- 2003年5月29日 発売(プレイステーション2)
- 初参戦スパロボ:第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ(2005年)
概要
アーケードの人気ゲーム『電脳戦機バーチャロンシリーズ』の家庭用ハードでの発売作。シリーズとしては4作目。 シリーズ3作目『電脳戦機バーチャロン フォース』(SRW未参戦)はネットワーク対戦を前提にしているため家庭用移植が難しく、それの家庭用として作られたのがマーズである。 第3次αへの参戦決定時、ロボットゲームからは初の参戦(『サンライズ英雄譚』からの派生作品である『機甲武装Gブレイカー』を除く)であり、大いに話題を呼んだ(ただし後述の通り、殆どゲスト扱いの登場であった)。
本格的なスパロボ参戦は、『スーパーロボット大戦K』で果たされる事となった。
ストーリー
新たなる限定戦争の場として再開発された火星では、シェア争いの激化に伴い、手段を選ばぬ大規模犯罪が多発するようになってしまう。
深刻化する事態に対応すべく設立されたのが、特捜機動部隊『MARZ』である。
最新鋭殺戮装備を有する彼らの戦いは昼夜を問わず、バーチャロイドは大地を疾駆する。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
MARZ
白虹騎士団
S.H.B.V.D.
薔薇の三姉妹
タングラム
ダイモン
その他
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
MARZ
白虹騎士団
S.H.B.V.D.
第6プラント「サッチェル・マウス」
シャドウ (バーチャロン)
ダイモン
その他
主題歌とBGM
『In The Blue Sky』と『The Wind is Blowing』は、初代(OMG)から継続して使われている曲。
- 『In The Blue Sky』
- テムジン専用曲。
- 『The Wind is Blowing』
- フェイ専用曲。Kでは「is」が表記から抜けている。
- 『Burning muscles-ichiban☆boshi-』
- アファームド・ザ・ハッター/ハッター軍曹専用曲。
- 『In The Blue Sky'01』
- 『Strike blue』
登場作と扱われ方
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- MARZ世界から、クロスゲートの影響でチーフとハッター(とフェイ・イェン)がαシリーズの世界に召喚されたという設定で、彼らのみのゲスト参戦といった状態。ただし戦力としての使い勝手は良好で、戦闘グラフィックのファンからの評価も高かった。
- スーパーロボット大戦K
- この作品から本格参戦。第3次α同様、MARZ世界からKの世界に出向している形で登場。第3次αとは違って多くのバーチャロイドが登場する。シナリオも今作では重要な根幹を担っており、ダイモンはオリジナル敵勢力であるイディクスやラスボスであるル=コボルすら裏から利用しており、実質的に今作の真の黒幕同然の存在である。特にハッターの待遇が良いが、反面チーフの影が薄い。
用語
余談
過去に、バーチャロンの版元のセガと旧バンダイが合併してセガバンダイとなる事がマスコミを通じて発表された際に話題となったものの結果的に白紙となったわけであるが、その後のセガの路線変更(複数のゲーム機へのソフト供給へシフト)を経て再びバンダイ(バンダイナムコゲームス)とスパロボを通じてめぐり会うという何とも不思議な縁である。