AMS-129 アンジェロ専用ギラ・ズール(Angelo's Geara Zulu)
- 登場作品:機動戦士ガンダムUC
- 分類:量産型モビルスーツ
- 型式番号:AMS-129
- 全高:20.0m
- 全備重量:61.4t
- 装甲材質:チタン合金セラミック複合材
- 動力:熱核反応炉
- ジェネレーター出力:2,870kw
- 開発:アナハイム・エレクトロニクス社
- 所属:ネオ・ジオン軍
- 主なパイロット:アンジェロ・ザウパー
- メカニックデザイン:カトキハジメ
フロンタル親衛隊隊長であるアンジェロ・ザウパー専用のギラ・ズール。
通常のギラ・ズールとは異なる親衛隊仕様をベースに改修されており、彼のパーソナルカラーである紫色で塗られているのが最大の特徴。また「ランゲ・ブルーノ砲・改」を標準装備し、バックパックもかつて搭乗していた専用のギラ・ドーガに似た物となっており、出力も他の親衛隊機より高くなっている。無論、ギラ・ドーガやギラ・ズールの武装は一通り使用可能である。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。プラモデルなどで馴染みの深い「ランゲ・ブルーノ砲・改」ではなく「ビーム・ショット・ライフル」を装備しているが、これの攻撃力・命中補正が高く油断のならない相手である。裏を返せば、厄介なのはそこだけであるということである。後は普通に戦うだけでいつの間にか倒せてしまう。強化人間でもニュータイプでもないパイロットが乗り込む故か…。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- ビーム・ホーク
- 腰に懸架される格闘武器。出力の切り替えにより、斬撃用のホークモード、刺突用のピックモード、両者の併用が可能。
- ビーム・ショット・ライフル
- ラプラス戦にて装備。サザビーの物と似た形状をしている。
- サブ・マシンガン
- ランゲ・ブルーノ砲・改
- ギラ・ドーガ重装型の武器であったランゲ・ブルーノ砲を改修、発展させた物。こちらはビーム砲に改修されており、運用時は専用ジェネレーターと2基のプロペラント・タンク、1基のスタビライザーを取り付けた重装型バックパックに換装される。ビームの威力は高く、貫通性も高い。
- ちなみに劇中ではギルボアの機体も装備していたように専用装備ではないが、フロンタルの護衛を主任務とする親衛隊に優先的に配備されている。
防御兵装
- シールド
- 左腕にギラ・ドーガの物を装備。ウェポンラッチも兼ねているが、本機は武装を付けていない。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
- ギラ・ズール
- ギラ・ズール(親衛隊仕様)
- フロンタル直属の親衛隊に配備されたカスタム機。両肩はスパイクアーマーになっている他、フロンタルに追従すべく推力を中心とした改修がなされている。また武装選択の幅も一般機より多く設定されている。彼の機体はこの内のひとつを改修したものである。
- クラーケ・ズール
- 漫画版『バンデシネ』に登場する、この機体の改修機。サイコミュ高機動試験用ザクのコンセプトを宇宙世紀0096年の技術で再現した試験機であり、通常の腕とは別に大型の有線制御式メガ粒子砲を装備し高い火力を持つ。
- ちなみにアニメ版設定でも存在はしており、彼の機体とは別の親衛隊機をベースに開発したと考えられる。
- ローゼン・ズール
- 大破した本機をベースに、シナンジュの予備パーツを組み込んで改修された機体。ハンマ・ハンマのコンセプトをベースに改修されており、さらにサイコフレームも組み込まれている。ハンマ・ハンマでは未完成だった両腕のインコムも完成されており、高い性能を誇る。なおクラーケ・ズールが開発されたのは、アンジェロがローゼン・ズールを早く使いこなせるようにするための意図もあったらしい。
- また、対ニュータイプ戦用にサイコジャマーを装備しており劇中ユニコーンガンダムのNT-Dシステムを封じ込める戦闘を行っている。