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| また、前述のとおり様々な勢力に節操無く取り入っているが、自分たち以外を信用しない[[メガノイド]]には取り入ることが出来なかったようだ([[Wシリーズ]]の工作員を潜入させはしたが、捕まって処刑されたかメガノイドに改造された可能性が高い。事実、終盤に彼らを改造したと思しき[[ソルジャー|メガノイド兵]]の駆る[[量産型ゲシュペンストMk-II|ゲシュペンストMk-II]]が[[コロス]]の配下として登場する)。 | | また、前述のとおり様々な勢力に節操無く取り入っているが、自分たち以外を信用しない[[メガノイド]]には取り入ることが出来なかったようだ([[Wシリーズ]]の工作員を潜入させはしたが、捕まって処刑されたかメガノイドに改造された可能性が高い。事実、終盤に彼らを改造したと思しき[[ソルジャー|メガノイド兵]]の駆る[[量産型ゲシュペンストMk-II|ゲシュペンストMk-II]]が[[コロス]]の配下として登場する)。 |
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− | [[ゲシュペンストMk-III]]を隊長機とする特殊鎮圧部隊に敗れてなお、[[量産型ゲシュペンストMk-II|ゲシュペンストMk-II]]だけで2000機(ラミアによれば2096機)が残っていた大所帯、他の機体も合わせれば全戦力はもう少し多いはずである(それよりさらに多かったであろうクーデター時のシャドウミラー隊を撃退した特殊鎮圧部隊の凄まじさが窺える)。しかし「こちらの世界」に転移をする際、多くの戦力を失ってしまい、たどりつけたのは少数(アクセル編では転移に成功したのは1割のみ、ラミア編では502機。同じ内容を言っていると考えた場合、元はMk-II以外も3000機程度いたことに)。<br />特殊鎮圧部隊であるゲシュペンスト隊の強さの背景には、「ゲシュペンストシリーズはフレームの構造上、手を加えるのが容易だった」「最終的に、低コスト・高性能の量産機に、1機で戦況を変えられる究極の機動兵機・・・そのほとんどがゲシュペンストをもとにして造られた」という開発経緯があり、「こちらの世界」で同じ轍を踏まないよう、連邦軍に内部工作を行ないドラグーンを採用させ、ゲシュペンストシリーズの開発が進まないようにしていた(しかしその干渉により、皮肉にも「こちらの世界」ではドラグーンが予想よりもはるかに優れた機体に仕上がってしまった)。 | + | [[ゲシュペンストMk-III]]を隊長機とする特殊鎮圧部隊に敗れてなお、[[量産型ゲシュペンストMk-II|ゲシュペンストMk-II]]だけで2000機(※ラミアによれば2096機)が残っていた大所帯、他の機体も合わせれば全戦力はもう少し多いはずである(それよりさらに多かったであろうクーデター時のシャドウミラー隊を撃退した特殊鎮圧部隊の凄まじさが窺える)。しかし「こちらの世界」に転移をする際、多くの戦力を失ってしまい、たどりつけたのは少数(アクセル編では転移に成功したのは1割のみ、ラミア編では502機。同じ内容を言っていると考えた場合、元はMk-II以外も3000機程度いたことに)。<br />特殊鎮圧部隊であるゲシュペンスト隊の強さの背景には、「ゲシュペンストシリーズはフレームの構造上、手を加えるのが容易だった」「最終的に、低コスト・高性能の量産機に、1機で戦況を変えられる究極の機動兵機・・・そのほとんどがゲシュペンストをもとにして造られた」という開発経緯があり、「こちらの世界」で同じ轍を踏まないよう、連邦軍に内部工作を行ないドラグーンを採用させ、ゲシュペンストシリーズの開発が進まないようにしていた(しかしその干渉により、皮肉にも「こちらの世界」ではドラグーンが予想よりもはるかに優れた機体に仕上がってしまった)。 |
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| ==== [[スーパーロボット大戦A PORTABLE]] ==== | | ==== [[スーパーロボット大戦A PORTABLE]] ==== |
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| 当初は[[イーグレット・フェフ]]が本拠地とする[[アースクレイドル]]を拠点として、[[ノイエDC]]に戦力を提供していた。しかし、ヴィンデルとノイエDCの首魁[[バン・バ・チュン]]の理念は相容れないもので、利害が一致している間の協力関係でしかなかった。後にシャドウミラーは[[ノイエDC]]を裏切り、[[インスペクター]]が拠点とする[[ホワイトスター]]へと渡った。その目的は[[ツヴァイザーゲイン]]に搭載された[[システムXN]]のアギュイエウスを修復し、その機能を完全な物として様々な平行世界へ武装介入することだった。 | | 当初は[[イーグレット・フェフ]]が本拠地とする[[アースクレイドル]]を拠点として、[[ノイエDC]]に戦力を提供していた。しかし、ヴィンデルとノイエDCの首魁[[バン・バ・チュン]]の理念は相容れないもので、利害が一致している間の協力関係でしかなかった。後にシャドウミラーは[[ノイエDC]]を裏切り、[[インスペクター]]が拠点とする[[ホワイトスター]]へと渡った。その目的は[[ツヴァイザーゲイン]]に搭載された[[システムXN]]のアギュイエウスを修復し、その機能を完全な物として様々な平行世界へ武装介入することだった。 |
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− | しかし、[[ホワイトスター]]([[ネビーイーム]])に攻撃をしかけた[[クロガネ]]・[[ヒリュウ改]]の部隊によりインスペクターは壊滅。その戦いで足止めを買って出たアクセルも撃破され、追いつめられたシャドウミラーは次元転移を行うが、ホワイトスターはすでに[[アインスト]]の手で侵食されていたため失敗に終わり、アインストに取り込まれたホワイトスター内部で最後の対決となる。[[ツヴァイザーゲイン]]の[[システムXN]]は[[ギリアム・イェーガー]]により無力化され、[[ヴィンデル・マウザー]]や[[レモン・ブロウニング]]も死亡し、シャドウミラーは壊滅した。
| + | ところが、[[ホワイトスター]]([[ネビーイーム]])に攻撃をしかけた[[クロガネ]]・[[ヒリュウ改]]の部隊によりインスペクターは壊滅。その戦いで足止めを買って出たアクセルも撃破され、追いつめられたシャドウミラーは次元転移を行うが、ホワイトスターはすでに[[アインスト]]の手で侵食されていたため失敗に終わり、アインストに取り込まれたホワイトスター内部で最後の対決となる。[[ツヴァイザーゲイン]]の[[システムXN]]は[[ギリアム・イェーガー]]により無力化され、[[ヴィンデル・マウザー]]や[[レモン・ブロウニング]]も死亡し、シャドウミラーは壊滅した。 |
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− | しかし、OG外伝で皮肉にもシャドウミラーの理念は同様に別の世界から襲来した(差異があるとは言え、闘争の世界を作ると言う目的まで同じ)修羅達によって歪んだ形で実現してしまい、生き残ったアクセルがその事を憂いていた。
| + | OG外伝ではシャドウミラーの理念は同様に別の世界から襲来した組織「[[修羅]]」によって歪んだ形で実現してしまい、生き残ったアクセルがその事を憂いていた。 |
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− | GBA版OG2ではGBA版Aに比べ大きく数が削られており、[[量産型ゲシュペンストMk-II]]以外に[[ソルプレッサ]]や[[フュルギア]]等も併せて転移前の戦力が2096機だった(転移に成功した機体数はGBA版Aと同じく502機)。OGsではさらに、諸々含めても496機と大きく戦力が減少している(ベーオウルフがアインスト化している影響だろうか。なお転移に成功したのは半分程度。)。ただOGsの二百数十機でも充分、敗残兵と呼ぶには多大な戦力ではある。
| + | 総兵力に関して、GBA版OG2ではGBA版Aに比べ大きく数が削られており、[[量産型ゲシュペンストMk-II]]以外に[[ソルプレッサ]]や[[フュルギア]]等も併せて転移前の戦力が2096機だった(転移に成功した機体数はGBA版Aと同じく502機)。OGsではさらに、諸々含めても496機と大きく戦力が減少している(ベーオウルフがアインスト化している影響だろうか。なお転移に成功したのは半分程度)。ただOGsの二百数十機でも充分、敗残兵と呼ぶには多大な戦力ではある。 |
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| [[鋼龍戦隊]]が初めて交戦した異世界からの侵略者であり、彼らと、そして同じく別次元から襲来してきた[[アインスト]]との戦いは、異星人以外に地球を狙う者達が別の世界にも存在する事を認識させる出来事となり、その後も修羅の乱、封印戦争と異世界の来訪者達との戦いが連続で勃発する事となる。 | | [[鋼龍戦隊]]が初めて交戦した異世界からの侵略者であり、彼らと、そして同じく別次元から襲来してきた[[アインスト]]との戦いは、異星人以外に地球を狙う者達が別の世界にも存在する事を認識させる出来事となり、その後も修羅の乱、封印戦争と異世界の来訪者達との戦いが連続で勃発する事となる。 |
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− | また、「こちら側」にもシャドウミラーに相当する特務隊も存在はするが、物語には関わって来ない。
| + | 「こちらの世界」におけるシャドウミラーに該当する特務隊も存在はするが、物語には関わって来ない。 |
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| === [[無限のフロンティア]] === | | === [[無限のフロンティア]] === |