暗黒寺闇太郎
暗黒寺闇太郎(Yamitaro Ankokuzi)
- 登場作品:マジンガーシリーズ
- マジンガーZ(原作漫画版)
- 真マジンガー 衝撃! Z編
- 声優:伊丸岡篤
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 所属:熱海警察署
- 役職:刑事
- キャラクターデザイン:永井豪(原案)、竹内進二
兜甲児をフォローする強面の刑事。トレンチコート&ソフト帽というハードボイルドスタイルに身を包む。
漫画版
先祖代々ヤクザの家系に生まれながら、何故か官憲の道を選択してしまった当人曰く「ドジな野郎」。
光子力研究所を訪れた際、マジンガーZ対ガラダK7&ダブラスM2の戦闘を目撃し、以後はマジンガーが絡む事件の専属刑事として活躍する事となる。
割と初期の段階で早々に姿を消すが、原作者の永井豪氏によれば「甲児の等身大アクションが減少してしまった為、その活躍をアシストする役割であった暗黒寺の出番も無くなってしまった」との事。降板理由の一つとしてよく噂される「ボスとキャラが被っているから」という訳では無いらしい。
真マジンガー版
熱海警察署勤務の刑事。本編では、ファーストネームの「闇太郎」で呼称される事は無い。
殺人アンドロイドであるガミアQに一目ぼれしてしまうなど、ギャグキャラ的ポジションを担ってはいるが刑事としての洞察力は鋭く、三博士がジェットスクランダーの発射台を「造り忘れる」というミスを犯した時にはミリオンα、バイオンβ、ダイオンγにスクランダーを運搬させる作戦を提案するなど、咄嗟の判断にも長ける。また、20人以上の鉄仮面軍団を単独で壊滅させる驚異の戦闘能力も秘めている。
トレードマークであるソフト帽は、入浴中や就寝時などでも決して取らない。
物語後半では、ある人物の意を受けて行動する。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- NPC。キャラクター事典には『真マジンガー』で用いられなかったフルネームで登録される。
- 序盤の日本ルートで登場し、甲児とクロウにテロリスト容疑を掛け留置場に叩き込んだ。原作でこの役目を担うのはあしゅら男爵が変装した偽者だが、『破界篇』では本物の暗黒寺に改変されている。
- 何気に第41話でも特定の条件でひょっこり登場し、隠し要素である強化パーツの超合金Zを甲児へと託す。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 今回もNPCだが、原作や『破界篇』で多少なりとも見せていたコミカルさが影を潜め、意味深な台詞を多用する「切れ者」の刑事として描かれている。
- 原作通りガミアQにベタ惚れではあるものの、直接的に「好いた惚れた」と騒ぐ描写は無く第三者による説明台詞で済まされていた事も、暗黒寺のシリアス化に一役買っている。
- なお、前作同様に特定の条件で隠し要素の強化パーツ・ハイパージャマーを甲児に渡すイベントがある。
- 第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇
- くろがね屋にいるつばさにあしゅらの計画を説明しようとしたところ、アドヴェントに拘束されてしまう。
- 第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇
- 日本ルート第37話にてクロノ改革派の隠れ家に捕らえられていたところをくろがね五人集に救出されており、マキと対峙していたヒビキの前に姿を現した。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- PV第2弾に登場。ボスボロットの「必殺くろがね五人衆」に「飛び入り参加」としてガミアと共に召喚されるようだ。
人間関係
他作品との人間関係
スーパー系
- 大塚茂
- 『第2次Z破界篇』では彼の要請により、甲児&クロウを釈放する。
バンプレストオリジナル
名台詞
迷台詞
- 「正当防衛、無罪だな。マンガの主人公はそう決まっている。」
- 原作漫画版1巻にて、甲児が鉄仮面兵士を殺してしまった際に暗黒寺警部に「俺殺人犯?」と聞いた際の返答。確かに正当防衛なのは合っているがいくらなんでもあんまりなメタ発言。これに対して甲児も「よかった、俺主人公で」と納得している。そうじゃないだろ。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ちゃんとカツ丼を用意してやるよ。俺は様式美にこだわるんでな」
- 『第2次Z 破界篇』序盤の日本ルートにおける、留置場内でのクロウとの遣り取り。
- 直後のクロウの指摘どおり、取調べにカツ丼という図式はフィクションである。
- 「頼むぜ! さすがの国家権力も異星人や次元獣にはお手上げだからよ!」
- 『第2次Z 破界篇』第41話で兜家を物色中に甲児と出くわし、押収していた超合金Zを彼へと渡した際の台詞。なお、『破界篇』における暗黒寺の出番はこれが最後。
- (そういうわけだ、ブレード。今回は俺達だけで何とかなったぜ)
- 「死線! 総攻撃Dr.ヘル!」にて、研究所に侵入したピグマンを仕留めて。「真」でも謎のままとなっている「勇者ブレード」の存在に言及している。
- 「な、なんだ、このド迫力野郎は!?」
- あしゅらを捕まえようとしてガイオウに割り込まれた際に。見たまんまである。
- 「前門の狼、後門の虎……どっちにしても人類の試練が続くのかよ」
「ま、物騒な客人のおかげで最悪の事態だけは免れそうだがな」
「兜家の呪われた宿命の第壱幕は終わった。もっとも第二幕が上がるかはわからねえけどな……」
「あばよ。今は甲児とZEXISの勝利を祝ってやんな」 - 『第2次Z 再世篇』第47話終了時の台詞。後者の台詞は未だに始まるどころか情報すら出てこない「G編」への皮肉に聞こえなくもない。
- ちなみに冒頭の諺は、正しくは「前門の虎、後門の狼」である。
搭乗機体
- ホバーパイルダー
- 熱海戦やドイツへ向かう際など、何度か便乗させてもらっている。自動操縦で起動した際はキャノピーにしがみ付き、鉄仮面軍団の包囲網を突破した。