ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型

2017年6月19日 (月) 06:53時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版
ダブルオーライザー
粒子貯蔵タンク装備型
外国語表記 Double Oh Raiser GnCondenser Type
登場作品 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
デザイン 海老川兼武
分類 第4世代ガンダム(モビルスーツ
型式番号 GN-0000RE+GNR-010
全高 18.3 m
重量 75.1 t
動力・推進機関 GN粒子貯蔵タンク×2基
エネルギー GN粒子
装甲材質 Eカーボン
原型機 ダブルオーライザー
開発者 イアン・ヴァスティ
所属 ソレスタルビーイング
パイロット
【メイン】
刹那・F・セイエイ
【サポート】
赤ハロ
テンプレートを表示

概要

ダブルオーライザーの改修型。

2年前のリボンズ・アルマークとの最終決戦時にて失われたGNドライヴ2基の代わりに新開発のGN粒子貯蔵タンクを搭載。オーライザーの機首センサーも新型に換装され、キャノピーの色もオレンジから乳白色に変更されている。

稼働時間は太陽炉搭載時よりも大幅に劣るが、基本性能自体は太陽炉搭載時と同等の機体に仕上がっており、「トランザムシステム」や「ライザーシステム」などの各機能はタンクの容量が許す限り使用可能。

また、母艦プトレマイオス2のシステム改修によって、合体状態での出撃・帰還が可能になりオーライザー側のパイロットも不要になった。

しかし、純粋種のイノベイターとして覚醒した刹那・F・セイエイに見合う性能とは言えないため、後継機の開発が急がれている。

劇中での活躍

序盤では「新政府新体制を刺激しすぎないよう、ガンダムの使用は可能な限り控える」というソレスタルビーイングのスタンスに伴い使用凍結状態にあったが、ELS到来により使用を解禁する。

だが、対ELS緒戦では刹那・F・セイエイが「ELSの叫び」を過剰に感じ取ったためにまったく攻撃できず、二戦目ではELSとの対話に徹することとなったため、やはり攻撃を行わなかった。そのため劇中にはダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)の攻撃シーンは一切存在しておらず、スパロボ内の攻撃シーンはある意味スパロボオリジナルということになる。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
ダブルオーライザーとしては、『第2次Z再世篇』に引き続いての登場。前作ではそもそも太陽炉が破壊されていないが、後継機の開発用に回されたため、原作と同様に粒子貯蔵タンクを装備して登場する。
火力や機体性能がやや心もとないものの、移動後攻撃可能の全体攻撃であるGNソードIIIが非常に使いやすい。改造はダブルオークアンタに引き継がれる。
ダブルオークアンタ入手後も本機はそのまま残留するので、刹那乗り換えさせることができる。ただし、性能的にはダブルオークアンタの完全下位互換であるため、そのまま倉庫番となる可能性が高い。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
ダブルオークアンタが再び製作段階に回された為、刹那が正式参戦した際に搭乗している他、第49話「宇宙に響く声」ではこちらに乗り換えて強制出撃となるので注意が必要。
基本性能は『第3次Z時獄篇』と同じ。ダブルオークアンタの参戦も早めなのでクアンタが来たらやはりそのまま倉庫番になってしまう可能性が高い。
ただし、早めにクアンタを主力に据えたい場合や、上述したステージへの対策、次周以降の資金引継ぎを見越すのであれば早めの改造が推奨される。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
第7話CBルート「The Trailblazer」から参戦。ライザーソードは使えず、『第2次Z再世篇』のダブルオーライザーと比べて射程・継戦能力もガタ落ちしている。火力は序盤では高い部類だが、それ以外は全体的に厳しい。しかし、第二部終盤でダブルオークアンタに乗り換えるまでかなり長い間使用することになるので、しっかり強化しておくといいだろう。トランザムバーストが特殊行動として使えるが、色々と制約が多く使いにくい部類。
パートナーユニットは武器の距離・空適正・EN補給を兼ね備えたディスィーブと組ませるのも良いが、狙われやすくなるので注意。シナリオ上でガンダムデュナメスリペアと強制的にパートナーを組まされることがあるが、格闘機と狙撃機で相性は最悪である。
今作のダブルオーライザーは移動後攻撃が主力だが、クアンタは移動後攻撃が弱めで長射程武器が強いと武装の構成に差があるため、同じ感覚では使いづらい。
スーパーロボット大戦BX
序盤で数度スポット参戦するが、正式参戦は中盤。戦闘シーンは全て刷新された。
トランザム発動以外の全武装の射程が1伸びたがGNソードIII(ライフル)が移動後に使えなくなった。
第25話のシナリオエンドデモで無理をした結果、トランザムバーストが使用不可能になる。それから少ししてクアンタに乗り換え、クアンタムバーストが使えるようになるまで大分かかってしまう。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

GNビームサーベル
腰部に2対装備されている。劇中未使用。
GNビームダガー
出力調整して刀身を短くした形態。主に投擲用。
GNソードIII
本編で破壊されていないので、引き続き使用。
GNソードIII(ソードモード)
ブレード部分を前面に展開させた剣形態。
第3次Z』では全体攻撃
GNソードIII(ライフルモード)
ブレード部分を後方に設置させた銃形態。3門の銃口からビームが発射され、収束や拡散、連射のモード変更が可能。
GNビームマシンガン
オーライザーの武装。両肩のサイドバインダーにあるため使用可能。
『第3次Z』では「トランザム発動」の際に使用。
GNマイクロミサイル
オーライザーの武装。両肩のサイドバインダーにあるため使用可能。
SRW未実装。
GNシールド
GN粒子を付着させた実体盾。ブレイドも内蔵されている。二基構成で合体させ腕に装着するほか、分割してオーライザーのサイドバインダー、あるいは両腕に装備することも可能。

特筆機能

トランザムバースト
UX』にて特殊行動として実装。1ターンの間、自機中心7マス以内にいる敵パイロットの各能力-20、味方パイロットの各能力+20(重複なし)する。ただし、気力制限140、EN消費80、移動後使用不能と色々と融通が利かない点が多い。
BX』でも『UX』と同様の効果で実装。スポット参戦時は使えず、正式参戦後も25話終了時のイベントによって特殊行動としても使えなくなる。

必殺武器

トランザム発動
元のダブルオーライザーと同じくトランザムは可能。ただし、発動後のGN粒子の再チャージは不可能になっている。
UX』、『第3次Z時獄篇』、『BX』のいずれにおいても最強武器。ちなみに、『第3次Z時獄篇』では『第2次Z再世篇』のダブルオーライザーのトランザム発動とは大きく演出が変更されており、量子化も行わない。
ライザーソード
上記の通りGN粒子の貯蔵量との兼ね合いがあるが、使用できないわけではない。
『UX』では武装としては使用不能だが、第二部序盤で一度使おうとしている(ELSに接近されて失敗に終わったが)。

特殊能力

剣装備、銃装備
斬り払い撃ち落としを発動。
GNフィールド
2000以下の全ダメージを無効化する。EN消費10。
トランザム
気力130以上で移動力+1。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

最大EN+100
第3次Z

機体ボーナス

UXBX
  • 初期段階:格闘武器+100 CRT補正+10
  • 第二段階:格闘武器+150 CRT補正+15 地形適応:A
  • 第三段階:格闘武器+200 CRT補正+20 地形適応:宇S
  • 最終段階:格闘武器+300 CRT補正+30 地形適応:宇S 移動力+1
格闘機らしいボーナス。乗り換え後のダブルオークアンタに受け継がれる。

機体BGM

「ENVOY FROM JUPITER」
『UX』・『BX』でのデフォルトBGM。

名場面

ELSとの対話
ELSが自分に対して何かを訴えていると確信した刹那は仲間達に攻撃の中止を呼び掛け、ダブルオーライザーのトランザムバーストを発動させた。
そして、ELSとの対話を試みる刹那は彼等に目的を問う。ELSからは返答があったのだが、ELSの知識の奔流は刹那を押し流してしまった。
その結果、刹那は悶絶し、ELSとの対話は失敗。ダブルオーライザーはELSに侵食されてしまった。ちなみに、刹那はティエリアの捨て身の行動によって救助されている。

関連機体

ダブルオーガンダム セブンソード/G
外伝に登場。併用が出来ない為、任務に応じて使い分けていた。SRW未登場
ダブルオークアンタ
劇場版における後継機。

商品情報

資料リンク