神祇無窮流
2013年6月2日 (日) 16:30時点における153.177.209.46 (トーク)による版
概要
ラ・ギアスに広く流布された剣術の一派。開祖は剣神と謳われたランドール・ザン・ゼノサキス。「じんぎ(神祇)むきゅう(無窮)りゅう」と読む。源流は『無窮流』という剣術の一派にあり、『無窮流』と対を為す武術の流派であった『不易久遠流』とは兄弟関係に近い間柄と言えなくもない。そのためか、両流派には相伝奥義が存在する。
師範はランドールの子孫であるゼオルート・ザン・ゼノサキス、門人にファング・ザン・ビシアスやツレイン・ザン・レカニバンなどがいる。
単に剣を使う技だけではなく、空拳術が少なくとも二種類あるなど、細かく区分化されている流派のようである。また、現在判明している『神祇無窮流』の技は連続攻撃を仕掛けるものが多い。
無窮流
5000年前のラ・ギアス(ラングラン共和国)に存在した剣術の流派。開祖はダイム・カザフルという元軍人。その奥義の極意は剣の技にはなく、「気(プラーナ)の修養と操作」にあるという。ランドール・ゼノサキス曰く、「無窮流は人を育てる流派だ」とのこと。
神祇無窮流の技
- 虚空斬 / 真・虚空斬
- 神祇無窮流・不易久遠流相伝の技。「真・虚空斬」は奥義。
- 虚空斬・葉隠
- 幽眇剣・蛟
- 神祇無窮流奥義「祓の型」。
- 天是星拳 / 天是地熟宿星拳
- 神祇無窮流空拳術の技とその奥義。使用者はツレイン・ザン・レカニバン。
- 無形・攣拘摧破
- 神祇無窮流空拳術異伝。武器を使用しているため異伝扱いなのだろう。使用者はガエン。
- 貳乃型・虎擲竜拿
- 神祇無窮流空拳術異伝。使用者はガエン。
- 縦横無尽斬り
- 神祇無窮流目録の弐「八方の型」。
- くるみ割り人形 / 春の祭典
- 「くるみ割り人形」は神祇無窮流「螺旋の型」をプレシアがアレンジした技。「春の祭典」は「二重螺旋の型」をプレシアがアレンジした技。
- 剣の舞
- 神祇無窮流「浮雲の型」をプレシアがアレンジした技。
- 乱舞の太刀 / 真伝・乱舞の太刀
- マサキによるゼオルートの技の再現。
- バニティリッパー虚空斬波
- マサキが『第2次』で使っていた技。名前や『魔装機神I』(LOE)における「バニティリッパー」の演出から、「虚空斬」の再現と思われている。
- 流水の型
- ライコウが攻撃を回避する際に用いる足捌き。
- 堅忍不抜
- 神祇無窮流奥義。
習得者
- ゼオルート・ザン・ゼノサキス
- ラングランの剣皇。
- ファング・ザン・ビシアス
- ゼオルートの弟子。
- プレシア・ゼノサキス
- ゼオルートの娘。神祇無窮流をアレンジした技を多く使う。
- ツレイン・ザン・レカニバン
- ガエン
- ライコウ・ゼフェンバー
- スメラ・パラオム
- ゴシン・オーダ
- アオイ・カレント
- ユノー・ヌイーゼン
- シュウ・シラカワ
- エラン・ゼノサキス
- マサキ・アンドー
- 正式な習得はしていないが、ゼオルートの剣技を見様見真似で使う。
メモ
- 知天知地、勝乃不窮。
- 『孫子』地形篇第十に記されている有名な一節。「天を知り地を知れば、勝乃ち窮まらず(天の時と地の利を得た者は、常に不敗である。)」。神祇には「天地」という意味が内包されており、無窮という言葉には「無限。きわまりないこと」という意味がある。製作者は孫子のこの言葉を四字に要約して『神祇無窮流』という名を設けたのかもしれない。