南部康雄(Yasuo Nanbu)
ヤマトの砲雷長。古代進の交代要員でもあり、古代が非番やコスモゼロで出撃した際には戦術長席に座る。
ヤマトの建造に関わった南部重工大公社の御曹司であり、両親の反対を押し切って乗艦した。
性格は基本的に冷静で職務に忠実だがやや軽薄な若者然としている。大鑑巨砲主義でヤマトの武力を過信し、波動砲の初使用時には本来の目的を忘れてガミラスと戦えると喜んだり、メ2号作戦においては冥王星ごとガミラスの基地を波動砲で破壊することを意見具申し、航空隊を不要と言い切るなど浅慮で軽率ところがある。[1]
ヤマト乗艦前は司令部に所属しており、同じく司令部員であった森雪に片思いしている。ヤマトへの乗艦も半ば彼女との仲を進展したいという思いがあった模様。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。ティザーPVで原作通り測距などを担当している。
人間関係
- 南部康造、南部登紀子
- 両親。仲が悪いわけではないが、南部重工を継ぐ気はないと考えている。
- 古代進
- ヤマトの戦術長で上官。戦闘において意見が対立することもある。また、恋敵でもある。
- 森雪
- 片思い相手。
- 森田製薬令嬢
- 見合い相手。劇中では母から渡された見合い写真のみの登場。
名(迷)台詞
- 「すごい武器だよ!これさえあればガミラスと対等に……いや、それ以上に戦える!」
- 第3話より。波動砲のあまりの威力に皆が呆然とする中、本来の任務を忘れ嬉々として喜ぶ。これまでの国連宇宙軍が、ガミラスに対してあまりにも劣勢であることを考えれば、無理の無い部分もあるが。その後、沖田艦長に窘められるのだが・・・
- 「いいじゃないか、星の一つや二つ!」
- ご覧の有様である。
- 冥王星基地攻略における名言にして大迷言。波動砲による冥王星直接攻撃を提案、古代に冥王星そのものを破壊するリスクを指摘されて却下された際の反論である。まるで大グレン団の誰かさんである。
搭乗機体
余談
- 宇宙戦艦ヤマト2199で南部康雄を演じた赤羽根氏は彼について「自分が好きだと思ったら、相手も自分を好きだと思ってしまうタイプ」「軽率な発言さえなければ、基本的には良い人」と、評している。
- ↑ なお、史実の戦艦大和は航空機の大部隊にタコ殴りにされて沈んでいる。