ラバーン・ザラマンド
ラバーン・ザラマンド | |
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外国語表記 | Rabaan Zaramand |
登場作品 | New Story of Aura Battler DUNBINE |
声優 | 速水奨 |
デザイン | 幡池裕行 |
種族 | コモン |
性別 | 男 |
概要
ズワウスを駆り「黒騎士」を名乗る男。その名の通り黒い甲冑に身を包み、手勢を率いてバイストン・ウェル征服を目論む。
実はバーン・バニングスがショウ・ザマとの相討ちから700年後にバイストン・ウェルに転生した姿。かつてのバーンとは違い別に正体を隠しているわけではなく、「黒騎士」の名は単なる称号である。
自分にズワウスを与えたショット・ウェポンに疑いは持ちながらもあえて誘いに乗ってきたが、処刑させたはずのシオンを彼が助けて脱出させたことを知るや、利用されていただけと気づき怒りの矛先をショットに向け、彼を殺そうとした。
最後はショット共々、ICBMの爆発の直撃を受けて消滅した。劇中で彼の素顔はこの消滅間際にしか登場しない。
レムルやサーバインに執着したり、容易く他者に利用されてしまいそれに憤るなど、復讐鬼となった転生前のバーンとは異なりどことなく小物感を感じさせる。
登場作品と役柄
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 初登場作品。残念ながら戦闘前・戦闘セリフでショウやダンバインのキャラとの掛け合いは一切ない。
- 最後は原作同様ショットの用意したICBMの爆発に巻き込まれてしまうのだが、周囲にはシオンを含めたロンド・ベルや修羅の軍勢が大勢いて彼らは全員無事700年前のバイストン・ウェルに転移するのにラバーンのみ転移されず、そのまま話からフェードアウトしてしまう。
人間関係
- シオン・ザバ
- 宿敵。前世でも宿敵のショウ・ザマが転生した姿。当初は彼をオーラバトラーに乗せ、戦力に取り込もうとしていた。
- レムル・ジルフィード
- 彼女を見初め、自分のものにしようと画策する。
- ベラーナ・ガリアッハ、ガルー
- 配下。ベラーナはラバーンに気があったようだが、ラバーン自身はただの部下としてしか見ておらず、最後にはICBMを止められなかった彼女を「役立たず」と切り捨てた。
- ショット・ウェポン
- 彼からズワウスを与えられる。
他作品との人間関係
名台詞
- 「そうだ…私は人でなしだ! その人でなしがお前に心奪われたのだ…。 レムル、私の妻となれ…」
- 第1話でバランバランを攻め落とした後、捕えたレムルに「人でなし」と罵られながらも求愛を迫った台詞。「人でなし」を否定するどころか認めてしまうのは却って潔くすらあるが、当然レムルに受け入れられるはずもなく拒絶された。
- 「そうなるとは限らん。もしお前のオーラが強ければ生き残ることができる。そして装置が呼応すれば、お前は聖戦士に生まれ変わることになるのだ…」
- バランバラン攻略後、黒騎士軍が所有していた赤いオーラバトラーに先に乗せられた男が中で取り殺されるのを見て、次にコクピットに入るのに抗議したシオンに対して。わざわざシオンにこう説いてみせたのも、前世でかつて同じ軍に属していた時を連想させ、やはり運命的なものを感じる。
- 「愚か者は分というものを知らぬ!悟るがよい、たまたま運が良かっただけということを!」
- 第3話冒頭でシオンと対決して。これに対しシオンは「運かどうか、もう一度試してみるか!」と切り返す。
- 「私は目的のためには我が子であろうと親であろうと殺す男だ!どうせ己のものにならぬものなら、殺してでも私のものにする!出来ぬと思うなら出てこぬがよい。おのれの良心とやらが痛まねば良いのだがな。フフフ…」
- 捕らえたレムルを人質にシオンを誘き出そうとして。狡猾さは前世以上な模様。
- 「聖戦士がいなくなった今、奴らには宝の持ち腐れ…私が頂くことにする」
- シオンを殺したと油断し、無人となったサーバインを持ち帰ろうとして。しかしサーバインには生きていたシオンが乗っており、不用意に近づいたズワウスは少なくないダメージを受けることに。
- シオン「地上界とかに戻るためじゃないのか? 貴様のことなど、爪の垢ほどにも思っちゃいない!」
「おのれショットめ!初めから全て信じていたわけではないが…」 - シオンの生存がショットの手引きによるものであり、自分は利用対象で何とも思われていなかった事にラバーンは怒る。
スパロボシリーズの名台詞
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 「何なんだ!あのオーラバトラーの数は!?」
- 「私でも2機しか持ってないというのに!」
- 16話「復活」でシオンの駆るサーバインと対峙した瞬間、転移させられたロンド・ベル隊と鉢合わせてしまう。
- COMPACT3のOVAダンバインは他の世界とクロスオーバーしていない独自の世界観なのため、700年前のオーラバトラーやスーパーロボット等が大量に出てきて面食らってしまっている。
- 「うるさい!秘宝を目の前に帰れるか!」
- 「こうなれば、お前達のオーラバトラーもこの私が頂く!」
- そして戦力的に圧倒的不利でかつ、状況を把握したいというアムロにここは引いて欲しいと持ちかけられるも拒否し、まとめて機体を奪おうとまだ敵ではないロンド・ベル隊を襲うなど大局がまるで見えていない小物っぷりを披露。その姿にクワトロには呆れられ、フォルカに欲望の為に死ぬ気か?と辛辣な言葉を投げかけられてしまっている。