ラッセル・バーグマン(Russell Bergman)
地球連邦軍のオクトパス小隊の一員。コールサインはオクト2。多くのイロモノ揃いのメンバーの中で逆に異彩を放つ地味な顔つきに加えて、押しの弱い性格。
上官であるカチーナとは付き合いが長く、毎度毎度彼女の粗暴な振る舞いに振り回されているものの、ある時にはカチーナを殴り倒して諫めるなど、しっかりした一面も持ち合わせている。
前述の通り、メンバーの中では地味なキャラであまり目立たず、カットインもOGSまで追加されず、専用BGMも存在しない。逆にその地味さがキャラクター性でもあり、人気の一因にもなっている。
また、防御値がOGシリーズ中、メンバートップだったりもする。その為、ファンからは『ディフェンスに定評のあるラッセル』と呼ばれ、愛されている。
登場作品と役柄
とにかく防御の強さを活かした機体(グルンガストシリーズやジガンスクード)に乗せると、文字通り『ディフェンスに定評のある』彼を存分に見る事が出来る。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- キョウスケ編では序盤から登場。カチーナへの修正イベントがあるが、正直彼が目立つ所と言ったらそれくらいしかない。ヴァルシオン改などを手に入れられれば援護防御の鬼にもなれる。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- ゼオラのパンツを覗いた事で、カチーナからからかわれる場面も。前作同様、主な役割は援護防御と応援や激励を活かしたサポート。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- ようやくカットインが入った。反面、専用BGMは追加されていない。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 出番が少ない。援護防御役や補助精神コマンドですら活躍する局面に恵まれない。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 量産型ゲシュペンストMk-II改に乗り換え。タイプCの砲撃戦の機体なのだが、今までのラッセルは格闘能力重視なのでパイロット能力が気になるところである。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- 序盤からカチーナと共に出番があるが、中盤以降は全く出てこなくなる。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- カチーナ自身に出番が多いが、ラッセルは目立たない。ある意味原作通り。例の「クマさんパンツ」を拝めることができている。
パイロットBGM
先述された通り、現在彼の専用BGMは存在しないため汎用戦闘曲がデフォルトBGMになっている。OGs以後はキャラクターや機体別の専用曲が大幅に増えているため、半ば汎用戦闘曲がラッセルのテーマになりつつある。
- 「BORN TO FIGHT」
- OG1系列の汎用戦闘曲。
- 「RAIL TO THE DANGERZONE」
- OG2以後追加された汎用戦闘曲。
人間関係
- カチーナ・タラスク
- 上官。彼女にとことん振り回されつつも、しっかりとサポートする。
- タスク・シングウジ
- 同僚。
- レオナ・ガーシュタイン
- 同僚。
名台詞
- 「カチーナ中尉のカミナリに比べれば、これぐらい何ともない!」
- ダメージを受けた際の台詞。例え相手がウェンドロだろうがヴィンデルだろうがアインストだろうが、ラッセルの中ではカチーナが最も怖い存在であり、彼女とそれ以外の存在の間には越えられない壁があるのだろう。
- 「…手を上げてすみません。しかし、今日だけは…今日だけは言わせてもらいます!」
「金輪際、自分勝手な真似はやめてください。この戦いは中尉一人でやってるわけじゃないんです」
「今は実績とか、テストパイロットにこだわっている時じゃありません」「みんなで、力を合わせて、DCや異星人と戦わなければならないんです」
「…自分はこれからも中尉の背中を守っていくつもりです」
「でも、あなたがまた同じことをするつもりなら…自分は何度でもあなたを殴ります!」 - OG1の中盤でスタンドプレイを行ったカチーナを叱咤した時の場面。流石のカチーナもこの時ばかりは反省しており、素直に謝罪していた。
- 「自分は一生……あなたの盾になる覚悟は出来ている!!」
- OGクロニクルにて、半壊したゲシュペンストでカチーナを庇っての台詞。帰還後にカチーナは満更でもなさそうな反応を見せていたが、当人はこの発言が敬語を使っていなかったことに気付いて頭を下げるというオチがついた。
搭乗機体
- 量産型ゲシュペンストMk-II
- 標準色の青に搭乗。元々はエクセレンから譲られた機体。ゲームでは力不足である。
- 量産型ゲシュペンストMk-II改
- カチーナと共に強力な量産機に搭乗。タイプCの砲撃戦用で、機体色は薄青。