激怒巨烈

2016年4月11日 (月) 13:40時点におけるナイス (トーク | 投稿記録)による版

激怒巨烈(Gekido Kyoretsu)

妖魔大帝バラオがゴビ砂漠から復活させた直属の妖魔幹部で、巨烈兄弟の弟。短気かつ粗暴な性格の持ち主で、力押しの戦術を得意とする。

強力な巨烈獣を操り、ライディーンを幾度となく苦しめるが敗戦を重ね続け、第47話「激怒巨烈地獄の叫び」でゴースタンに乗り込んで決戦を挑むも敗退し、自身も脱出する際に逃げ遅れゴーガンソードで斬り裂かれ戦死する。

登場作品と役柄

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
シルエットのみの登場。原作と違いシャーキン健在時には復活していた模様。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
シーン3にのみ登場。格闘の能力や乗機の能力はそれなりだが、回避の高いリアル系ユニットを駆使すればそれほど苦労はしないはず。また彼の撃墜がライディーンの隠し武装の入手フラグだったり、初登場シナリオでひびき玲子に「間抜け面」と罵倒されるなど、出番が少ないながら印象には残りやすい。
スーパーロボット大戦IMPACT
音声初収録。終盤の初対決が、同時に激怒の最期となった。彼の撃墜が「ゴッドボイス」入手フラグに関わる。妖魔島における最終決戦では、豪雷共々バラゴーンのパーツと化して自軍に挑んでくる。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
本編シナリオでは豪雷のみの出番だったが、イベント「誕生!新たなる光」でようやく登場。

人間関係

妖魔大帝バラオ
主君。絶対的存在である彼の命令すら無視して暴走する事が間々ある。
豪雷巨烈
兄。基本的に兄弟仲は最悪だが、ライディーン打倒を果たす為に彼へ頭を下げる事もあった。
ひびき洸
仇敵。正攻法で攻めてくる分、洸にとっては激怒の方が戦い易い相手だった模様。
岬百合香
第36話で彼女を巨烈人獣に改造し、マダンガーを使った豪雷のライディーン抹殺作戦の妨害に成功するが、百合香に利用されている事には気付かなかった。

他作品との人間関係

デビルサターン6
IMPACTではムートロン遺跡にて、「ラ・ムーの星」横取りを狙う彼の出現に激昂する。自身よりも先にデビルサターンが倒された場合は、彼の不甲斐無さを嘲笑う展開に。

名台詞

「すぐ兄貴風を吹かせおって! そうやって大王様の後継ぎを狙っておるのだろうが、そうはいかん!」
第28話で妖魔島に着任早々、バラオの眼前で兄・豪雷と「殺し合い」に等しい派手な兄弟喧嘩を展開する。
「思い知ったか兄者! これが俺の仕返しだ」
第36話で巨烈人獣化した百合香の妨害により、マダンガーを失い愕然とする兄・豪雷を嘲笑し、前哨戦で彼から受けた屈辱を晴らす。
「バラオ様、もう決して…兄弟喧嘩は致しませぇ~ん!!」
第44話で豪雷との連携を無視してスタンドプレーに走った挙句、ライディーン打倒の好機を逃した事でバラオの逆鱗に触れ制裁を受ける。
これが堪えたのか、以降のエピソードでは目立った兄弟喧嘩をする事が激減した。
「おお! 妖魔族にその名を轟かせた俺様、1万2千年の時を隔てても覚えておったか?」
第46話で自身の勇名がレムリアの脳裏に刻まれていたと思い込み悦に入るが、彼女からは「間抜け面ゆえに忘れられない」とオチを付けられる。
「ラァイディィィィン! ワシが斃れてもバラオ様が…バラオ様の力を、甘く見るで無いぞぉ…わァッ!?」
第47話でゴーガンソードに貫かれながらも懸命にライディーンへ呪詛の言葉を唱えるが、全て言い終えない内にその身を両断され、激怒巨烈は大空に散った。

スパロボシリーズの名台詞

「がっはっはっは…口ほどにも無い奴だ…」
IMPACTで先にデビルサターン6を撃墜した場合に発生する嘲笑。

搭乗機体・関連機体

ゴースタン
最後の激怒巨烈獣。
バラゴーン
巨烈兄弟の怨念が篭った首が付いた妖魔巨烈獣。巨烈兄弟の雄叫びを上げて攻撃してくる。