主な該当機体
- 陸戦型ジム(先行量産型ジム)
- ジムより先行して別ラインで製造された機体。そのため、名前こそ同じだが関連性は低い。ジムがガンダムの量産型であるのに対し、こちらは陸戦型ガンダムのデチューン版といったところ。装甲材やジェネレータなどこちらの方が性能が上。
- ジム・スナイパー
- 陸戦型ジムに狙撃用の大型ビーム・ライフルを装備し、カーキグリーンで塗装した機体。改修はされていないため基本性能は変わらない。
- 初期型ジム
- 『第08MS小隊』に登場。テリー・サンダースJr.が搭乗していた機体。同じくジムより先行して別ラインで製造された機体で、ガンダムとジムの中間にあたる機体とされるが、何故か後述のジム改に酷似しているなど謎が多い[1]。
- SRW未登場。『GC(XO)』では原作の場面が再現されたが、サンダースは通常のジムに搭乗し本機は登場しなかった。
- ジム
- 本格的な生産がなされたジムを代表する機体。
- ジム寒冷地仕様
- 『0080』に登場した寒冷地向けの改良が施された機体。北極基地でNT-1アレックス打ち上げの警備に就いていたが、サイクロプス隊に襲撃される。
- SRWでは『OE』で北極基地襲撃は再現されたが、そこの警備をしていたのは第08MS小隊となっており本機は未登場。
- ジム・コマンド
- 『0080』に登場した本機の後期生産型。カタログスペック上はガンダムと同等の性能を持つ。
- SRW未登場だが、『バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法』で機動族の事務員として登場している。「事務」「コマンド(命令)」という洒落だろうか?
- ジム改
- 『0083』に登場。その名の通りジムの改良型で、本編中におけるバニングの最初の乗機。
- 漫画『竜が滅ぶ日』ではジムと共に連邦軍の主戦力として登場したが恐竜帝国相手には力不足だった。ゲームのSRWには未登場だが『バトルドッジボールII』に「ジム0083」名義で参戦し、前作のジムに代わり「ガンダムヒーローズ」の外野選手を務める。同作に登場する必殺技の多くがボールを使わない中、本機のレベル2必殺技「第7中隊出撃」はしっかりボールを使って攻撃する。違う、そうじゃない。
- ジム・カスタム
- NT-1アレックスのデータを元に開発された機体。従来のジムシリーズとは一線を画す性能を誇る。この機体以降、カタログスペックはガンダムを上回るようになる。
- ジム・カスタム (強行偵察隊仕様)
- 『スーパーロボット大戦IMPACTコミック 衝撃騎士団』に登場。
- ジム・クゥエル
- ジム・カスタムのティターンズ仕様。ただのジム・カスタムの色違いと思われがちだが、機体各所に差異があったり若干の新技術が導入されていたりする。
- ジム・キャノンII
- ビームキャノンを装備した中距離支援機。名前はジムだがガンキャノン系MSの集大成的な機体。ジム・カスタムのフレームやパーツを一部流用しており、装甲にはアレックスのチョバム・アーマーのデータが活かされている。
- ジムII
- 『Ζ』に登場した本機の近代化改修機。外見はジムとほぼ同じだが、(外見が強そうな)ジム・カスタム以上の性能を持つ。エゥーゴ所属のものは緑と白、ティターンズ所属のものは赤と白に塗装される。カタログスペックでは完全にガンダムを上回っているが、戦後7年も経っているため完全な旧型機。
- SRW未登場だが、『リアルロボット戦線』に赤と緑の両バージョンが登場している。名称表記はそれぞれ「ジムII 赤」「ジムII 緑」。
- ジムIII
- 作中で時代遅れになったジムIIをさらに改修した火力支援用MS。肩や腰にミサイルユニットを装備して火力の底上げがされている。
関連機体
ジムの系譜を受け継ぐ量産機
- ネモ
- エゥーゴで量産されたジム系統の機体。ガンダムMk-IIと同じ材料の装甲だったりして強くなっているのでジムIIとは格が違う。
- ジェガン
- ジム系とネモの集大成的な機体であり、U.C,0093年に地球連邦の主力とされた量産機。設計の優秀さから、マイナーチェンジを繰り返しながら『F91』の時代まで使用される。
- ヘビーガン
- ジェガンを小型化した機体。
- 『機動戦士Vガンダム』にはヘビーガンの改修機が登場しており、ジムの血はU.C.0153年まで続いている事になる。
デザイン等
アナザーガンダムなどにおけるザク相当の機体と比べるとジムの系譜はやや控えめ。ただし独自の発展型が登場するケースもままある。
脚注
- ↑ メタ的に言うとジム改のデザインを使い回しただけなのだが、何故一年戦争末期に開発されたはずのジム改と似ているのか、という理由について説明がなかったために未だに公式設定が固まっていない。