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「シュウの章」と『OGDP』の冒頭部にはある言葉が引用されている。ジャン=ポール・サルトルの「'''自由であるとは、自由であるように呪われているという事である'''」という文章である。これは、シュウを一番縛っているものは他ならぬ彼自身の「自由であることに固執している感情」であることを示唆している。一方、この言葉には「自分の意志による行動全てが全人類を巻き込み、その責任を負わなければならない」という意味があり、ラ・ギアスと地球の存続に精力的な彼の行動はそれを自覚してのことなのかもしれない。
 
「シュウの章」と『OGDP』の冒頭部にはある言葉が引用されている。ジャン=ポール・サルトルの「'''自由であるとは、自由であるように呪われているという事である'''」という文章である。これは、シュウを一番縛っているものは他ならぬ彼自身の「自由であることに固執している感情」であることを示唆している。一方、この言葉には「自分の意志による行動全てが全人類を巻き込み、その責任を負わなければならない」という意味があり、ラ・ギアスと地球の存続に精力的な彼の行動はそれを自覚してのことなのかもしれない。
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ヴォルクルスを否定こそしているが、無神論者ではなく、あくまで本人が信仰の対称と定めるは「精霊」(ラ・ギアスに存在する八百万の神々)。仲間意識も非常に強く、一度仲間として認めた者は決して見捨てることがなく、特に現在も行動を共にしている[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]、[[モニカ・グラニア・ビルセイア|モニカ]]、[[テリウス・グラン・ビルセイア|テリウス]]の3名については「家族」と認識している。さらに自分と仲間とは(例えその仲間が「自分はシュウの部下または従僕である」と認識している場合でも)対等な関係であると主張している。その一方で恋愛観については全く不明である。サフィーネとモニカからは強い思慕の念を寄せられているが、そんな彼女らに対して仲間としては大事にしているが、恋愛感情については(少なくとも表向きには)一切表していない。そのためか、「マサキに対して同性愛的感情を抱いている」「プレシアに対してロリコン的感情を抱いている」等の誤解を抱かれることもある。
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ヴォルクルスを否定こそしているが、無神論者ではなく、あくまで本人が信仰の対称と定めるは「精霊」(ラ・ギアスに存在する八百万の神々)。仲間意識も非常に強く、一度仲間として認めた者は決して見捨てることがなく、特に現在も行動を共にしている[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]、[[モニカ・グラニア・ビルセイア|モニカ]]、[[テリウス・グラン・ビルセイア|テリウス]]の3名については「家族」と認識している。さらに自分と仲間とは(例えその仲間が「自分はシュウの部下または従僕である」と認識している場合でも)対等な関係であると主張している。その一方で恋愛観については全く不明である。サフィーネとモニカからは強い思慕の念を寄せられているが、そんな彼女らに対して仲間としては大事にしているが、恋愛感情については(少なくとも表向きには)一切表していない。そのためか、「マサキに対して同性愛的感情を抱いている」「プレシアに対してロリコン的感情を抱いている」「エリシアといい関係になっている」等の誤解を抱かれることもある。
    
ちなみに、「'''約束を破ったことはない'''」「'''嘘はつかない'''」と常日頃から公言する。その性格から白々しい台詞と捉えられることもあるが、そもそもその能力からして虚言を弄す必要がないため、実際にその通りである。「シュウの章」で彼に加担したクワトロやジェリドはそれで納得しており、「第4次大戦」時ではマサキもそれを認めている。ただし「'''言うべきことを言わない'''」ケースは初登場から魔装機神Fに至るまで存在する。これは、無用の混乱や回り道を防ぐため、「'''確証の持てない推測は口にしない'''」「'''現状に必要のない情報は教えない'''」というスタンスを貫いているのが原因。シュウ本人は敵の動向や状況の推移を正確に見極めつつ的確な対応を取っているのだが、実際の行動で同行する面々に対してはそれらの推測や、取っている行動が何に繋がるのかを一切言わないため、付き合いの長い所謂「シュウ一行」以外の面々は不信感を抱くことも多い。
 
ちなみに、「'''約束を破ったことはない'''」「'''嘘はつかない'''」と常日頃から公言する。その性格から白々しい台詞と捉えられることもあるが、そもそもその能力からして虚言を弄す必要がないため、実際にその通りである。「シュウの章」で彼に加担したクワトロやジェリドはそれで納得しており、「第4次大戦」時ではマサキもそれを認めている。ただし「'''言うべきことを言わない'''」ケースは初登場から魔装機神Fに至るまで存在する。これは、無用の混乱や回り道を防ぐため、「'''確証の持てない推測は口にしない'''」「'''現状に必要のない情報は教えない'''」というスタンスを貫いているのが原因。シュウ本人は敵の動向や状況の推移を正確に見極めつつ的確な対応を取っているのだが、実際の行動で同行する面々に対してはそれらの推測や、取っている行動が何に繋がるのかを一切言わないため、付き合いの長い所謂「シュウ一行」以外の面々は不信感を抱くことも多い。
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=== ゼノサキス一族 ===
 
=== ゼノサキス一族 ===
 
;[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]
 
;[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]
:ゼノサキス東宗家当主。王都に宣戦布告した際の戦闘で彼を死に至らしめているが、彼との戦闘でグランゾンの[[歪曲フィールド]]を破壊された。魔装機神IIでは「ゼオルートを尊敬している」「今の自分の技量はゼオルートに遠く及ばない」とまで言っている。
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:ゼノサキス東宗家当主。王都に宣戦布告した際の戦闘で彼を死に至らしめているが、彼との戦闘でグランゾンの[[歪曲フィールド]]を破壊されており、彼に対して強い敬意を抱くようになる。魔装機神IIでは「ゼオルートを尊敬している」「今の自分の技量はゼオルートに遠く及ばない」とまで言っている。
 
;[[プレシア・ゼノサキス]]
 
;[[プレシア・ゼノサキス]]
 
:ゼオルートの娘。彼女にとってシュウは父の敵。『α外伝』では対決前会話でそれに触れられ、IIでは決闘を申し込まれる。シュウの方もゼオルートを殺したことについては彼女に憎まれても仕方がないし、赦されなくても構わないと発言している。ただ、「憎しみを受け止めるだけ」と言ってた割にはわざわざゼオルートの技をプレシアに伝授している辺り、口にはしないがかなりプレシアを気にかけているようである。それ故かルート次第ではあろうことかマサキから'''ロリコン疑惑'''を持たれてしまうことに……。
 
:ゼオルートの娘。彼女にとってシュウは父の敵。『α外伝』では対決前会話でそれに触れられ、IIでは決闘を申し込まれる。シュウの方もゼオルートを殺したことについては彼女に憎まれても仕方がないし、赦されなくても構わないと発言している。ただ、「憎しみを受け止めるだけ」と言ってた割にはわざわざゼオルートの技をプレシアに伝授している辺り、口にはしないがかなりプレシアを気にかけているようである。それ故かルート次第ではあろうことかマサキから'''ロリコン疑惑'''を持たれてしまうことに……。
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=== [[ラーダット王国]] ===
 
=== [[ラーダット王国]] ===
 
;[[セウラント・ペイ・ボラキス]]
 
;[[セウラント・ペイ・ボラキス]]
:彼を知っており、関わると厄介らしくアンティラス隊に任せていた。
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:彼を知っており、関わると厄介らしく始末をアンティラス隊に任せていた。
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=== [[アルメラ共和国]] ===
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;[[サキト・アサギ]]
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:地上人召喚事件に便乗する形でアルメラ共和国に召喚された地上人の少年でレイブレードの操者。
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:[[カドゥム・ハーカーム]]との戦いが終わった後はいずれ彼を地上に帰す約束をしている。
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;[[エリシア・ゼフィール]]
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:レイブレードの秘密を共用する間柄。魔装機神救出作戦では彼女をヴィーラの艦長代理に任命している。
    
=== [[ヴォルクルス教団]] ===
 
=== [[ヴォルクルス教団]] ===
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