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*キャラクターデザイン:大籠之仁(スタジオG-1 NEO)
*キャラクターデザイン:大籠之仁(スタジオG-1 NEO)
謎の組織「[[サイデリアル]]」の「鬼宿」に属する青年。オレンジのサングラスと赤いシャツ、黒いコート、白いネクタイを着用している。「死の使い」と形容されるほど陰鬱で不気味な雰囲気をまとう。
謎の組織「[[サイデリアル]]」の「鬼宿」に属する青年。オレンジのサングラスと赤いシャツ、黒いコート、白いネクタイを着用している。「死の使い」と形容されるほど陰鬱で不気味な雰囲気を纏う。
12の[[スフィア]]の一つ、かに座のスフィア「沈黙の巨蟹」のリアクターであり、[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]同様サード・ステージに移行している。ただし、ガドライトと異なり本編開始のかなり前から既にその領域に達しており、反作用を全く受けていない。<br/>
12の[[スフィア]]の一つ、かに座のスフィア「沈黙の巨蟹」のリアクターであり、[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]同様サード・ステージに移行している。ただし、ガドライトと異なり本編開始のかなり前から既にその領域に達しており、反作用を全く受けていない。<br/>寡黙な性格であり、戦闘においても感情を表に出すことなく淡々と任務を遂行する(登場シーンでのSEからすると剣術を使うらしい)。スフィアの力によるものか、戦闘中は凄まじい殺気を放つ。
本編開始以前に部隊を率いて[[ジェミナイ]]を急襲・滅亡させ、脱出してきていたガドライトをサイデリアルに回収。その後何があったかは不明だが、組織の命令に背いたアンナロッタを処刑すべく[[地球]]を訪れ、ガドライト敗北の後に彼女を抹殺。その後、時獄の崩壊直前に[[Z-BLUE]]の前に現れ、刃を交えた後、その強さゆえに地球人が滅びることになる、と告げて姿を消した。
本編開始以前に部隊を率いて[[ジェミナイ]]を急襲・滅亡させ、脱出してきていたガドライトをサイデリアルに回収。その後何があったかは不明だが、組織の命令に背いたアンナロッタを処刑すべく[[地球]]を訪れ、ガドライト敗北の後に彼女を抹殺。その後、時獄の崩壊直前に[[Z-BLUE]]の前に現れ、刃を交えた後、その強さゆえに地球人が滅びることになる、と告げて姿を消した。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== [[能力]]値 ===
=== [[能力]]値 ===
回避が低い以外は総じて高水準。アンチスパイラルに比肩するが機体で劣る。地形適応はオールSだが、尸逝天がオールAなので総合適応はA止まり。<br/>強い事には強いが、先述の通りガドライトよりは楽。ただし、時獄篇で撃墜(撤退)した後にヒビキが言うにはまだ全力でない可能性が高く、尸逝天共々天獄篇で本領発揮と思われる。
回避が低い以外は総じて高水準。アンチスパイラルに比肩するが機体で劣る。地形適応はオールSだが、尸逝天がオールAなので総合適応はA止まり。<br/>強い事には強いが、先述の通りガドライトよりは楽。ただし、時獄篇で撃墜(撤退)した後にヒビキが言うには「まだ全力でない」可能性が高く、尸逝天共々天獄篇で本領発揮と思われる。
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
;[[偵察]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[直撃]]、[[魂]]
;[[偵察]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[直撃]]、[[魂]]
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
文面だけだと分かりずらいが、感情そのものをどこかに忘れたかのように淡々とした台詞が多い。
=== 戦闘台詞 ===
=== 戦闘台詞 ===
;「魂をもらう」
;「魂をもらう」
:開始台詞のひとつ。汎用であり、なんでもない台詞のようだが、アサキムが同様の台詞を何度も口にしていたこと、ガドライトの戦闘台詞を考えると……。
:開始台詞のひとつ。汎用でありなんでもない台詞のようだが、アサキムが同様の台詞を何度も口にしていたこと、ガドライトの戦闘台詞を考えると……。
;「お前達は、やりすぎた」
;「お前達は、やりすぎた」
:同じく開始台詞の一つ。Z-BLUEが[[エタニティ・フラット]]を覆し、[[アンチスパイラル]]を打倒したことはサイデリアルの「天意」に反するらしい。
:同じく開始台詞の一つ。Z-BLUEが[[エタニティ・フラット]]を覆し、[[アンチスパイラル]]を打倒したことはサイデリアルの「天意」に反するらしい。
;「獲物だ、骸怨」<br/>「取り憑け、骸怨」
:「骸怨」使用時の台詞。
;「絶…陰…亜…業…」「獄…終」<br/>「死出の門だ」「旅立て、永遠へ」<br/>「開け、尸獄門」「滅」
;「絶…陰…亜…業…」「獄…終」<br/>「死出の門だ」「旅立て、永遠へ」<br/>「開け、尸獄門」「滅」
:「尸獄門」使用時の真言。3パターンあるがどれも低く単調で情動を感じさせない。これに限らず、尸空の戦闘時の台詞はこんな感じで淡々としている。
:「尸獄門」使用時の真言。3パターンあるがどれも低く単調で情動を感じさせない。
;「獣の血か…」<BR/>「水の交わりか…」<BR/>「風の行方か…」<BR/>「火の文明か…」
:それぞれ葵、エレメント、シモン、ガンダム&ノリコとの戦闘時。「尸獄門」の時と同じく全く抑揚がない上、こちらはただ呟くだけである。
;「なるほどな、そういう事か…」<BR/>「禁断の領域に踏み込んだか…」
;「なるほどな、そういう事か…」<BR/>「禁断の領域に踏み込んだか…」
:対[[ニュータイプ]]。「太陽の輝き」への導き手たる彼らの見る世界は、サイデリアルにとって踏み込んではならない領域らしい。
:対[[ニュータイプ]]。「太陽の輝き」への導き手たる彼らの見る世界は、サイデリアルにとって踏み込んではならない領域らしい。
;「妙だな…お前は何だ?」
;「妙だな…お前は何だ?」
:対ヒビキ。「いがみ合う双子」のリアクターとなったヒビキには、尸空から見ても妙な部分があるようだが……。ミスリルルート13話でもC.C.がヒビキを見て「お前は何だ?」とその本質そのものを問うており、[[ハーデス神]]の言も考えると、ヒビキ自身が通常の人間ではない可能性が高い。
:対ヒビキ。「いがみ合う双子」のリアクターとなったヒビキには、尸空から見ても妙な部分があるようだが……。ミスリルルート13話でもC.C.がヒビキを見て「お前は何だ?」とその本質そのものを問うており、[[ハーデス神]]の言も考えると、ヒビキ自身が通常の人間ではない可能性が高い。
;「お前が新たないがみ合う双子のリアクターか」
:こちらは別パターン。尸空の戦闘台詞でもっとも長い。
;「なるほど…希望と絶望か…」<BR/>「これでは声はかからんだろう」
:ヒビキからの被弾時。
;「こういう結果になったか」<br/>「これで俺の仕事は終わりだ」
:撃墜台詞。落とされたことに動揺せず、まるで事実を確認するかのように淡々としている。
=== インターミッション ===
=== インターミッション ===
;「無駄な抵抗はやめておけ」<BR/>「いがみ合う双子…ガドライト・メオンサム…」<BR/>「お前を迎えに来た」
;「無駄な抵抗はやめておけ」<BR/>「いがみ合う双子…ガドライト・メオンサム…」<BR/>「お前を迎えに来た」
:[[パラダイムシティ]]にて、一世一代のネゴシエイトに臨むロジャーを見て。人の手では変えられない運命と、それを可能とすることの意味……その先にあるものを知りつつ、箱庭の街から運命を決する交渉を見守る。
:[[パラダイムシティ]]にて、一世一代のネゴシエイトに臨むロジャーを見て。人の手では変えられない運命と、それを可能とすることの意味……その先にあるものを知りつつ、箱庭の街から運命を決する交渉を見守る。
;「殺してはいない。俺の任務はアンナロッタ・ストールス…お前の処刑だけだ」<BR/>「完全母系遺伝の種族・ジェミナイド…。その最後の生き残りの女…。お前を処刑すれば、その血は絶える」<BR/>「これが天意に背いたお前達の末路だ」
;「殺してはいない。俺の任務はアンナロッタ・ストールス…お前の処刑だけだ」<BR/>「完全母系遺伝の種族・ジェミナイド…。その最後の生き残りの女…。お前を処刑すれば、その血は絶える」<BR/>「これが天意に背いたお前達の末路だ」
:58話クリア時、アンナロッタの前に現れての処刑宣告。完全母系遺伝とは、どんな交配の組み合わせでも必ず女性側の遺伝子が優先される遺伝形態であり、要は母親がジェミナイドでなければ子供はその特徴を受け継げないということ。これにより、ジェミナイドは完全なる滅亡を迎えることが確定してしまった。
:第58話「いがみあう双子」クリア時、アンナロッタの前に現れての処刑宣告。完全母系遺伝とは、どんな交配の組み合わせでも必ず女性側の遺伝子が優先される遺伝形態であり、要は母親がジェミナイドでなければ子供はその特徴を受け継げないということ。これにより、ジェミナイドは完全なる滅亡を迎えることが確定してしまった。
:「天意」については不明だが、恐らくはアンナロッタが身ごもった、つまりジェミナイドの子孫を残そうとしたことが直接の原因と思われる(原因が任務放棄ならばガドライトが真っ先に殺されている)。
:「天意」については不明だが、恐らくはアンナロッタが身ごもった、つまりジェミナイドの子孫を残そうとしたことが直接の原因と思われる(原因が任務放棄ならばガドライトが真っ先に殺されている)。
:この時部下たちには気絶させた以外全く手を出していない(どの道滅ぶのならその場で殺しても問題ない)。最初の台詞から見ると任務に忠実と言うよりは、アンナロッタを処刑するよう指令を受けたのでそうしただけであり、これ以前に遭遇したガドライトや、ジェミニス隊員については何も言われていないから何もしなかった……つまり、「'''指令の内容をそのまま実行するだけしか出来ない'''」とも取れる。
:この時部下たちには気絶させた以外全く手を出していない(どの道滅ぶのならその場で殺しても問題ない)。最初の台詞から見ると任務に忠実と言うよりは、アンナロッタを処刑するよう指令を受けたのでそうしただけであり、これ以前に遭遇したガドライトや、ジェミニス隊員については何も言われていないから何もしなかった。つまり、「'''指令の内容をそのまま実行するだけしか出来ない'''」とも取れる。
;「俺を感じたか…。お前が新しいスフィア・リアクターだな」<BR/>「未熟だな…。その程度では、俺達と肩を並べるにはまだかかりそうだ」
;「俺を感じたか…。お前が新しいスフィア・リアクターだな」<BR/>「未熟だな…。その程度では、俺達と肩を並べるにはまだかかりそうだ」
:ヒビキを評していわく。'''俺達'''と言うあたり、サイデリアルには尸空以外にもスフィア・リアクターがいる事は確実。<br/>現在登場しているのは[[アイム・ライアード|牡羊座]]・[[ガドライト・メオンサム|双子]][[ヒビキ・カミシロ|座]]・[[ランド・トラビス|獅子座]]・[[セツコ・オハラ|乙女座]]・[[クロウ・ブルースト|天秤座]]・[[アサキム・ドーウィン|山羊座]]・[[ユーサー・インサラウム|水瓶座]]の7つで、残りのスフィアはアサキムの持つ正体不明の一つを除くとあと三つなので、単純に考えると尸空を含めて最大4人いる計算になるが…(魚座・射手座・牡牛座・蠍座のうち3つ+尸空の蟹座)。
:ヒビキを評していわく。'''俺達'''と言うあたり、サイデリアルには尸空以外にもスフィア・リアクターがいる事は確実。<br/>現在登場しているのは[[アイム・ライアード|牡羊座]]・[[ガドライト・メオンサム|双子]][[ヒビキ・カミシロ|座]]・[[ランド・トラビス|獅子座]]・[[セツコ・オハラ|乙女座]]・[[クロウ・ブルースト|天秤座]]・[[アサキム・ドーウィン|山羊座]]・[[ユーサー・インサラウム|水瓶座]]の7つで、残りのスフィアはアサキムの持つ正体不明の一つを除くとあと三つなので、単純に考えると尸空を含めて最大4人いる計算になるが…(魚座・射手座・牡牛座・蠍座のうち3つ+尸空の蟹座)。
;「…仲間という言葉は似つかわしくないが、同じ組織の一員ではある」<BR/>「俺の名は尸空。サイデリアルの鬼宿に属する」<BR/>「ついでにお前には伝えておこう。俺は『沈黙の巨蟹』のリアクターでもある」
:Z-BLUEと対峙して、あまりにもあっさりと自分がスフィア・リアクターであることを明かす。果たしてサイデリアルの「鬼宿」とは何か、そして「沈黙の巨蟹」の力とは……
;「決まっている」<BR/>「3分で任務を遂行する。行くぞ」
;「決まっている」<BR/>「3分で任務を遂行する。行くぞ」
:部隊を展開して。新たなリアクターを擁し、エタニティ・フラットを覆し、「シンカ」の道をひた走り、Zの終局に立つ存在……Z-BLUEの力を見極めるべく、死を齎す巨蟹が動き出す。
:部隊を展開して。新たなリアクターを擁し、エタニティ・フラットを覆し「シンカ」の道をひた走り、Zの終局に立つ存在……Z-BLUEの力を見極めるべく、死を齎す巨蟹「尸逝天」が動き出す。
;「静止した生命…時の牢獄…。確かにつまらん世界だろうな…」<BR/>「だが、それは楽園と言ってもいい。そこから脱する事を選んだのを後悔するんだな」
;「静止した生命…時の牢獄…。確かにつまらん世界だろうな…」<BR/>「だが、それは楽園と言ってもいい。そこから脱する事を選んだのを後悔するんだな」
:初戦闘時。エタニティ・フラットによる緩慢なる破滅を「楽園」と言い切っており、今後Z-BLUEに、地球に、いや宇宙に何が起こるのかを知っている様子。
:初戦闘時。エタニティ・フラットによる緩慢なる破滅を「楽園」と言い切っており、今後Z-BLUEに、地球はおろか宇宙に何が起こるのかを知っている様子。
;尸空「お前の中の希望と絶望…。それがいがみ合う双子のスフィアの力を引き出しているか…」<br/>「だが、まだまだだ。俺達に迎えるには、お前はまだ足りない」<BR/>ヒビキ「いつまでも、そんな余裕を見せていられると思うなよ!」<br/>尸空「…性分だ」<BR/>ヒビキ「やるぞ…! お前を倒して、血塗られた目の真実を解き明かしてやる!」<BR/>尸空「後悔するぞ…」
;尸空「お前の中の希望と絶望…。それがいがみ合う双子のスフィアの力を引き出しているか…」<br/>「だが、まだまだだ。俺達に迎えるには、お前はまだ足りない」<BR/>ヒビキ「いつまでも、そんな余裕を見せていられると思うなよ!」<br/>尸空「…性分だ」<BR/>ヒビキ「やるぞ…! お前を倒して、血塗られた目の真実を解き明かしてやる!」<BR/>尸空「後悔するぞ…」
:ヒビキとの戦闘前会話。知れば確実に後悔する、知らない方が良かったと嘆くことになる。サイデリアルに属する「資格」とは、そして「テンシ」の真実とは果たして……。
:ヒビキとの戦闘前会話。知れば確実に後悔する、知らない方が良かったと嘆くことになる。サイデリアルに属する「資格」とは、そして「テンシ」の真実とは一体……
;「…なるほどな」<br />「…お前達は弱くはない」<br />「だが、それ故に滅びることになる」
;「…なるほどな」<br />「…お前達は弱くはない」<br />「だが、それ故に滅びることになる」
:去り際。力を持ってしまったがゆえに地球人は滅びると宣告し、「沈黙の巨蟹」は姿を消す。果たして、Z世界の行き着く先にある「天獄」とは何なのか……
:去り際。力を持ってしまったがゆえに地球人は滅びると宣告し、「沈黙の巨蟹」は姿を消す。果たして、Z世界の行き着く先にある「天獄」とは何なのか……