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== MSN-00100 百式(Hyakushiki / Type-100) ==
== MSN-00100 百式(Hyakushiki / Type-100) ==
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
**[[機動戦士Ζガンダム]] ([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]])
**[[機動戦士Ζガンダム]]([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]])
**[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
**[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
*分類:攻撃用試作型[[モビルスーツ]]
*分類:攻撃用試作型[[モビルスーツ]]
*形式番号:MSN-00100(MSN-100)
*型式番号:MSN-00100(MSN-100)
*全高:21.4m
*全高:21.4m
*頭長高:18.5m
*頭長高:18.5m
*本体重量:31.5t
*本体重量:31.5t
*全備重量:54.5t
*全備重量:54.5t
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:核融合炉
*[[動力]]:核融合炉
*ジェネレータ[[出力]]:1850kW
*ジェネレータ[[出力]]:1850kW
*スラスター推進力:18600kg×4
*スラスター推進力:18600kg×4
*メカニックデザイン:永野護(ベースデザイン)、藤田一己(クリンナップ)
*メカニックデザイン:永野護(ベースデザイン)、藤田一己(クリンナップ)
[[グリプス戦役]]時に[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が[[Ζプロジェクト]]の一環として開発した攻撃型[[モビルスーツ]]。
[[グリプス戦役]]時に[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が[[Ζプロジェクト]]の一環として開発した攻撃型[[モビルスーツ]]。<br />当初は「'''δ(デルタ)ガンダム'''」というコードネームで[[可変モビルスーツ|可変型モビルスーツ]]として設計されていたが、ムーバブルフレームに構造上の欠陥があり、非変形型[[モビルスーツ]]に再設計して完成させ、「'''百式'''」と名づけられた。この事から、本機も[[ガンダムタイプ]]の[[モビルスーツ|MS]]に分類される。可変型として設計された名残として、バックパックの左右にフレキシブルバインダーが装備されており、これにより高い運動性を誇る。また、本機は敵機の攻撃を防御ではなく回避する事で対応するというコンセプトのため、シールドは装備されていない。装甲の色は派手な金色になっているが、これは微弱な[[対ビームコーティング]]である。「百式」という名称と金色の装甲は開発者であるM・ナガノ博士の提案であり、「'''百年使えるモビルスーツであるように'''」という願いからこの名称と装甲が採用された。また、この事はパイロットである[[クワトロ・バジーナ]]大尉も理解を示している。<br />本機はクワトロが搭乗する事を前提としていたため、その技量に合わせたチューンが施されている。
当初は「'''δ(デルタ)ガンダム'''」というコードネームで[[可変モビルスーツ|可変型モビルスーツ]]として設計されていたが、ムーバブルフレームに構造上の欠陥があり、非変形型[[モビルスーツ]]に再設計して完成させ、「'''百式'''」と名づけられた。この事から、本機も[[ガンダムタイプ]]の[[モビルスーツ|MS]]に分類される。可変型として設計された名残として、バックパックの左右にフレキシブルバインダーが装備されており、これにより高い運動性を誇る。また、本機は敵機の攻撃を防御ではなく回避する事で対応するというコンセプトのため、シールドは装備されていない。装甲の色は派手な金色になっているが、これは微弱な[[対ビームコーティング]]である。「百式」という名称と金色の装甲は開発者であるM・ナガノ博士の提案であり、「'''百年使えるモビルスーツであるように'''」という願いからこの名称と装甲が採用された。また、この事はパイロットである[[クワトロ・バジーナ]]大尉も理解を示している。クワトロが搭乗する事を前提としていたため、その技量に合わせたチューンが施されている。
開発当初は高性能なモビルスーツであったが、グリプス戦役の熾烈なモビルスーツ開発競争によって戦役中盤では性能不足に陥る。しかし、基本性能とポテンシャルの高さによりパイロットによっては高い戦果を上げている。
開発当初は高性能なモビルスーツであったが、グリプス戦役の熾烈なモビルスーツ開発競争によって戦役中盤では性能不足に陥る。しかし、基本性能とポテンシャルの高さによりパイロットによっては高い戦果を上げている。
バリエーションに[[百式改]]、[[フルアーマー百式改]]、量産型百式改、陸戦用百式改がある。また、本来計画されていた可変型MSであるデルタガンダムや『機動戦士ガンダムUC』で登場した[[デルタプラス]]も関連する。
バリエーションに[[百式改]]、[[フルアーマー百式改]]、量産型百式改、陸戦用百式改がある。また、本来計画されていた可変型MSであるデルタガンダムや『[[機動戦士ガンダムUC]]』で登場した[[デルタプラス]]も関連する。
肩に描かれた「'''百'''」というマーキングは監督の富野由悠季氏のアイディアである。
肩に描かれた「'''百'''」というマーキングは監督の富野由悠季氏のアイディアである。
本機の戦闘シーンは[[ビームライフル]]で相手を狙い撃つことが多い。これはクワトロ(シャア)の基本戦闘スタイルでもあり、集団戦において迂闊に格闘戦に持ち込むと相手に隙を作ってしまうからである。反面、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が一度だけ乗り込んだときは近接戦闘に持ち込んで素早く離脱するというもので、射撃・格闘戦共に[[ヒット&アウェイ]]戦法が多い。
『[[機動戦士Ζガンダム]]』では、[[リック・ディアス (クワトロ専用)|専用リック・ディアス]]を失ったクワトロの新たな乗機として[[アーガマ]]に配備された。その高い性能とクワトロの技量で[[ティターンズ]]の[[モビルスーツ|MS]]を多数撃破したが、終盤では敵軍がさらに高性能なMSを次々と投入し、[[パプテマス・シロッコ]]の[[ジ・O]]や[[ハマーン・カーン]]の[[キュベレイ]]には流石に押され気味であった。[[グリプス戦役]]の終盤には[[キュベレイ]]との戦闘で大破し、クワトロも行方不明となった。
[[リック・ディアス (クワトロ専用)|専用リック・ディアス]]を失ったクワトロの新たな乗機として[[アーガマ]]に配備された。その高い性能とクワトロの技量で[[ティターンズ]]の[[モビルスーツ|MS]]を多数撃破したが、終盤では敵軍がさらに高性能なMSを次々と投入し、[[パプテマス・シロッコ]]の[[ジ・O]]や[[ハマーン・カーン]]の[[キュベレイ]]には流石に押され気味であった。[[グリプス戦役]]の終盤には[[キュベレイ]]との戦闘で大破し、クワトロも行方不明となった。
[[第1次ネオ・ジオン抗争]]では1機が[[ガンダム・チーム]]の戦力として[[アーガマ]]に配備された。こちらは無傷で終戦を迎えている。性能をデチューンした2号機とも、クワトロが乗っていた機体を回収・修復した機体だとも言われているが、真偽は不明である。どちらにせよクワトロ機は頭部と胸部以外全損状態だったので、ほぼ新造に近いだろう。
[[第1次ネオ・ジオン抗争]]では1機が[[ガンダム・チーム]]の戦力として[[アーガマ]]に配備された。こちらは無傷で終戦を迎えている。性能をデチューンした2号機とも、クワトロが乗っていた機体を回収・修復した機体だとも言われているが、真偽は不明である。どちらにせよクワトロ機は頭部と胸部以外全損状態だったので、ほぼ新造に近いだろう。
=== スパロボシリーズにおいて ===
== 登場作品と操縦者 ==
多数出演しているが、シールド無しの上貧弱な耐久力はきっちり再現されている。機体性能は[[Ζガンダム]]といい勝負。旧シリーズでは、[[Ζガンダム]]同様中堅レベルの能力で終盤は機体性能が低いため、活躍できるかは最強兵器のメガバズーカランチャーの使い方次第であった。シリーズによっては本機→[[百式改]]→[[フルアーマー百式改]]とパワーアップしていく作品もある。<br />
多数出演しているが、シールド無しの上貧弱な耐久力はきっちり再現されている。機体性能は[[Ζガンダム]]といい勝負。旧シリーズでは、[[Ζガンダム]]同様中堅レベルの能力で終盤は機体性能が低いため、活躍できるかは最強兵器のメガバズーカランチャーの使い方次第であった。シリーズによっては本機→[[百式改]]→[[フルアーマー百式改]]とパワーアップしていく作品もある。<br />
近年では、メガバズーカランチャーの通常兵器版が用意され通常戦闘も強くなり、劇場版Ζガンダムの設定では最後までクワトロの乗機として活躍できる程の高い能力になっている。
近年では、メガバズーカランチャーの通常兵器版が用意され通常戦闘も強くなり、劇場版Ζガンダムの設定では最後までクワトロの乗機として活躍できる程の高い能力になっている。
=== [[旧シリーズ]] ===
=== [[旧シリーズ]] ===
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
=== 武装・[[必殺武器]] ===
=== 武装・[[必殺武器]] ===
==== 武装 ====
==== 武装 ====
==== [[召喚攻撃]] ====
==== [[召喚攻撃]] ====
;モビルスーツ隊連携攻撃
;モビルスーツ隊連携攻撃
:アポリーとロベルトの[[リックディアス]]小隊随伴による連携攻撃。第2次Zで追加。弾数式で2発。Zでの特殊トライチャージを元にしている。[[バリア貫通]]がある。
:[[アポリー・ベイ|アポリー]]と[[ロベルト]]のリック・ディアス小隊随伴による連携攻撃。第2次Zで追加。弾数式で2発。Zでの特殊トライチャージを元にしている。[[バリア貫通]]がある。
=== [[特殊能力]] ===
=== [[特殊能力]] ===
;剣装備、銃装備
;[[剣装備]]、[[銃装備]]
:[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動させる。
:[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動させる。
:
:
=== [[改造|機体フル改造時のカスタムボーナス]] ===
=== カスタムボーナス ===
;「[[対ビームコーティング|ビームコート]]装備」
;[[ビームコート]]装備
:A PORTABLE
:A PORTABLE。
;「『メガ・バズーカ・ランチャー(MAP兵器)』が追加される」
;『メガ・バズーカ・ランチャー(MAP兵器)』が追加される
:第2次Z
:第2次Z。
<!-- == [[BGM|機体BGM]] == -->
<!-- == 機体[[BGM]] == -->
<!-- == 対決・名場面など == -->
<!-- == 対決・名場面など == -->
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==
アニメ映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』に登場するロボット「ザンダクロス」は百式をモデルにデザインされたものであり、原作となった漫画版では主人公が「マジンガーやガンダムみたいなかっこいい名前がいい」とまで言っている。ちなみにカラーリングは[[ガンダム|初代ガンダム]]と同じトリコロールカラーに仕上げられている。
== 資料リンク ==
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