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*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
 
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
 
**[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
**[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
*声優:咲野俊介
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*[[声優]]:咲野俊介
 
*種族:人間(ジェミナイド)
 
*種族:人間(ジェミナイド)
 
*性別:男
 
*性別:男
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[[アンナロッタ・ストールス]]と同様に自分達の行いは無意味であると内心分かってはいたが、今更自分の行動を変える事もできず、結局は地球人類と敵対する道を選んでしまい、結果ジェミナイを完全に滅亡の道に導いてしまった(その直接の原因であるアンナロッタの死については、[[尸空]]のキャラクター図鑑を見る限りでは彼女個人に原因があるようだが詳細は不明)。
 
[[アンナロッタ・ストールス]]と同様に自分達の行いは無意味であると内心分かってはいたが、今更自分の行動を変える事もできず、結局は地球人類と敵対する道を選んでしまい、結果ジェミナイを完全に滅亡の道に導いてしまった(その直接の原因であるアンナロッタの死については、[[尸空]]のキャラクター図鑑を見る限りでは彼女個人に原因があるようだが詳細は不明)。
   −
ボーナスシナリオ「ラスト・デイ」でジェミナイが滅ぼされる瞬間の一部始終を見る事は出来るが、母星と多くの生命を滅ぼした彼ら「サイデリアル」に復讐を誓った彼が何故傀儡となったかは明かされていない。<br/>
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ボーナスシナリオ「ラスト・デイ」でジェミナイが滅ぼされる瞬間の一部始終を見る事は出来るが、母星と多くの生命を滅ぼした彼ら「サイデリアル」に復讐を誓った彼が何故傀儡となったかは明かされていない。
また、現在明かされていない謎として、「'''ガドライト達ジェミニスはどうやってZEUTH・ZEXISの記憶を封じたのか'''」というものがある。「いがみ合う双子」の力は表面化する感情の逆転であり、記憶を封じる力はない。<br/>
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現在のところ有力なのは「サイデリアルに属する別のリアクターが記憶封じを行い、ガドライト達はそれも含めて監視するよう通達されていた」というもの。この「別のリアクター」についてはガドライトが口にした「あの方」「針」という言葉と残り4つのスフィアから考えてさそり座のリアクターである可能性がある。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:声優の咲野俊介氏は本作でスパロボ初参戦。
 
:声優の咲野俊介氏は本作でスパロボ初参戦。
:概ね紹介どおりの人物。能力が異様に高く、初登場にして[[ジェラウド・ガルス・バンテール|どこぞの筆頭騎士]]同様一人だけレベル70(HARDではLV75)と高い。アンナロッタ同様念動力持ちだが、加えて天才・見切り補正がかかっているためとにかく避けられない。攻撃力・防御力共に本作最高でその異様な防御力の高さには強化された底力の恐ろしさを再度実感させられる。初戦では1分(1ターン)だけ攻撃可能。とにかく能力が異常な上「集中」まで使ってくるので総力を尽くさないと撃破は困難だが、武器改造やマキシマムブレイクをフル活用すれば不可能ではない。初戦で撃破すると[[スーパーリペアキット]]が入手できる。
+
:概ね紹介どおりの人物だが、自軍戦闘中と休息中の[[パラダイムシティ]]バー「SPEAK EASY」とでは一人気に正反対の矛盾する発言しており、特にアンナロッタとの会話では自身の本音(スフィアに取り込まれる前の本性)を喋っている。
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:能力が異様に高く、初登場にしてレベル70(HARDではLV75)と高い。アンナロッタ同様念動力持ちだが、加えて天才・見切り補正がかかっているためとにかく避けられない。攻撃力・防御力共に本作最高でその異様な防御力の高さには強化された底力の恐ろしさを再度実感させられる。初戦では1分(1ターン)だけ攻撃可能。とにかく能力が異常な上「集中」まで使ってくるので総力を尽くさないと撃破は困難だが、武器改造やマキシマムブレイクをフル活用すれば不可能ではない。初戦で撃破すると[[スーパーリペアキット]]が入手できる。
 
:ボーナスシナリオ「ラスト・デイ」ではプレイヤーの手で操作することができ、本編とは全く違うガドライトの現役時代が拝める。当時の彼は滅び行くジェミナイから残された部隊員達とジェミナイの未来を守る為に奮闘しており、本編とは全く逆の人間性の高さを拝める。戦闘台詞も本編とは全く異なり、まるで主人公のような台詞が多い。このシナリオをプレイすると彼のイメージがかなり変わってくる。ゲーム的にも戦闘力が圧倒的なので問題なく無双が可能。
 
:ボーナスシナリオ「ラスト・デイ」ではプレイヤーの手で操作することができ、本編とは全く違うガドライトの現役時代が拝める。当時の彼は滅び行くジェミナイから残された部隊員達とジェミナイの未来を守る為に奮闘しており、本編とは全く逆の人間性の高さを拝める。戦闘台詞も本編とは全く異なり、まるで主人公のような台詞が多い。このシナリオをプレイすると彼のイメージがかなり変わってくる。ゲーム的にも戦闘力が圧倒的なので問題なく無双が可能。
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[第3次Z時獄篇]](本編)
 
;[[第3次Z時獄篇]](本編)
:[[天才]]、[[念動力]]L9、[[底力]]L8、[[見切り]]、[[気力+ (命中)]]、[[カウンター]]L8、[[精神耐性]]、[[3回行動]]
+
:[[天才]]、[[念動力|念動力L9]][[底力|底力L8]]]、[[見切り]]、[[気力+ (命中)]]、[[カウンター|カウンターL8]][[精神耐性]]、[[3回行動]]
:有り得ないくらい凶悪なラインナップ。Zの[[パプテマス・シロッコ]]と同じく、念動力([[ニュータイプ]])・天才の組み合わせに底力・見切りと反則極まりない。さらに専用スキルである'''「3回行動」'''が恐ろしすぎる。加えて異様なほど命中に特化した構成であるため、とにかく避けるのが難しい。ジェミニアの攻撃力自体が高いため、まともに相手をするなら半壊を覚悟すべし。精神耐性で脱力防御も備えるなど、ガード・極を持っていない事以外は隙が見当たらない。本作のラスボスより強く、正攻法ではまず勝ち目は無いだろう。なお、本作でスフィア絡みの能力として機体側に「スフィア・アクト」が実装された為か、SP回復は持っていない。
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:特徴として専用スキルである'''「3回行動」'''で、特に攻勢に出た時には恐怖の対象となる。[[マップ兵器]]持ちなので注意を。命中や回避に特化したスキルを持ち合わせているが、最終補正が掛かるのは「見切り」のみ。また、本作でスフィア絡みの能力として機体側に「スフィア・アクト」が実装された為か、SP回復は持っていない。
 
:隊長にも関わらず「[[指揮官]]」はなし。アンナロッタは持っているところを見ると、部下の指揮はアンナロッタに任せ、自分はジェミニアで突撃するタイプなのだろうか。
 
:隊長にも関わらず「[[指揮官]]」はなし。アンナロッタは持っているところを見ると、部下の指揮はアンナロッタに任せ、自分はジェミニアで突撃するタイプなのだろうか。
 
;[[第3次Z時獄篇]](ボーナスシナリオ)
 
;[[第3次Z時獄篇]](ボーナスシナリオ)
 
:[[天才]]、[[念動力]]L9、[[底力]]L8、[[見切り]]、[[気力+ (命中)]]、[[カウンター]]L8、[[精神耐性]] 
 
:[[天才]]、[[念動力]]L9、[[底力]]L8、[[見切り]]、[[気力+ (命中)]]、[[カウンター]]L8、[[精神耐性]] 
:「ラスト・デイ」ではこうなる。さすがに凶悪すぎる3回行動は削除されているが、他の技能は何と'''そのまま'''。ぶっちゃけ彼一人でどうにでもなる。
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:「ラスト・デイ」ではこうなる。さすがに凶悪すぎる3回行動は削除されているが、他の技能は何と'''そのまま'''である。
 
:この時のみ特殊スキルの検索一覧で「天才」が表示される。一度は見ておくといいだろう。
 
:この時のみ特殊スキルの検索一覧で「天才」が表示される。一度は見ておくといいだろう。
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=== 固有[[エースボーナス]] ===
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=== [[エースボーナス]] ===
 
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に「必中」がかかる
 
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に「必中」がかかる
 
:[[尸空]]や[[ガイオウ]]と同じボーナス。
 
:[[尸空]]や[[ガイオウ]]と同じボーナス。
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:上官と思しき男。同じサイデリアルの所属であり、彼もまたサード・ステージのリアクター。アンナロッタを処刑すべく現れた。
 
:上官と思しき男。同じサイデリアルの所属であり、彼もまたサード・ステージのリアクター。アンナロッタを処刑すべく現れた。
 
:母星ジェミナイを滅ぼした張本人であり、ガドライトにとっては仇敵。
 
:母星ジェミナイを滅ぼした張本人であり、ガドライトにとっては仇敵。
;“テンシ”
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:サイデリアルに属するナニモノカ。ガドライトはこの存在を嫌っているが理由は不明。
      
== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
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;「原初の本能、野生…! だが、それもここまでだ!」「獣の血はここで絶える! 俺の手によってな!」「これが獣の血…野性の力か!」<BR/>「澄んだ水も濁った水も全てぶちまけろ!」「機械天使! お前の中の怒りの記憶を呼び覚ましてやる!」「これが水の交わり…愛も憎しみも溶け合って力に…!」<BR/>「螺旋の男さんよ! 風の行く先は絶望なんだよ!」「螺旋の渦が風を生む! だが、それもここまでだ!」「螺旋の行方は絶望なんだよ! それを分かれよ!」<BR/>「なるほどね…これが火の文明の証ってやつか」 「火の文明の証はすべて叩き潰す!」「火の文明も終局まで来てるってのか!?」
 
;「原初の本能、野生…! だが、それもここまでだ!」「獣の血はここで絶える! 俺の手によってな!」「これが獣の血…野性の力か!」<BR/>「澄んだ水も濁った水も全てぶちまけろ!」「機械天使! お前の中の怒りの記憶を呼び覚ましてやる!」「これが水の交わり…愛も憎しみも溶け合って力に…!」<BR/>「螺旋の男さんよ! 風の行く先は絶望なんだよ!」「螺旋の渦が風を生む! だが、それもここまでだ!」「螺旋の行方は絶望なんだよ! それを分かれよ!」<BR/>「なるほどね…これが火の文明の証ってやつか」 「火の文明の証はすべて叩き潰す!」「火の文明も終局まで来てるってのか!?」
 
:上段から順にダンクーガノヴァ、アクエリオン、シモン、ガンダム(Ζ、逆シャア、UC、W、SEED)&ガンバスターとの特殊戦闘台詞。
 
:上段から順にダンクーガノヴァ、アクエリオン、シモン、ガンダム(Ζ、逆シャア、UC、W、SEED)&ガンバスターとの特殊戦闘台詞。
;「こいつは子供の使うオモチャじゃないな……」
  −
:[[碇シンジ]]との特殊戦闘台詞。さすがのガドライトもEVA初号機の異質さに警戒している様子。
  −
;「俺のスフィアは誰にも渡さねえ! お前にも、奴らにも!」
  −
:対ヒビキ。どうもサイデリアルはリアクターを覚醒させた後そのスフィアを奪おうとしているようだが……。
  −
;「こうなりゃ、三つの因子の一つを俺が殺してやる!」
  −
:対桂。
      
=== 「ラスト・デイ」 ===
 
=== 「ラスト・デイ」 ===
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;「さてと……じゃ、俺と踊ってもらおうか。地球圏最強の誉れも高きZ-BLUE」<BR/>「そして、知ってもらおうじゃないのさ。『井の中の蛙』って言葉の意味を」<BR/>「1分だ」<BR/>「1分だけ付き合ってやるよ。その間にジェミニスを甘く見たことを後悔してくれ」<br/>「じゃあ始めようか。君達にとって永劫とも思える長い1分を」
 
;「さてと……じゃ、俺と踊ってもらおうか。地球圏最強の誉れも高きZ-BLUE」<BR/>「そして、知ってもらおうじゃないのさ。『井の中の蛙』って言葉の意味を」<BR/>「1分だ」<BR/>「1分だけ付き合ってやるよ。その間にジェミニスを甘く見たことを後悔してくれ」<br/>「じゃあ始めようか。君達にとって永劫とも思える長い1分を」
 
:同話にて、アンナロッタを撤退させて。この言葉と共にジェミナイ最強の戦士が地球圏最強の守護者達に牙を剥く。ちなみに、強化の度合いによるがこの時点でのガドライトは撃破不可能なほどしぶとい。
 
:同話にて、アンナロッタを撤退させて。この言葉と共にジェミナイ最強の戦士が地球圏最強の守護者達に牙を剥く。ちなみに、強化の度合いによるがこの時点でのガドライトは撃破不可能なほどしぶとい。
;「そうかい? でも、俺の話が終わる時は君の不死の神話が終わるときでも在るんだよ」
  −
:キリコとの戦闘前会話。……[[死亡フラグ|ヤツを敵に回す事の意味]]をわかって言っているのだろうか。
  −
;「出たよ、決め台詞。だけど、あんたは負けるんだよ」<BR/>「無職でロクデナシのこの俺にな」
  −
:対赤木。もっとも、実際はサイデリアルに所属しているので厳密には無職ではないが。
  −
;「やれやれ、その上から目線……まだ自分達の立場がわかってないみたいだね」<BR/>「この宇宙から排除されるのは君達、地球人のほうなんだよ」
  −
:対ヒイロ。
  −
;「どうだい? そのアクエリオンに乗っているとおかしな気持ちにならないかい?」<BR/>「でも、君達はここで潰しておくよ。水の交わりが目覚める前にね!」
  −
:対アマタ。アクエリオンEVOLは黒歴史に刻まれたソーラーのコピーに近い存在だが、上記の戦闘台詞を考えるとただの模倣では収まらない何かがあるらしい。
  −
;「風の向くまま、気の向くまま……お前さんのドリルはどっち向きだい?」
  −
:対シモン。
  −
;「アムロ・レイ! 万全を期するためにも、あんたはここで仕留める!」<BR/>「その鋭敏な感覚……それが危険なんだよね。あんたの存在は二重の意味で厄介ってわけだ」<BR/>「悪いが、あんた相手にはちょっとばかり本気を出させてもらうぜ!」
  −
:第35話でのアムロとの戦闘前会話。Z-BLUEの面々を見下していたガドライトも元祖[[ニュータイプ]]のアムロが相手だと態度を一変させており、[[サイデリアル]]にとってもアムロは危険な存在であることがわかる。Zシリーズにおけるニュータイプは宇宙への進出と誤解なき相互理解の象徴、つまりは「火の文明」から「太陽の輝き」への導き手たる存在であり、その「先駆者」たるアムロはサイデリアルにとっては看過できない存在のようだ。
  −
;「ヘえ、君もSEEDを持ってるのか」
  −
:こちらは対キラ。「も」というか元祖である。
  −
;「世の中ってのはそういうもんさ。というわけで、君には最大限の理不尽を今から味わってもらうよ」<BR/>「とくに理由のない暴力って奴をね!」
  −
:その続き。この時点で後述の「動機」が顔を出している。
   
;ガドライト「蟲毒って知ってるかい?」<br/>アンナロッタ「コドク……?」<br/>ガドライト「蟲毒ってのは、壷の中に様々な種類の毒虫を入れた上で殺し合いをさせ、生き残った最後の一匹を使う呪術のことだよ」<br/>「まさに、地獄を生き残った毒虫だ。さぞかし強烈な呪いを撒き散らしてくれるだろうね」<br/>「この星は本当に面白い。俺たちのジェミナイじゃ思いも付かない発想だよ」
 
;ガドライト「蟲毒って知ってるかい?」<br/>アンナロッタ「コドク……?」<br/>ガドライト「蟲毒ってのは、壷の中に様々な種類の毒虫を入れた上で殺し合いをさせ、生き残った最後の一匹を使う呪術のことだよ」<br/>「まさに、地獄を生き残った毒虫だ。さぞかし強烈な呪いを撒き散らしてくれるだろうね」<br/>「この星は本当に面白い。俺たちのジェミナイじゃ思いも付かない発想だよ」
 
:第42話冒頭より。ガドライトの言わんとする「最後の一匹」とは……。
 
:第42話冒頭より。ガドライトの言わんとする「最後の一匹」とは……。
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:[[超銀河グレンラガン]]により、またしても逆転劇を見せつけられた時の台詞。その姿にはどこか哀愁すらも漂うが、これにより戦いの動機が'''逆恨みですらないただの八つ当たり'''でしかなかった事が発覚、ヒビキからは嫌悪や憎悪を通り越して軽蔑されることに。
 
:[[超銀河グレンラガン]]により、またしても逆転劇を見せつけられた時の台詞。その姿にはどこか哀愁すらも漂うが、これにより戦いの動機が'''逆恨みですらないただの八つ当たり'''でしかなかった事が発覚、ヒビキからは嫌悪や憎悪を通り越して軽蔑されることに。
 
:この激昂で遊びが完全に消えた事を表現する為か、以降、彼のデフォルト顔グラは「ラスト・デイ」でのそれと同じになる。勿論、内面まで立ち戻れたわけではないが。なお、この状態はアスカ残留ルート48話「再来する絶望」で先に出る。
 
:この激昂で遊びが完全に消えた事を表現する為か、以降、彼のデフォルト顔グラは「ラスト・デイ」でのそれと同じになる。勿論、内面まで立ち戻れたわけではないが。なお、この状態はアスカ残留ルート48話「再来する絶望」で先に出る。
 +
;「!」<BR/>「そ、そうか……そうだったのか! 今、わかったぞ!」<BR/>「お前はぁぁぁぁっ!!」
 +
:ジェニオン・ガイとZ-BLUEの猛攻に追い詰められ、逃げ出したところでアドヴェントと対峙して。要所要所で邪魔をしに現れ、今なお立ちはだかる謎の存在……その正体にようやく気づいたガドライトは、怒りのままにフォルメニアでアスクレプスを両断する。だが……。
 +
;「へ、ザマァねぇな……」<BR/>「スフィアの力で俺は生き延び、その力で今まで好き放題やって来たが……」<BR/>「最後はイミテーションにスフィアを奪われ、野垂れ死にとはよ」<BR/>「そうだな……言い訳もできねえよ」<BR/>「だがな、ヒビキ! お前も、いつかその力に飲み込まれるんだよ!」<BR/>「この程度で勝った気になるなよ! 俺に勝てたとしても、奴らには絶対に勝てねえ!」<BR/>「ハハハハハ、ハハハハハハ! もう一度、目の前で赤い花を咲かせな!」<BR/>「あばよ、呪いを引き継いだ新たなリアクター! お前のお袋さんが地獄で手招きしてるぜ!!」
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:最期(7行目は[[DVE]])。「いがみ合う双子」を奪われた挙句、ジェミニアを破壊され敗北するも、最期の最期まで地球人の可能性を認めようとはせず、あまりにも卑小な負け惜しみだけを遺し、ガドライト・メオンサムは宇宙の闇に消え去った。そこにはもはや、ジェミナイの守護者たる誇り高き姿は欠片も残ってはいなかった……。
 +
:ここに来て脈絡もなくヒビキの母親のことを口にしているが、理由は不明。「赤い花~」が「飛び散る鮮血=人の死」であることは簡単に連想できるが、「もう一度目の前で」という前提といきなりの母親に関する言及からして、ヒビキは以前に母の死を目の前で見ており、それにガドライトあるいはサイデリアルが関わっていた、ということなのだろうか?
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=== 戦闘前・戦闘用台詞 ===
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;「俺のスフィアは誰にも渡さねえ! お前にも、奴らにも!」
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:対ヒビキ。どうもサイデリアルはリアクターを覚醒させた後そのスフィアを奪おうとしているようだが……。
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;「こうなりゃ、三つの因子の一つを俺が殺してやる!」
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:対[[桂木桂]]。[[特異点]]のことを指している。
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;「こいつは子供の使うオモチャじゃないな……」
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:[[碇シンジ]]との特殊戦闘台詞。さすがのガドライトもEVA初号機の異質さに警戒している様子。
 +
;「そうかい? でも、俺の話が終わる時は君の不死の神話が終わるときでも在るんだよ」
 +
:キリコとの戦闘前会話。……[[死亡フラグ|ヤツを敵に回す事の意味]]をわかって言っているのだろうか。
 +
;「出たよ、決め台詞。だけど、あんたは負けるんだよ」<BR/>「無職でロクデナシのこの俺にな」
 +
:対赤木。もっとも、実際はサイデリアルに所属しているので厳密には無職ではないが。
 +
;「やれやれ、その上から目線……まだ自分達の立場がわかってないみたいだね」<BR/>「この宇宙から排除されるのは君達、地球人のほうなんだよ」
 +
:対ヒイロ。
 +
;「どうだい? そのアクエリオンに乗っているとおかしな気持ちにならないかい?」<BR/>「でも、君達はここで潰しておくよ。水の交わりが目覚める前にね!」
 +
:対アマタ。アクエリオンEVOLは黒歴史に刻まれたソーラーのコピーに近い存在だが、上記の戦闘台詞を考えるとただの模倣では収まらない何かがあるらしい。
 +
;「風の向くまま、気の向くまま……お前さんのドリルはどっち向きだい?」
 +
:対シモン。
 +
;「アムロ・レイ! 万全を期するためにも、あんたはここで仕留める!」<BR/>「その鋭敏な感覚……それが危険なんだよね。あんたの存在は二重の意味で厄介ってわけだ」<BR/>「悪いが、あんた相手にはちょっとばかり本気を出させてもらうぜ!」
 +
:第35話でのアムロとの戦闘前会話。Z-BLUEの面々を見下していたガドライトも元祖[[ニュータイプ]]のアムロが相手だと態度を一変させており、[[サイデリアル]]にとってもアムロは危険な存在であることがわかる。Zシリーズにおけるニュータイプは宇宙への進出と誤解なき相互理解の象徴、つまりは「火の文明」から「太陽の輝き」への導き手たる存在であり、その「先駆者」たるアムロはサイデリアルにとっては看過できない存在のようだ。
 +
;「ヘえ、君もSEEDを持ってるのか」
 +
:こちらは対キラ。「も」というか元祖である。
 +
;「世の中ってのはそういうもんさ。というわけで、君には最大限の理不尽を今から味わってもらうよ」<BR/>「とくに理由のない暴力って奴をね!」
 +
:その続き。この時点で後述の「動機」が顔を出している。
 
;「残念だったな、少年! 今までは『扉』になるって事で、お前さんの機体は、敢えて見逃してきたんだがな!」<br/>「だが、もうやめだ! 世界改変なんて面倒な事を待ってるつもりもなけりゃ、お前の親父さんのスケジュールも待っちゃいられない!」
 
;「残念だったな、少年! 今までは『扉』になるって事で、お前さんの機体は、敢えて見逃してきたんだがな!」<br/>「だが、もうやめだ! 世界改変なんて面倒な事を待ってるつもりもなけりゃ、お前の親父さんのスケジュールも待っちゃいられない!」
 
:シンジとの戦闘前会話。ここで言う扉とは『ガフの部屋の扉』のことだろうか?
 
:シンジとの戦闘前会話。ここで言う扉とは『ガフの部屋の扉』のことだろうか?
212行目: 216行目:  
:時獄篇第58話「いがみ合う双子」の対ボン太くん戦闘前会話の後半。それでいいのか、ガドライト……。
 
:時獄篇第58話「いがみ合う双子」の対ボン太くん戦闘前会話の後半。それでいいのか、ガドライト……。
 
:彼もそうだが、本作の敵の面々は[[アンチスパイラル|ボン太くんに]][[勇者ガラダブラ|対する]][[ハーデス神|反応が]][[エンジェル|妙に極端]][[トワノ・ミカゲ|だったり]]、42話「仁義なきファンシーZ」ではアンナロッタがボン太くん相手に大はしゃぎしている。
 
:彼もそうだが、本作の敵の面々は[[アンチスパイラル|ボン太くんに]][[勇者ガラダブラ|対する]][[ハーデス神|反応が]][[エンジェル|妙に極端]][[トワノ・ミカゲ|だったり]]、42話「仁義なきファンシーZ」ではアンナロッタがボン太くん相手に大はしゃぎしている。
;「!」<BR/>「そ、そうか……そうだったのか! 今、わかったぞ!」<BR/>「お前はぁぁぁぁっ!!」
  −
:ジェニオン・ガイとZ-BLUEの猛攻に追い詰められ、逃げ出したところでアドヴェントと対峙して。要所要所で邪魔をしに現れ、今なお立ちはだかる謎の存在……その正体にようやく気づいたガドライトは、怒りのままにフォルメニアでアスクレプスを両断する。だが……。
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;「へ、ザマァねぇな……」<BR/>「スフィアの力で俺は生き延び、その力で今まで好き放題やって来たが……」<BR/>「最後はイミテーションにスフィアを奪われ、野垂れ死にとはよ」<BR/>「そうだな……言い訳もできねえよ」<BR/>「だがな、ヒビキ! お前も、いつかその力に飲み込まれるんだよ!」<BR/>「この程度で勝った気になるなよ! 俺に勝てたとしても、奴らには絶対に勝てねえ!」<BR/>「ハハハハハ、ハハハハハハ! もう一度、目の前で赤い花を咲かせな!」<BR/>「あばよ、呪いを引き継いだ新たなリアクター! お前のお袋さんが地獄で手招きしてるぜ!!」
  −
:最期(7行目は[[DVE]])。「いがみ合う双子」を奪われた挙句、ジェミニアを破壊され敗北するも、最期の最期まで地球人の可能性を認めようとはせず、あまりにも卑小な負け惜しみだけを遺し、ガドライト・メオンサムは宇宙の闇に消え去った。そこにはもはや、ジェミナイの守護者たる誇り高き姿は欠片も残ってはいなかった……。
  −
:ここに来て脈絡もなくヒビキの母親のことを口にしているが、理由は不明。「赤い花~」が「飛び散る鮮血=人の死」であることは簡単に連想できるが、「もう一度目の前で」という前提といきなりの母親に関する言及からして、ヒビキは以前に母の死を目の前で見ており、それにガドライトあるいはサイデリアルが関わっていた、ということなのだろうか?
      
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
225行目: 224行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*現在明かされていない謎として、「'''ガドライト達ジェミニスはどうやってZEUTH・ZEXISの記憶を封じたのか'''」というものがある。「いがみ合う双子」の力は表面化する感情の逆転であり、記憶を封じる力はない。<br/>現在のところ有力なのは「サイデリアルに属する別のリアクターが記憶封じを行い、ガドライト達はそれも含めて監視するよう通達されていた」というもの。この「別のリアクター」についてはガドライトが口にした「あの方」「針」という言葉と残り4つのスフィアから考えてさそり座のリアクターである可能性がある。
 
*専用スキルの「3回行動」があまりに強烈だったためか、ユーザー間では「'''3回行動おじさん'''」なるあだ名で呼ばれている。
 
*専用スキルの「3回行動」があまりに強烈だったためか、ユーザー間では「'''3回行動おじさん'''」なるあだ名で呼ばれている。
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
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