだ…」
第7話で火星に於ける米ソ両陣営の基地が消滅し、第3次世界大戦への下準備が整った報告を受け、定例会議出席中の部下達へと気を引き締めるよう促す。グレスコの地球人に対する価値観や地球制圧に拘る理由が窺える訓示を以って、グラドスは本格的に地球侵攻を開始する。
「レイズナーを粉砕しろ! 二度と、蘇ることのないよう…粉々にだ!」
第24話でグラドスの大軍団に突撃してきたレイズナーに対しての台詞。グラドス創世の秘密を知るエイジを何が何でも抹殺しようとする気迫が窺える。
「優れているとは、どういうことだ…? 知識か。肉体か。家柄か。容貌か。…危ういものだ。そのような価値観はうつろい易い」
ル・カインの支配の論理の矛盾を突いた台詞。現実世界にも通用する発言である。
「支配とは力だ! 他者を押さえつける力だ!」
「自らをまず悪と認めることができる者が必要なのだ… すべてを知った上でなお、超然と君臨できる者が必要なのだ!」
上記の台詞の後、ル・カインに問いただされた彼の支配の論理。
「グラドスの支配とお前の…、おまえ自身のために…! 私の死の真相は、秘密に…す、するのだ…!」
「グラドス創生の秘密は、守らねばならぬ…! ジュリアも…こ、殺せぇぇぇ…!」
創世の秘密を知り混乱する息子に撃たれてもなお、その心の脆さを救おうとする。ジュリアや実際に射殺されたカルラにしてみれば迷惑だろうが。

搭乗機体

グラドス大型戦艦

脚注

  1. 但しTVシリーズでは、打ち切りの為最終話のナレーションで死んだと言われただけで、明確なシーンが描かれたのはOVA版だった。
  2. その際には片手で彼を持ち上げてそのまま絞殺に及んでいる。