ゴライオン

2015年10月4日 (日) 14:40時点におけるナイス (トーク | 投稿記録)による版

ゴライオン(Golion)

遥か昔、宇宙中を暴れまわった、製作者不明のロボット。その後宇宙の女神に戦いを挑んだが敗れ、5つの獅子に分断されアルテア星の守護神になった。設定上はこの分離状態のライオンメカの名は漢字表記だが、劇中では「○○ライオン」で統一されていた。

起動には五人それぞれに専用の鍵が必要だが、鍵があれば基本的に誰でも動かせる。ただし、各メカライオンにはライモン王の魂が宿っており、邪悪な心の持ち主が操縦することを拒否できる。

四肢と胴体をそれぞれメカライオンが構成し、人間の手首足首に当たる部分はライオンの頭部が位置する。

なお、各メカライオンは鍵さえ持っていれば操縦者に制限はなく、黒獅子をファーラ姫が、黄金や黒銅が青獅子を動かしたこともあった。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
5人乗りユニットで、サイズLのスーパーロボット。メインパイロットは黄金。前半で銀が死亡してしまい、以後はファーラ姫がサブパイロットとして加入する。
ゴライオンはW世界において非常に重要な役割を与えられている。例えば、黄金たちが乗る遥か以前の(3519年前)獅子座文明に襲来したザ・データベースと戦って撃退しているという設定がなされた。また、前の宇宙の死に際して、多くの魂を集め新たな宇宙へと導く役割と果たしているロボットでもあり、この辺は某巨神を想起させるような設定である。これはザ・データベースと異なったアプローチで宇宙の死を乗り越える手段になっている。ちなみにジェネシックガオガイガーは同じ獅子座文明の産物であり、ソール11遊星主天海護戒道幾巳とも関わりを持つほか、古代太陽系文明(火星の遺跡を作り上げた文明)との交流もあったようで、ボソンジャンプに似た時空跳躍現象を単体で起こす事を可能としていた。そのため、多くの敵勢力から警戒の対象となっている。
と、設定としてはかなり強大らしくされている一方、ユニット性能としては極端に飛びぬけた所がなく、5人分の精神コマンドが使える点を除くと主役級ロボの中ではややパッとしない印象(あくまで主役級の中では、だが)。しかしお気に入り選択時は獲得資金が1.5倍になるので、ボスキラーを務めさせて資金を効果的に稼げる(この点では条件が同じ真ゲッターロボが競合相手になってしまうが、幸いお気に入り枠は3つある)。
銀が14話で離脱し、15話でファーラ姫に入れ替わるが、この時レベル15に足りないと錫石が「必中」を使えない。メインで使うなら出来る限り優先的に経験値をまわしたい。

単独作品

スパロボ学園

装備・機能

武装・必殺武器

格闘
機体の手足を用いた格闘戦を行う。
無消費の有射程P武器で、マルチコンボ対応。

武装

レーザーマグナム
左腕になった緑獅子の口から放つ実体弾。
マルチコンボ対応。
ファイヤートルネード
右腕になった赤獅子の口から放つ火炎放射。
Wでは攻撃力ダウンの特殊効果付きで、燃費の良い遠距離攻撃でもある。
フットミサイル
両足になった青獅子、黄獅子の口から放つミサイル。
フォーライオンアタック・100トンパンチ
両腕、両足の獅子の頭部を放つ。
Wでは追加武器。放送当時発売された玩具・スタンダード版超合金のギミックが元。
十王剣
ゴライオンのメイン武器・十王剣で斬りつける。両腕を合わせることで出現する実体剣で、折れた場合でもナックルガードの部分にあるアルテア王家の紋章にゴライオンの鍵を重ねることで再生する。
トドメをさすとカットインが入る。十王剣稲妻落としが追加されるまでは最強武器。
十王剣稲妻落とし
Wでは第二部で追加される、ゴライオンの最強武器。十王剣から放った電撃を浴びせて敵を拘束し、そのまま十王剣で両断する。
第一部後半のイベントでも見られるが、その時点ではまだ実際に武器としては使えない。こちらもトドメにカットインが入る。

SRWでは未使用の装備

スペースカッター
盾としても使用できる円盤状のカッター。「ローリングカッター」とも。超合金にもちゃんと付属しているがWでは未採用に終わった。
グランドファイヤー
足のライオンの口から火炎を発射する。ファイヤートルネードと被るためか、はたまた超電磁マシーンと被るからかこれもスパロボでは未採用。
ダブルロッド
クロスビーム
胸の十字部分から発射するビーム。
ニードルシャワー
アイフラッシャー
両目から発射するビーム。

特殊能力

剣装備
十王剣で斬り払いを発動する。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

L

機体BGM

「斗え! ゴライオン」
OPテーマであり、ゴライオンのデフォルトBGM。「ギブアップせい!」のフレーズが有名。

余談

  • ライオンをメカ化する場合モチーフとなるのはほとんど雄ライオンであり、デザイン上タテガミが強調されることが多い(ゴライオン劇中でも「黒獅子の塔」に鎮座していたのは翼の付いた雄ライオンの像である)。しかしゴライオンを形成する5体にはいずれもタテガミが描かれていないという、ライオンモチーフのメカにしては珍しいケースとなっている。

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