プトレマイオス2改

2015年8月16日 (日) 21:32時点におけるオオクラ (トーク | 投稿記録)による版

プトレマイオス2改(Ptolemaios2Kai)

プトレマイオス2を改修した多目的攻撃母艦。トランザムシステムによる長距離航行を行う為の最適化技術が導入され、艦尾には大型ブースターが追加された。

支援機用だった第3カタパルトデッキはモビルスーツも発進可能なように拡張されたことで、ダブルオーライザーは合体状態のままで出撃が可能になった。

艦載機はダブルオークアンタガンダムサバーニャガンダムハルートラファエルガンダム(+セラヴィーガンダムII)、ユニオンフラッグCB仕様ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型である。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z
こちらでも戦艦中唯一P武器を持たない(UXで同じくP武器を持っていなかったドラゴンズハイヴは副砲がP武器になった)。
また、UX同様修理装置を持っているが、トランザムの効果が弱体化したことやカスタムボーナスの変更、スメラギエースボーナスの変更も重なって、パイロット4人乗りの利点が薄くなっている。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。本作の母艦の中では唯一P武器が無いのがネックだが、トランザムの存在もあるため、母艦の中では最も移動力に優れている。また、パイロットが4人も乗っているので、母艦の中で最も多く補助精神も豊富。
修理装置GNフィールドを持つため、かなり頑丈。高い移動力を生かしたヒット&アウェイ修理に活躍できる。
P武器が無いので、隠しスキル「強襲」の恩恵が大きい。また、移動力が高い上に補助精神が豊富なので、隠しスキル「移動+精神」との相性も良い。
スーパーロボット大戦BX
Nintendo Directで登場。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

GNミサイル
GN粒子を内蔵した実弾兵器。第3次Zでは全体攻撃
GNキャノン
船体上部に設置された主砲。
GN魚雷
水中戦時に使用する実弾兵器。SRWでは未実装。
スモーク弾ランチャー
煙幕を発生させる兵器。SRWでは未実装。

必殺技

一斉射撃
UXで実装された文字通りの一斉射撃を行う必殺技。
スメラギフェルトミレイナラッセ(つまり搭乗員全員)のアニメカットインが入るという妙に豪華な仕様。劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-終盤の再現である。
ちなみに、このアニメカットインで搭乗員全員(宇宙以外含む)がノーマルスーツを着用している。

特殊能力

搭載
味方ユニットを搭載することによって、HPEN・弾数を回復させる事が出来る上に移動距離を稼ぐ事が可能である。
GNフィールド
UXでは2000以下(第3次Zでは2500以下)の全属性ダメージを無効化。EN10消費。
トランザム
劇中では、トランザムをすることによって地球圏および火星圏との間を短期間で往復[1]している。
第3次Zでは、1シナリオにつき1回限定。使用後2ターンの間のみトランザム状態となり、装甲、ENを除く機体能力と武器攻撃力がアップし、全ての武器が移動後使用可能となる。
UXでは気力130以上で発動して、移動力が+1される。
修理装置
小隊制の作品等ではHP回復と同じ効果も持つ。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

2L

カスタムボーナス

トランザム発動中、全ての武器が移動後、使用可能になる。
第3次Z。つまり、1シナリオにつき1回のみ可能なトランザムをした2ターンの間だけの効果である。
UXではトランザムを発動すると上記の効果が付加されていたので、弱体化したと言える。

機体ボーナス

初期段階:射撃武器+100 EN+50
第二段階:射撃武器+150 EN+75 スペック低下無効
第三段階:射撃武器+200 EN+100 スペック低下無効 移動力+1
最終段階:射撃武器+300 EN+150 スペック低下無効 移動力+2
UX母艦でシングル限定なだけはあり、プトレマイオス2改と相性のいいボーナス。高い移動力をさらに高められる。

対決・名場面

ELS防衛作戦
サバーニャハルートを出撃させた後、ソレスタルビーイング母艦プトレマイオス2改はダブルオークアンタの最終調整をしながら地球連邦軍のELS防衛作戦に参加する。
しかし、地球連邦軍艦隊およびソレスタルビーイングは、圧倒的数量のELSの進撃を押さえきれなかった。そして、昏睡から復帰した刹那がクアンタで出撃した時点で、プトレマイオス2改はELSに15%も侵食されている。さらに、ELSの侵食が44%を越えた際には、GNフィールドの再展開が不能になってしまう。
この事態を受けてスメラギは総員退艦を命じるが、フェルトらは退艦を拒否。スメラギはクルー達の意見を尊重し、あえて踏み止まることを決意する。その後、刹那がELSとの対話に成功して、ELSの侵食が停止。こうして、プトレマイオス2改のクルー全員が無事に生還することができた。

脚注

  1. これはあくまでも参考だが、西暦2015年現在の科学技術水準だと、地球火星との間を往復するには、約3年かかる。

資料リンク