ルウ・アノン(Lou Anon)
ヴェイガンの本拠地であるスペースコロニー・セカンドムーンで暮らす少女。兄にディーン・アノンがいる。マーズレイの末期症状によって苦しんでおり、ほぼ寝たきりの生活で外を出歩く事が余り出来ない。
普段は明るく天真爛漫に振る舞っているが、いずれ自分に訪れる死に怯えている。長い闘病生活の反動から再び外を出歩くことを夢見ており、風景や自分がやりたいことを絵日記に描くことで気を紛らわせている。兄に招かれたキオに興味を抱き、やがて淡い想いを寄せる。
キオがイゼルカントからもらってきた薬によって一時的に病状が安定し、キオと念願の外出を果たすが、その翌日に安らかな表情で息を引き取った。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。概ね原作と同じ役回り。
- 携帯機シリーズでは基本的に死亡したキャラクターの顔グラは元の顔グラの上部に影がかかった状態になるが、彼女の場合は専用のグラフィックが用意されている。
人間関係
他作品との人間関係
スパロボシリーズの名台詞
- 「『当たり前の毎日でも、見上げる横顔が特別』って、こういう事を言うのかなって」
ランカ「あ…それってもしかして、あたしの…」
「今って時間を大事にしたい想い。この歌、それが伝わってくるから…」 - BX31話キオ救出作戦ルート「生きる願い、宇宙に流れる」にて、念願の外出を果たした際、キオの横顔を見て微笑むルウの様子にどうしたのかキオが聞いて。最初の台詞は「放課後オーバーフロウ」の歌詞からの引用。残された時間が多くないことを知っているルウは、刻一刻と流れる「今」のすべてが大切な時間だった。