ヨウタ・ヒイラギ

2015年10月1日 (木) 01:07時点におけるTake (トーク | 投稿記録)による版 (→‎携帯機シリーズ)

ヨウタ・ヒイラギ(Youta Hiiragi)

スーパーロボット大戦BX』の主人公

正義感の強い17歳の少年。快活な性格の青年で、日本を守るスーパーロボット軍団や地球連邦軍に尊敬の念を抱いている。突如襲撃してきたデストルークに対し、亡き父親との「家族を守る」という最後の約束を守るためファルセイバーと融合し戦う。

融合者としての適正は低く、当初はファルセイバーにも二度と融合しないと言われたが、持ち前の正義感と約束を守る信念で戦うことを決意し、次第にファルセイバーと友情で結ばれていく。

記憶喪失となっていた所を保護されたユキと、骨董店を営む実家で同居している。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
プロローグの締めで登場(ここで名乗りと名前設定が兼ねられている)。
活溌で誠実な性格もあって、多くのキャラクター達と交友を築いていく。同時に自分は弱い、と自覚しておりその道の専門家に師事し、成長していく。ありがちな己の力を過信するということは一切せず、その理由は『自分より凄い腕を持つ友人達や目上の人間に追いつきたい』と思っているため、真っ直ぐに己の想像以上の速度で力を伸ばしていく。最終的には頼もしいほど成長するが、当の本人は「この程度ではまだまだ」として更なる成長を望む姿も。DLCでは先代のファルセイバー融合者と戦うイベントも用意されており、あらゆる意味で『越える』この場面はリアルマネーに余裕があるなら見てみて欲しい。なお、デフォルト名だと名前を戦闘セリフでも呼ばれる。
2周目以降は精神コマンドエディットが可能なので本作では祝福、幸運習得者が少ないうえに習得が遅いという点を補うために1周目にSPアップや集中力を養成し、エディットで祝福を追加して2周目序盤から2回程度使えるようにすると資金稼ぎが楽になる。SP消費の重さは「心の至宝」でどうにでもなる。
なお、名前設定の際につけた苗字がそのままユキ、マリの苗字になってしまう為、その点は注意したい。
担当声優の松岡禎丞氏は今作でスパロボ初参加。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

「特別な力は持っていない」という設定を反映してか、スキルやパラメータ面において突出したり特筆すべき部分は見受けられない。特に初期は器用貧乏以前の問題なので、人一倍レベルが必要になる。さすがにあっさり落とされることはないが、攻撃が当たり易いので集中攻撃を受けるパターンが出来易い傾向にある。一人立ちできるまで仲間で支えてあげよう。

精神コマンド

BX
集中加速正義気合勇気
デフォルトの精神コマンド。2周目はエディットが可能なので他のサブパイロットのものや他人からの補助で代用できる部分は交換してしまうと良い。この構成のままで行くにしても気合は気迫にする事。
前作主人公と習得レベルが同じ組み合わせで常時サブパイロットが1枠以上いる。
ファルセイバーの特殊能力「心の至宝」によって精神ポイントが毎ターン回復する為、消費が重めの精神コマンドで組んでしまっても多少は融通が利く。

特殊技能(特殊スキル)

BX
底力援護攻撃援護防御ガード全体攻撃

人間関係

ユキ・ヒイラギ
ヨウタと同姓だが血は繋がっていない。記憶喪失のところを保護され、ヒイラギ家に居候している。ヨウタには遠い親戚と説明されている。
マリ・ヒイラギ
女手一人で骨董店を切り盛りするヨウタの母。ファルセイバーのことを以前から知っている様子も見せる。
マコト・ヒイラギ
尊敬している亡き父で、先代のファルセイバーの融合者。
ファルセイバー
融合者としての適正は低かった為、当初は彼に二度と融合しないと言われたが、正義感と約束を守る信念で戦う内に友情を深める。
ブルーヴィクター
ファルセイバーを付け狙う「デストルークの守護者」。ライバルキャラ枠だが、どちらかと言うとファルセイバーのライバルといった形である。

他作品との人間関係

スーパー系

田神悠宇
母マリの経営する骨董品店の常連客で互いに顔なじみ。
クロス
ヨウタの師匠役を務める。
獅子王凱
第1話からの付き合いとなる兄貴分的存在。
兜甲児
第2話からの付き合いとなり、特に親しい仲間の一人。

ガンダムシリーズ

沙慈・クロスロード
母の経営する骨董品店のバイトで働くお兄さんで顔なじみ。第1話にはじまり、再会の度に彼から助言をもらっており、彼の言葉にも助けられ、導かれていく。
刹那・F・セイエイ
ある出来事がきっかけで、彼が沙慈の友人であることを悟る。

リアル系

アカツキ・ナガレ
最初の分岐宇宙ルートではクロスの代わりに先生役となり、その後も時として厳しい言葉をかけられながらも助言も送られる等、彼からも自身の成長を見守られることに。

名台詞

戦闘

「今の境界の力は半分だが、足りない分は俺達で補えばいい!もちろんお前の力も借りるぞ、ユキ!」
最終話Aルート「君と共に」におけるバルギアスとの戦闘前会話より。元ネタはやはりだろうか。

シナリオ

(現実は綺麗事じゃない…。沙慈さんが言ってたのはある意味、当たってたな…)
第14話「無重力の谷」より。アリオスガンダムガンダムマイスター映画違い、男性のアレルヤと知って。この時、ヨウタは沙慈の言葉を思い返したが、沙慈はそういう意味で言ったわけではない…。
「どんな理由があるか知らないけど、あいつからしてみれば、今まで女将さんに騙されてたようなもんだからな」
「俺だって同じ立場だったら、戸惑いもするし、怒りもするさ」
第19話「親と子」より。甲児女将さんの正体を知らされて閉じこもってしまった際に。自身も同じ立場だという事をこの時点では知る由もないが…。
「切り開くさ…俺とお前でファルセイバーの意志を受け継ぐんだ!」
第28話「友」より。
ブロッケン「お前もワシに…」
「黙っていろ、ブロッケンッ!」
ブロッケン「…!?」
ユキ「ヨウタ…ちょっと怖いよ…」
「俺が怒るのは筋違いかもしれない…だが、それでもあいつは許しちゃおけない!」
「甲児や女将さんの残された家族の気持ちを踏みにじった、あいつだけは!」
ブルーヴィクター「お前の意志は伝わっている!それを奴にぶつける力と変えろッ!」
第31話「devil cross kaiser」より。ブロッケン伯爵との戦闘前会話。
甲児の父親である剣造に化けたブロッケンに怒りを爆発させた。
マリ「男の子には格好つけたい時期があるのよ」
ヨウタ「人を思春期をこじらせた奴みたいに言わないでくれ!」
第35話「巨神と子供達」より。携帯機シリーズの常連プレイヤーであれば、真っ先にを思い浮かべたことだろう。
「!?凱さんがついている!?どこかにガオガイガーが来ているのか!?」
第42話「銀河を繋ぐ歌声」より。IFSの後遺症によりダイゴウジ・ガイの幻覚に苛まれるムネタケ提督の台詞に対する一言[1]。『W』以来の「ガイ」ネタである。

搭乗機体

明確には搭乗ではなく、融合という形となっている。

ファルセイバー
主人公機。
ブルーヴィクター
グリッターファルセイバー

脚注

  1. この時、ジャークサタンの攻撃で木星に落下しており、『BX』は原種の策略で湾曲空間に閉じ込められている。