ムンガル・ザン・ブレストロー

2016年10月6日 (木) 21:31時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版

概要

近衛騎士団副団長。キツネ目と口髭が特徴的でしゃべる前にぐっと唸る癖がある。騎士団長は実質名誉職なので、副団長の彼が実質一番権限を持つ。

強引な方法で国防を進めようとしておりアンティラス隊と激突することも。

魔装機操者としての腕は一品。上からは評判が良いが下からは悪い。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
基本的にラングランルート序盤で登場。アンティラス隊を挑発してくるが戦闘にはならずそのままフェードアウトしてしまう。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
今回から本格的に交戦するのだが、「マグゥーキの出現」と「王都の封印(崩壊)」という大事件の最中にも関わらず、空気をブチ壊すような行動ばかりするので、余計に腹立たしい。
巨人族編では近衛騎士団共々教化されて立ちはだかる。その言動は文字通り「虎の威を借る狐」としか言いようが無い。

パイロットステータス設定の傾向

特殊技能(特殊スキル)

魔装機神F COFFIN OF THE END
豪腕 意気揚々 気配察知 闘争本能

パイロットBGM

「終わりなき戦い」

人間関係

神聖ラングラン王国

セニア・グラニア・ビルセイア
王族として敬意を払ってはいるが、奔放さからくる自己主張の強さには不満を持っていた。
ザシュフォード・ザン・ヴァルハレヴィア
革命の神輿にふさわしいと感じていた青年。
レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア
ザシュフォードの姉。彼女をアンティラス隊に派遣した理由は、名門の跡継ぎである彼女の弟を抱きこむ際に邪魔となるため。
ゲレン ヤード
ツレインの父、兄で、同じ近衛騎士団のメンバー。
首相
IIに登場したハト派の代表格。長々とした演説を好む。ムンガルによればラングランの水面下で主導権を得るべく暗躍していたという。
騎士団長
首相と同じくラングランの水面下で暗躍していた男。近衛の団長かは明言されていない。
外務卿
ムンガルによれば、首相を含めたハト派、騎士団長、教団(ヴォルクルス教団かは不明)の背後で糸をひいていた真の黒幕。人事交代がおきていなければグラムという名前の人間。
生死は不明。

アンティラス隊

マサキ・アンドー
聖号を得て名声の高いマサキに複雑なコンプレックスがあったようだ。

名台詞

魔装機神III PRIDE OF JUSTICE

「しかし……幼い」
ザッシュと初めて対面して。彼のことを馬鹿にしているようだが本人曰く褒めているらしくそのあどけない外見に父や姉と同じ強さがあると続けた。
「志……志か……っ!! ぐっ……いいぞ、実にいい!!」
「私は、お主を買っておるのだ。英雄の覇気を感じる、と言ってもよい」
ザッシュの口から近衛騎士団団長を目指す志を持っていると聞いて。自分の思った通りだったからか興奮している。
「とぼけずともよい。お主には並々ならぬ決意がある。お父上は不幸にも道を誤ったが……その父の汚名を雪ぎ、国を変え、自分の力を知らしめようという『志』が」
「それに、力の為に誇りを捨てて下俗に塗れるような輩には、私は何の興味も持たん。お主は誇り高く高みを目指せばいい。……それだけの事だ」
ザッシュの心の中を読むように語り掛け、彼を自分に従わせることに成功した。
尤も、彼自身も醜悪極まりない野望をアンティラス隊の前で語りだす事になるのだが(後述)。
「テロリストのリーダーをみすみす逃がしておきながら、一体何が片付いたと言うのだ。他国の治安維持など、その程度の心積もりで充分と認識されているのか」
ゲオードを取り逃したアンティラス隊に対する嫌味。
(アンティラス隊……か。王族さえ乗っていなければいくらでも無理が通るのだが……まぁいい、実戦だけが戦いとは限らん。今はまだ雌伏の時、か……ぐっ……ぐぐっ……!)
アンティラス隊と遭遇後の独白。
「……やはり貴様らには、防衛についての意識が足りていないようだな。テロリストを1人でも残せば、そいつが起こしたテロによって、街がこんな有様になるやもしれん。テロリストも、テロリストの基地も、テロリストの使う魔装機も、すべからく根絶やしにする他ないのだ」
ラーブァナの後継機のアジトを壊滅させた理由。ギドが行方不明になったこともあってアンティラス隊は納得できなかった。
「ぐっ……そうか、そうだったのか! それはご愁傷様だったと言っておこう」
破壊した基地にギドが潜入していたことを聞いて。この後も彼を冒涜するような発言をしている。

魔装機神F COFFIN OF THE END

「アンティラス隊に告げる!私は近衛騎士団の副団長、ムンガル・ザン・ブレストローだ!貴様たちは直ちに降伏せよ!」
「反論など許さん!速やかに武装を解除し、降伏せよ!」
「亡き王国に捧ぐ挽歌」にて、ヴァールニーヤを撃墜した直後に部隊を率いて現れて。その無茶苦茶な要求で押し問答をしている間隙を縫って、ヴァールニーヤは撤退してしまう。
「ぐぐっ、案ずる事はない。ラングランの敵であれば、我ら近衛騎士団が全て駆逐するまで。その為にも貴様達はただちに我々に降伏し、機体や物資を明け渡すのだな!」
「魔装機神も魔装機も、元はラングランの物なのだ!それを我々が接収して用いるのは至極当然の事ではないか!」
で、その事をマサキから責められての返し。その理屈で言うと、どう考えてもラングラン物にはならない機体が6体ほど残るんですが。
「ぐっ、ぐぐっ……もはやこの期に及んでは関係のない話ですな!見ての通り、もはや、ラングラン王国は、滅亡したも同然!」
「そして、この私が……新たなラングラン王国を築き、当初の計画を完遂させるのですよ!」
余りにも傲慢な物言いに、セニアから「自分に弓を引くのか」と迫られて、屁理屈を持ち出してかわそうとしている。そもそも国王が崩御して王族が全滅したかもさだかではないのになぜ滅亡したと言い切れるのか。
「むう……ザッシュではないか! 貴様、何をしているのだ! 私に従えと言ったはずだぞ!」
「そうとも! 計画の為にわざわざ世話してやったのに、なぜ私に刃向かうのだ!?
「お前を傀儡の王として祭り上げ、私が支配する王国を築き上げる……それが私の計画だったのだ!」
ザッシュを近衛騎士団に入団させた理由。王族の血を持たない男を担ぎ上げようとした……ムンガルもまたフェイルロードのスキャンダルを把握していた可能性が高いだろう。

搭乗機体

ガディフォール
ラングランの量産型魔装機。もはや旧型の機体だがエリートの近衛騎士団でもいまだに使われ続けている。………ただし全機フル改造済。