月心

月心は『覇王大系リューナイト』の登場人物。

概要

日の出国の侍。がっしりとしたプロレスラー体型の巨漢で、額に三日月形の痣があるのが特徴。

己の剣の腕を磨く為の武者修行の途中でアデュー達と出会う。心優しく誠実な男だが、一方で人々を守るためならば修羅となることも厭わぬ心の強さも併せ持つ。

子供の頃は剣の道に生きることを拒んでいたものの、村に戦が起こり、その際に飼い犬を守れなかった事を悔いて守る為に剣を振るう事を決意した。

スーパーロボット大戦NEO: 初登場作品。12話から登場。大賢者ナジーの依頼を受け、黒平安京に安倍晴明討伐に向かう途中、流竜馬と出会う。その後イオニア一行と協力して晴明討伐を果たすが、修行の旅を続けるために別れることとなる。その後27話のエルドギアにおける戦いで再登場し、正式に味方へ参入する。
加入時期が遅く、固有エースボーナスもLvが上がりやすい本作においては微妙で、リュー使いの中では不遇といえる。特殊技能の武士道で回避に補正がかかっており、機体共々リューでは防御方面に優れたキャラ。

流竜馬 (OVA): 『NEO』にて黒平安京の主・安倍晴明を討伐する為に赴いた時に出会う。素手で鬼を倒す竜馬の強さに驚いており、後に竜馬と再会した際には喜んでいた。
安倍晴明: 『NEO』ではナジーの依頼により、彼の討伐に赴く。

「やらなければお主がやられていた」 「言ったはずだ！一人の裏切り者の為に滅んだ国もあると！この国をそうはしたくないのだ……！」: 第17話にて、ウィンディーを斬れなかったアデューに対して。この直前、リューナイトに襲い掛かったウィンディーのソリッドに対し、月心はソリッドのコックピットを躊躇なく脇差で貫いている。なおウィンディーが既に殺害されて遺体を操られていることは、この時点ではまだ判明していない。人々を守るため敵に情けは無用、という月心の信条が表れている。

「あれこそ黒平安京！アースティアの平和を乱し、鬼を操る安倍晴明が住まう魔城でござる！」: 『NEO』第12話「闇色の平安京」において、竜馬に黒平安京を教えた際の台詞。なおこの台詞は新ゲッターロボに出てくる侍の台詞に近く、同じ侍の月心が代わりをしたと思われる。

乗機。

彼が18歳の割にえらく老けて見えるのは、もともとの設定が中年だったからである。後から設定年齢を下げた事によるフケ顔被害という点では剣鉄也に通じるものがある。元の中年設定に関しては、漫画版における一人称が「わし」であるあたりに名残が見られる。