プトレマイオス2改
プトレマイオス2改 | |
---|---|
外国語表記 | Ptolemaios2 Kai |
登場作品 | |
デザイン | 海老川兼武 |
愛称 | トレミー |
分類 | 多目的攻撃母艦 |
型式番号 | CBS-742 |
全長 | 251 m(ブースターを除く) |
全高 | 74 m |
全幅 | 84 m |
動力・推進機関 | GN粒子貯蔵タンク |
エネルギー | GN粒子 |
装甲材質 | Eカーボン |
原型機 | プトレマイオス2 |
所属 | ソレスタルビーイング |
主な搭乗員 |
|
概要
プトレマイオス2を改修した多目的攻撃母艦。初代艦からも引き続きクルー達から「トレミー」の愛称で呼ばれている。
トランザムシステムによる長距離航行を行う為の最適化技術が導入され、艦尾には大型ブースターが追加された。
艦体中央部に位置する支援機用だった第3カタパルトデッキはモビルスーツも発進可能なように拡張された事で、ダブルオーライザーは合体状態のままで出撃が可能になった。
艦載機はダブルオークアンタ、ガンダムサバーニャ、ガンダムハルート、ラファエルガンダム(+セラヴィーガンダムII)、ユニオンフラッグ ソレスタルビーイング仕様、ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型である。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z(時獄篇/天獄篇)
- 今作のノーマル状態は母艦中唯一P武器を持っていない(『第2次Z』で同じくP武器を持っていなかったドラゴンズハイヴは「副砲」がP武器になった)。
- また、修理装置を持っているが、トランザムの効果が弱体化した事やカスタムボーナスの変更、スメラギのエースボーナスの変更、今作のSPの仕様も重なって、パイロット4人乗りの利点が薄くなっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。本作の母艦の中では唯一P武器が無いのがネックだが、トランザムの存在もある為、母艦の中では最も移動力に優れている。また、パイロットが4人も乗っているので、母艦の中で最も多く補助精神も豊富。
- 修理装置とGNフィールドを持つ為、かなり頑丈。高い移動力を生かしたヒット&アウェイや修理に活躍できる。
- P武器が無いので、隠しスキル「強襲」の恩恵が大きい。また、移動力が高い上に補助精神が豊富なので、隠しスキル「移動+精神」との相性も良い。
- スーパーロボット大戦BX
- 『UX』と同性能で登場。ただし、プトレマイオス2の攻撃力は『BX』に登場する全母艦中で最低になっている。
- 本作での「不屈」はバリア発動前に判定が起こるという仕様上、「『不屈』を使うとGNフィールドが16000以下の全ダメージを無効」という前代未聞の超性能になる為、敵陣深くまで突入しても撃墜される心配は皆無なので非常に強力。
- なお、第25話「虹を見た日」における大気圏離脱時には、全長がプトレマイオス2改の3倍近く大きいゴラオンを引っ張り上げている。もっとも、プトレマイオス2改が放出するGN粒子には「機体重量軽減効果」が有るので、あながち不可能な事ではないだろう。
単独作品
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- 大型GNキャノン
- 両舷カタパルト後部に4門設置された主砲。
- 小型GNキャノン
- 船体側面に4門設置。
- GNバルカン
- 艦首側面に4門設置。
- ミサイルランチャー
- 船体前方両舷に12基、後方上部に16基、下部に10基の計38基装備。
- GN魚雷
- 水中戦時に使用する実弾兵器。発射口を4基設置。SRWでは未実装。
特記機能
必殺技
- 一斉射撃
- 『UX』で実装された文字通りの一斉射撃を行う必殺技。
- 「スメラギ、フェルト、ミレイナ、ラッセ(つまり搭乗員全員)のアニメカットインが入る」という妙に豪華な仕様。劇場版終盤の再現である。
- ちなみに、このアニメカットインで搭乗員全員がノーマルスーツを着用(宇宙以外含む)している。
特殊能力
- 搭載
- 味方ユニットを搭載することによって、HP・EN・弾数を回復させる事が出来る上に移動距離を稼ぐ事が可能である。
- GNフィールド
- 『UX』では2000以下(『第3次Z』では2500以下)の全属性ダメージを無効化。EN10消費。
- トランザム
- 『第3次Z』では、1シナリオにつき1回限定。使用後2ターンの間のみトランザム状態となり、装甲およびENを除く機体能力と武器攻撃力がアップし、全ての武器が移動後使用可能となる。
- 『UX』では気力130以上で発動して、移動力が+1される。
- 修理装置
- 小隊制の作品等ではHP回復と同じ効果も持つ。
移動タイプ
サイズ
- 2L
カスタムボーナス
機体ボーナス
機体BGM
- 「ENVOY FROM JUPITER」
- 劇中BGM。
対決・名場面
- ELS防衛作戦
- サバーニャ、ハルートを出撃させた後、ソレスタルビーイングの母艦プトレマイオス2改はダブルオークアンタの最終調整をしながら地球連邦軍のELS防衛作戦に参加する。
- しかし、地球連邦軍艦隊およびソレスタルビーイングは、圧倒的数量のELSの進撃を押さえきれなかった。そして、昏睡状態から復帰した刹那がクアンタで出撃した時点で、プトレマイオス2改はELSに15%も侵食されている。さらに、ELSによる侵食が44%を越えた際には、GNフィールドの再展開が不能になってしまう。
- この事態を受けてスメラギは総員退艦を命じるが、フェルトらは退艦を拒否。スメラギはクルー達の意見を尊重し、あえて踏み止まる事を決意する。その後、刹那がELSとの対話に成功して、ELSの侵食が停止。こうして、プトレマイオス2改のクルー全員が無事に生還する事ができた。