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編集の要約なし
*所属:[[アインスト]]
*所属:[[アインスト]]
最上級の[[アインスト]]で、全ての[[アインスト]]を統括する存在。最後までその存在が知り得ないことから「女王蜂」のネーミングで呼ばれた。[[地球]]で発生した思念体が、あらゆる[[宇宙]]や[[平行世界]]へと生命の種子を飛ばした。育んだ生命体を見守る「監視者」としての役割が与えられた。だが、育んだ生命体が醜い争いを演じたため、その生命をリセットするべく動き出した。初期の段階では新たな生命として[[エクセレン・ブロウニング]]に目をつけて、蘇生させた上で次世代の[[アインスト]]となる役割が与えられた。さらに人間の深層心理を知るために[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]の[[クローン]]とも言うべき[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]を生み出した。しかし、「監視者」としての結論は「人間を滅ぼして、新たな生命を生み出す」「生命のリセット」という結論に達した。
最上級の[[アインスト]]で、全ての[[アインスト]]を統括する存在。最後までその存在が知り得ないことから「女王蜂」のネーミングで呼ばれた。[[地球]]で発生した思念体が、あらゆる[[宇宙]]や[[平行世界]]へと生命の種子を飛ばした。そしてアインストは育まれた生命体を見守り、宇宙に生命があふれたとき思念体が望んだ「平和な静寂の宇宙」が形成されてるかどうかを査定する「監視者」としての役割が与えられて創られた。だが、育まれた生命体が強大なエネルギーを使って醜い争いを演じたため精神の成熟を迎える前に宇宙を崩壊させてしまうと判断(COMPACTシリーズでは宇宙に無秩序に広がった生命による混沌とした状況により進化が閉塞してると判断)、その原因は思念体が創造した種子そのものに欠陥があったと考える。そして、ただ見守り査定するだけで手出しすることのない機構だったのが長い年月で狂いが生じていたため、その生命をリセットして自らの手で新しい生命の種子を作るべく動き出した。初期の段階では、「始まりの地」に今ある生命を基礎として修正を加えて次世代の生命とすべく、事故死させた[[エクセレン・ブロウニング]]に目をつけて蘇生させた。さらに人間の深層心理を知るために[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]の[[クローン]]とも言うべき[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]を生み出した。しかし、「監視者」としての結論は「人間を滅ぼして、新たな生命を生み出す」「生命のリセット」という結論に達した。そして宇宙空間すら作り出し、同じ空間に二つの宇宙は存在できないという原理により新しい宇宙を拡げて古い宇宙を塗り潰そうとした。
結局「監視者」として見守るだけの存在が、何時しかその目的から外れてしまったことは「システム」としての監視者を長期間維持するのは困難ということも知らしめてしまった。アインストの方法論は[[キョウスケ・ナンブ]]らによって否定され、ノイ・レジセイアは倒されてしまうのだが、最後の最期まで人間の心理を理解することはなかった。男女を揃えなかったのは無理解ゆえの失敗とされるが、OGではそれ意外の理由もありそうな感じになっていて、ジ・インスペクターでも新たな生命の条件に「対にならず」が含まれている。
COMPACTシリーズでは宇宙の意志に従って生命の進化を見守る立場でもあり、アインストは地球にこれ以上の進化は望めないと考えていたが、ゲッター線も進化を望む宇宙の意志による答えの1つだという。思念体に創られた機構であるが、あるいは消滅する思念体がレジセイアになった可能性もエンディングで示唆されている。[[ムゲ・ゾルバドス]]などをサンプルに究極に進化した次世代の生命の源たる己の肉体を作り出した。
『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]](OG2)』では同じ生命を生み出す起源として「[[ガンエデン]]」と「[[第一始祖民族]]」、さらに「[[アポカリュプシス]]」の存在まで示唆した。これは『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』参戦の布石といえるが、今後のOGシリーズの展開も含まれていると思われる。
『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]](OG2)』では同じ生命を生み出す起源として「[[ガンエデン]]」と「[[第一始祖民族]]」、さらに「[[アポカリュプシス]]」の存在まで示唆した。これは『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』参戦の布石といえるが、今後のOGシリーズの展開も含まれていると思われる。
;[[ベーオウルフ]]
;[[ベーオウルフ]]
:ノイ・レジセイアが放ったアインストの種子を受け取った別世界の[[キョウスケ・ナンブ]]。種子は不完全と言われたが、逆にベーオウルフはノイ・レジセイアの「古き者」を捨てるという判断は間違いだと断言した。
:ノイ・レジセイアが放ったアインストの種子を受け取った別世界の[[キョウスケ・ナンブ]]。種子は不完全と言われたが、逆にベーオウルフはノイ・レジセイアの「古き者」を捨てるという判断は間違いだと断言した。
;思念体
:COMPACTシリーズにて、太古の「はじまりの地」で発生し、生命の種子を全宇宙に撒いて消滅した。アインストの創造主。なおOGシリーズでの創造主は不明だが「古人」と呼ばれる存在とアインストの関連が示唆されている。
== 他作品との人間関係 ==
;[[ムゲ・ゾルバドス]]
:アインストが望む究極の進化のひとつ。
;[[シャピロ・キーツ]]
:進化を望んでいる宇宙の意志に唯一気付いた地球人。
;[[ディラド]]の民
:アインストが望む進化の、ある意味での完成形。
;[[ライディーン]]
:危険な力なのでアインストはムー帝国を完全消滅させようとしたが、抵抗されて海底に沈めるだけに終わった。
;[[ゲッター線]]
:生命の育み進化させる宇宙の意志による答えの1つ。しかしアインストはゲッター線では滅びに至ると捉えてる様子。
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
;シュテルン・レジセイア / [[シュテルン・ノイレジセイア]]
;シュテルン・レジセイア / [[シュテルン・ノイレジセイア]]
;「……」<br />「問題…あり」<br />「…宇宙…」<br />「静寂…で…なければ」<br />「…憎みあう…」<br />「望んでいない」<br />「望んでいない…世界」<br />「望んでいない…世界…修正…」<br />「完成する…」<br />「…新たなる…生命…」<br />「…失敗」<br />「…やはり…人間は…」
;「……」<br />「問題…あり」<br />「…宇宙…」<br />「静寂…で…なければ」<br />「…憎みあう…」<br />「望んでいない」<br />「望んでいない…世界」<br />「望んでいない…世界…修正…」<br />「完成する…」<br />「…新たなる…生命…」<br />「…失敗」<br />「…やはり…人間は…」
:IMPACT冒頭のノイ・レジセイアの問答。クリアすることで、初めて分かる台詞である。
:IMPACT冒頭のノイ・レジセイアの問答。クリアすることで、初めて分かる台詞である。
;「我こそ新たなる生命の源なり!!我こそ新たなる進化の体現者なり!!」<br />「古き始まりの地より来たりしものどもよ 塵芥に帰せよ!」
:漫画「衝撃騎士団」にて出現時。
;「だが!やがて進化は袋小路に陥った!」<br />「彼らは同じ血を持つ者同士で争い始めた」<br />「拡がりゆくのを止め 閉じた世界の中で永劫のひとり遊びに耽り始めた」<br />「宇宙は拡がり続けねばならぬもの…生命とはその為に生まれ出でしもの」<br />「これが進化の行く末だというなら…それは正されねばならない!!」<br />「故に我は来たれり!! 我は物見! 始まりの地を見守り正しく導く使命を託されし者なり」<br />「よって我ここに 与えられし義務と権利に基づき…汝らを粛清する!!」
:漫画「衝撃騎士団」にて、地球から撒かれた生命の種子により広く宇宙に生命が誕生して進化していったビジョンを見せて、生命の歴史と動機を語る。
;「「感情」!このノイズこそがお前たちを矛盾へと駆りたてる元凶なのだ」<br />「お前たちの中にもこのノイズを極力おさえ理想的な進化を遂げた者たちがいた…」<br />「ムゲ・ゾルバドス…ディラド…彼らの行為に逡巡はない あるのはただ純粋な征服欲のみ」<br />「それこそが理想の生命の在り方!」<br />「瑣末なノイズに捉われる事なく宇宙を渡っていくバイタリティー」<br />「弱者を蹴散らし踏みにじろうとも止む事のない生存本能!!」<br />「それこそが!!究極の生命!!」<br />「かくして生み出されし我!」<br />「戦い! 討ち破るッ!! その為だけに生まれた命なり!!」
:漫画「衝撃騎士団」にて、究極の生命としての肉体と理念。なお、同じく宇宙の意志の体現者であるゲッター線なら、本能のままに宇宙を渡りひたすらに征服していく[[ゲッターエンペラー|究極の進化]]へと人類を導く可能性もあるかもしれない。
;「そうだ…それでいい…そうやって…お前達は戦って…戦って戦って版図を拡げてゆくのだ…これからも永遠に戦いを繰り返し…淘汰と成長を繰り返し…いつの日かたどり着くだろう…我らが望んだ頂きへと…我らすらも乗り越えたお前達には…その資格がある!!」
;「そうだ…それでいい…そうやって…お前達は戦って…戦って戦って版図を拡げてゆくのだ…これからも永遠に戦いを繰り返し…淘汰と成長を繰り返し…いつの日かたどり着くだろう…我らが望んだ頂きへと…我らすらも乗り越えたお前達には…その資格がある!!」
:漫画「衝撃騎士団」最終話にて、キョウスケにトドメを刺された時の台詞。
:漫画「衝撃騎士団」最終話にて、キョウスケにトドメを刺された時の台詞。しかし未来のビジョン(ゲームで高熟練度だとこの後に続く逆襲のシャア展開など)を否定するキョウスケとエクセレンは、それとは違う、戦いが遥か過去の産物となった未来を垣間見る。
=== OG2 ===
=== OG2 ===
;「……ルーツは一つだけではない……」<br />「お前達に知性や力、そして試練を与え、進化を促す存在がいる……」<br />「その血を引き……『門』を開いて、古の記録に触れようとする者がいる」<br />「彼らやお前達の存在は宇宙の静寂と秩序を乱す……。故に……」
;「……ルーツは一つだけではない……」<br />「お前達に知性や力、そして試練を与え、進化を促す存在がいる……」<br />「その血を引き……『門』を開いて、古の記録に触れようとする者がいる」<br />「彼らやお前達の存在は宇宙の静寂と秩序を乱す……。故に……」
:人間の抹消を決定した理由。「宇宙を破壊する運命の刻」と言えば[[アポカリュプシス]]のように思えるが、Zシリーズの[[黒の英知|根源的な災厄]]ではないか、という見方が俄かに浮上している。
:人間の抹消を決定した理由。「宇宙を破壊する運命の刻」と言えば[[アポカリュプシス]]のように思えるが、Zシリーズの[[黒の英知|根源的な災厄]]ではないか、という見方が俄かに浮上している。
;「お前達は進化の方向を誤った。その行く末を監査する必要はない」
;「お前達は進化の方向を誤った。その行く末を監査する必要はない」
:キョウスケに対して。進化とは生命体が進む必定であり、その方向性は文字通り無限、正誤などは存在しない。アインストが生命体を理解していないことの証左ともいえるこの台詞を見る限りでは、まるでαシリーズの[[イデ]]のような物言いである。
:キョウスケに対して。進化とは生命体が進む必定であり、その方向性は文字通り無限、正誤などは存在しない。アインストが生命体を理解していないことの証左ともいえるこの台詞を見る限りでは、まるでαシリーズの[[イデ]]のような物言いである。COMPACT的には宇宙の意志に準じるゲッター線に近い立場を取っていたので、ゲッター線の人間以外に対する態度に近いとも言える。
;「我らは人間よりも遥か昔から……そして遥か未来へと存在し続ける」<br />「我らはアインストであり、ツークンフト……これからの宇宙の行く末は我らが決め、見定める」
;「我らは人間よりも遥か昔から……そして遥か未来へと存在し続ける」<br />「我らはアインストであり、ツークンフト……これからの宇宙の行く末は我らが決め、見定める」
:ツークンフトはドイツ語で「未来」の意味。監査者であり神ではないと否定していたが、過去にして未来である者というのは聖書に記された神の在りようである。
:ツークンフトはドイツ語で「未来」の意味。監査者であり神ではないと否定していたが、過去にして未来である者というのは聖書に記された神の在りようである。
;「我は礎……。完全なるものは我から生まれる……」<br />「我は混沌……。しかれど、純粋なるものは我が胎内から誕生する……」
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;「わからぬ……元々は………の……理解できぬ……お前たちは……」
;「わからぬ……元々は………の……理解できぬ……お前たちは……」
:GBA版の撃破台詞。なお、途切れ途切れになっている台詞の頭を繋げると「わか元の理お」→「'''若本規夫'''」になったりする。
:GBA版の撃破台詞。なお、途切れ途切れになっている台詞の頭を繋げると「わか元の理お」→「'''若本規夫'''」になったりする。