グランティード(Granteed)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 全長:30.0 m
- 重量:45.0 t
- 分類:人型特機
- 補助MMI:サイトロン・コントロール
- 動力:オルゴン・エクストラクター
- 開発:フランツ・ツェッペリン(旧アシュアリー・クロイツェル社)
- パイロット(どちらかのみ)
- サブパイロット(うち1名のみ):
- メカニックデザイン:大輪充
『スーパーロボット大戦J』に登場する、初期主人公機のうちの一機。
フューリーの技術を用いて、アシュアリー・クロイツェル社で造られた人型特機。高火力であらゆる距離に対応した武装と分厚い装甲を持ち、攻撃力と防御力に優れた機体。しかし、その巨躯が災いして運動性には難がある。パイロット1人でも問題なく操縦可能だが、設計上はサイトロン制御兼火器管制(主人公)と操縦管制(サブパイロット)の2人用。
マンマシンインターフェイスとして『サイトロン・コントロール』を採用しており、サイトロンと呼ばれる素粒子によってパイロットの操作情報を機体に伝達している。この操作補助技術はパイロット自身にサイトロンに対する適応能力を要求するが、その機体制御補助力は高く、全く機動兵器の操縦経験がない人間でもある程度の操縦をこなせる。
動力は、大気中の『オルゴン』を動力源とし、制御してエネルギーとする(と推測される)『オルゴン・エクストラクター』。オルゴンは物質化することが可能。さらに物質化した状態で形成機から放出、或いは形成機へのエネルギー供給を断ち切ると、形状を維持しきれなくなって崩壊し莫大なエネルギーを放出する。グランティードをはじめとしたフューリーの機体動力は、この特性を用いて制御されていると思われる。
『ラースエイレムキャンセラー』と呼ばれる装置が機体コアに組み込まれており、フューリーの騎士機『ラフトクランズ』に装備されている時間制御装置『ラースエイレム』を無効化する。フューリーとの戦闘においてグランティードは必須の存在となる。
後に、専用ユニット『バシレウス』と合体したグランティード・ドラコデウス(ゲーム中表記は『G・ドラコデウス』)となる。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- ゲーム開始時に選択できる機体のうちの一機。初期選択機では唯一のスーパー系。統夜との相性は抜群で、スーパー系としては高めのパイロット命中値も魅力的。一方カルヴィナは攻撃を受けると気力が下がるので、避けた方が無難。改造段階はグランティード・ドラコデウスに引き継がれる。
装備・機能
接近戦と中~遠距離戦の両方で強力な武装を持っており、HPと装甲の高さから安定感があるスーパーロボット。ただし特殊武器には弱いので、喰らわないよう対策は立てておくこと。移動力も5と低いのでフォローが必要。
サブパイロットは装甲と移動力がアップするボーナスを持つメルアか、攻撃力ボーナスを持ち『必中』を使えるテニアが候補となる。カティアはボーナスの相性が悪く、鉄壁を覚えるまでは少々辛い。
ただし2周目以降は主人公の精神コマンドを変更することが可能なのでカティアをサブにしても問題ない。
武装・必殺武器
接近戦用のP属性武器は格闘系、移動後使用不可能の遠距離攻撃は射撃系と分かれている。武器名は全てインターミッションで変更可能。
- オルゴンブラスター
- 額から直進するオルゴンエネルギーを放つ射撃武器。射程は2~7。
- フィンガークラッシャー
- 両手で交互に手刀をぶち込み、敵機を貫く格闘武器。P属性ありで、射程は1~3。コンボ専用版もあり、そちらは射程1で攻撃力が少し落ちる。どちらも無制限に使用可能。
- オルゴンスレイブ
- 胸部から菱形状のエネルギーを放射する射撃武器。射程が3~8と、初期から使用可能なスーパーロボットの武器としてはかなり長く、攻撃力も高い。
- テンペストランサー
- グランティード最強の必殺技。オルゴン・クラウドを展開。胸部から柄を取り出してオルゴンの結晶による巨大な槍を造り出し、敵機に全力で突撃して突き刺す格闘武器。P属性ありだが射程1なので、援護攻撃には使いづらい。
特殊能力
- 剣装備
- 斬り払いを発動する。
移動タイプ
サイズ
- L
- サイズが大きいおかげで、与被ダメージ判定で有利になりやすい。回避力の低下も、運動性を上げすぎて敵機の命中率が素で0%になると敵から攻撃されなくなる仕様のJでは、むしろグランティードへ有利に働く。
機体BGM
- 「Fate」
- 男主人公時のデフォルトBGM。
- 「Revenger」
- 女主人公時のデフォルトBGM。